2011年10月アーカイブ

「出演者決定!&第1回目WS」

皆さまこんにちは、広報いちです。

本日から「テトラポット」公演に向け、

演出家の柴さん、そして出演者の方々によるワークショップが開始されました。

 

ワークショップの模様をご紹介...の前に、先日劇場ツイッターでは配信しましたが

こちらで改めて、出演者のみなさんをご紹介します!(カッコ内は所属劇団)

 

荒巻百合さん

●大石将弘さん(ままごと)

●折元沙亜耶さん

●古賀菜々絵さん

●高野由紀子さん(演劇関係いすと校舎)

●多田香織さん(万能グローブ ガラパゴスダイナモス) 

●谷村純一さん

●寺田剛史さん(飛ぶ劇場)

●原岡梨絵子さん(劇団ショーマンシップ)

●ヒガシユキコさん

●藤井俊輔さん(劇団ルアーノデルモーズ)

●米津知実さん(劇団コギト)

(五十音順)

 

これからこのブログでも続々とお名前が登場すると思いますので

ぜひチェックしてくださいね。

 

さて、今回の作品「テトラポット」は、

10月~12月にかけて月に1度のワークショップを行った後、

1月から稽古に入ります。

 

今回は、出演者決定後初めてとなるワークショップになります。

笑い溢れる楽しい時間...でありながら随所に柴さんらしさが見られる、

そんなプログラムでした。

 

まず始めに、みんなの名前を覚えよう!ということで、

名前を呼ばれた人が鬼になる、その名も「名前おに」を行いました。

...が、いつの間にか「もっと面白くしようぜ!」とオリジナルのルールが付けたされ、

最後はもはや「名前を覚える」という当初の目的はどこへやら...(笑)

WS1008 010 編集分.jpgのサムネール画像最初は「名前おに」っぽかったのですが...(右のゾンビさんが鬼です)

 

WS1008 022 編集分.jpgのサムネール画像 

いつの間にか、「お菓子争奪!陣地取りゲーム」みたいなことに...

 

そんなこんなな前半を終え、

後半はウォーミングアップを兼ねて「メリーポピンズ」の振り付けを踊りました。

(この振り付けがなんとも愛らしい!Youtubeでも見られるようですので、気になる方はチェックしてくださいね!)

 

そして最後は、16小節のリズムに乗せて自分の昔ばなしをしていく、

題して~16小節のわたし物語~。(タイトルは私が勝手につけました...)

 

これが非常に面白いのです。

WS1008 040 編集分.jpg

 

WS1008 041 編集分(正しい).jpg

話す人を中心に、他の人たちは「その人が育ったまちの建物」となって立ちます。

ある人は駅だったり、ある人はスーパーだったり、ある人は病院だったり。

そして話し手はその建物たちに囲まれながら、

さも自分がそのまちに居るかのようにして、自分の昔ばなしをするのです。

 

バックでは音楽がかかっていて、16小節流れたら話し手は別の人に交替。

 

なので、事前に全員分のパターンの立ち位置を覚え、

話し手が変わるごとに周りの人もポジションを移動。

これが延々と繰り返されます。

 

ひとりの話は16小節ごとに途切れる訳ですが、また次の順番で続きを話します。

 

話の続きが気になるのはもちろんのこと、

エピソードの選び方、話し方、物語の運び方、随所に個性が表れるのも面白かったですし、

いろんな短編ドラマを早回しでみているような、そんな気分になりました。

 

舞台背景も何もない、人と、音楽と、物語と...

それだけの空間なのですが、

なんだか一つの舞台を見終わったような、そんなお稽古終わりでした。

 

柴さん、出演者の皆さん、お疲れさまでした!

 

「テトラポット」ブログ開始!

皆さま初めまして。広報いちです。

本日より来年2月・3月に上演いたします北九州芸術劇場プロデュース作品

「テトラポット」のブログを開始します!

 

この公演は、北九州という地域性を感じさせる脚本内容で、

演出家が北九州に約1ヶ月間滞在し、オーディションで選ばれた地元の俳優陣と共に作品をつくり、

そして北九州だけでなく東京でも公演を行う、というシリーズの第5作目になります。

 

今回の演出家は、今年5月にツドエmeets北九州vol.6 ままごと「わが星」の公演でもいらっしゃった

劇団ままごと主宰の柴幸男(しばゆきお)さんです。

 

2010年に演劇界の芥川賞ともいわれる岸田國士(きしだくにお)戯曲賞を

受賞され、今最も注目される新進気鋭の劇作家・演出家である柴さん。

 

果たしてどんな物語を描いてくださるのか?

劇場スタッフも楽しみでなりません。

 

さてそんな中、924日・25日の2日間に渡り

本作の出演者オーディションが行われました。

 

tetora1-A.jpg

オーディションといえど、さながら公演のお稽古のように

柴さんの演出がどんどん飛び交い、既に物語は始まっている、という雰囲気。

 

これから半年間かけて、この作品がどのように進化を遂げて行くのか?

ぜひこちらのブログでチェックして頂ければと思います。

 

tetora1-B.jpgのサムネール画像

 

多数の参加者を前に、終始熱く、楽しそうに演出をつけられていた柴さん。

これからどうぞよろしくお願い致します!

そしてオーディションに参加してくださった皆さま、本当にお疲れ様でした。

北九州芸術劇場プロデュース公演について

2008年よりスタートした【北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズ】とは
1.北九州を感じさせる脚本内容
2.第一線の演出家が、一ヶ月以上北九州に滞在して創作
3.出演者は北九州・福岡をはじめ地元の人材を中心にオーディションで選抜
4.スタッフも劇場や地域のメンバー中心の布陣
5.東京公演を実施し、北九州から全国へ良質の演劇を発信
という5つのコンセプトをもとに創られています。

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