2012年1月アーカイブ

ども、谷村です。毎日が筋肉痛です。

谷村さん撮影寺田さん<編集>.jpgのサムネール画像

自分が紹介するのは、飛ぶ劇場所属の寺田剛史さんです。
みんなからは「てらっち」と呼ばれています。
 
てらっちとは舞台で何度かご一緒させてもらいましたが、つかみどころがないというか正直まだよくわからないひとです。
でも居るだけで稽古場の空気が安定する、例えれば・・なんだろ、空気清浄機のような、いやいや精神安定剤のような。
そこにあると安心するちゃぶ台のようなひとです。
 
稽古場では全体を見渡し、いち早く行動するひとです。
周りの人達にも気遣いを忘れないやさしいひとです。
でも黙っていると無愛想で怖いと思われるかもしれないひとです。
 
目の大きな寺田さんですが、お子さんの話になると目がなくなるひとです。
人が変わったようにお子さんの話をされます、写真もいっぱいみせてくれます。
家族を凄く愛しておられるひとです。
 
てらっち、稽古の感想を率直に教えてください。
 
て:「楽しいです!」

谷村さん<縮小>.jpg

タダカオリです。私がご紹介しますのはー谷村純一さんです。

純さんと言えば、私の印象としては
"よく北九州芸術劇場のリーディングやらプロデュースに出演されてる"でした。
純さんに、そのことについてお話聞いてみると、なんと!
北九芸劇オーディション6回中5回合格しているとのこと・・・!
そして私、その内の4作品観劇していたのでした。
道理で、そんな印象になるわけです。

それにしても6回中5回ちゃ、えらい合格率ですよ。
純さん本人もびっくりの合格率です。羨ましいっ。

そして今回柴さん演出の「テトラポット」なのですが、、
純さんは、一昨年の柴さん演出の北九芸劇リーディングセッション「わが星」にも出演されているので、
今回2度目の柴さん作品出演です。 

オーディションで選ばれしメンバーでできるチームの雰囲気は、毎回全然違うらしく
今回の「テトラポット」座組みの雰囲気はどんなですかと聞いてみると
"女性が多いです。なので男性陣は、女性陣に負けないようにとりあえず男性陣の結束力を高めてます。"と言ってました、確かっ。

確かに、女性8人男性4人のキャストですからね~、女子的会話がいっぱいです。
そんな中純さんは、稽古ではよく「いい声」と評判です。
純さん「いい声」です。なんだろう、ダンディというか、なんというか。。
そして純さんの役柄にも!もう何も書きませんが~、是非注目していただきたいです。

あと、ちょっとウッディアレンに似てます。と、思います。私だけ?

稽古場レポート

皆さまこんにちは、広報です。
キャスト紹介リレーの方、楽しんで頂けていますか?

皆さん毎日一緒にお稽古をされているだけあって
これまで知らなかった新しい一面を知ることができ、私も非常に楽しく拝見しています。
引き続きお楽しみに!

さて最近のお稽古はと言いますと...
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ちょっと見ない間にもう稽古用のセットが組まれていますよー!! 

セットが組まれた事で、よりお芝居にもリアリティが生まれてきています。
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何と言いますか、空間が定まった事でイメージがわきやすくなり、
キャストさんがより自由に、ナチュラルに動かれている気がします。
柴さんの演出も、熱がこもりっぱなしです。
0117稽古 001<縮小>合体.jpg

セリフの言い回しや強弱、一挙手一投足にまで細かな演出がつけられ
キャストさんはみるみる吸収。

この計算ともいうべき細かな演出の積み重ねによって
精密で壮大で、それでいて私達の心に自然と入ってくる、
そんなお芝居が出来上がっていくのですね。

以前柴さんがお稽古に関して、
「間違ってもいいから、とにかく止まらないで。
あなたが間違っても他の人の時間や物語は流れ続けているんだから、
自分のミスで勝手に時間を止めないこと。
そのミスは次の回で取り戻せばいいだけ。常に前に前に進んでほしい」
というような事を仰っていて、私はいたく感動したのですが、
その柴さん精神があるからか、お稽古場は本当にGO FOWARD=前に進め!
なエネルギーに満ちている気がします。

さて、いよいよテトラポット公演まであと1ヶ月を切りました!
チケットも好評発売中ですので、良い席はお早めにお求めくださいね。

★北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」公演情報はこちらから
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2011/0221tetrapod.html

ただただかおり。

多田さん1<縮小>.jpg

こんにちは!お元気ですか??

高野由紀子です。
あ!今、飴を丸呑みしてしまいました。少し苦しいですが、あの筋肉痛も和らぎ元気に稽古に挑んでいます。

今日はただただ、多田香織さんについて密告したいと思います。

彼女は"ただちゃん"と呼ばれていますけど、時たま私は香織さんと呼んでいます。

いろいろな意味で天然が入ってて、"あはっ"って笑います。動きはメルヘンなんですけど、なんだか妙で、なので、
つまりは何が言いたいかというと、多田香織氏はただただ可愛いい。っちことです。

そんな彼女は納豆が好き!
だけど稽古中は何やら粒を食べています。さわやかなやつ。
それを食べて彼女は稽古を乗り切っているので、あれは、いわば、神の粒。

多田さん2<縮小>.jpg

それと、多田氏と時たまするコソコソ話は内緒にしときます。

以上、密告でした。

高野ゆっこ。

「テトラポット」製作発表

去る1月10日(火)、マスコミの皆さんをお招きして「テトラポット」の製作発表が行われました。作・演出を手掛ける柴幸男さん、12名のキャストの皆さん(キャストを代表して、大石将弘さんと寺田剛史さんにも登壇して頂きました!)、そして劇場プロデューサー能祖將夫も加わり、約1時間たっぷりと「テトラポット」の制作秘話や作品の魅力について語って頂きましたので、本日はその模様をお届けしたいと思います!

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...とその前に少し補足をしておきますと、この「テトラポット」は2008年よりスタートした"北九州芸術劇場プロデュース公演"シリーズの第5作目であり、このシリーズには下記のような5つの特徴があります。

1.北九州を感じさせる内容である
2.第一線の演出家が、一ヶ月以上北九州に滞在して創作する
3.出演者は北九州・福岡をはじめ地元の人材を中心にオーディションで選抜
4.スタッフは劇場や地域のメンバー中心に編成
5.東京公演を実施し、北九州から全国へ良質の演劇を発信する

詳しい説明は「BEN」ブログにも記載していますので省略しますが、ぜひ
そちらもチェックしてみてくださいね。では、製作発表の模様をどうぞ!

■本作への思いと、作品構想にあたって

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能祖:今日本の演劇界で大きな注目を浴びている若き才能である柴さんが、この北九州芸術劇場という場で作品を創る事、また柴さんご自身が新たな地平にチャレンジしたいと仰っていて、その試みにご一緒出来る事に大きな喜びを感じています。

恐らく皆さん、今回のテトラポットという作品がどこに北九州らしさがあるのか?とまず思われるかと思いますが、それほどありません(笑)。
というのも、今回まず柴さんの方から「海の香りのする物語にしたい」と言われまして、その海を中心にイメージを固めていく中で、ご存知の通り3.11が起こりました。当然劇作家としては大きな関心を喚起される出来事ですし、海をイメージにする際には避けられない。"海の底に沈んだ教室"を舞台に物語を創ってみたいというお話もありましたし、それは僕としても非常に興味をそそられるので、是非そうしてくださいとお伝えしました。そういうわけで今回、あえて北九州らしさを前面に出した作品ではないですが、逆にいうと今日本が置かれている状況を踏まえた作品になっていると思います。

■作品イメージの着想について

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柴:僕は今まで普遍性の高い、つまりどこにでもあって誰でも経験した事のある話を書いてきました。地球や月を登場させて(笑)、地球人なら誰でも共感出来る、といった形で書いていたんです。

そういう普通のお話とは少し違うやり方をとってきたのですが、今回もう一度、もともと好きだった形の作品を創ってみたいと思っています。ひとつのシチュエーションに色んな人達が出入りして、その小さな人間関係から世界全体に繋がる普遍性が見えるような、そういうお芝居を。

海が生活の場所のひとつとして、例えば空や山と同じように在るのが北九州の魅力だと僕は思っています。今までは匂いがしない透明度の高いお話を書こうとしていたところがあるんですが、今回は海のにおいや人のにおいが混ざり合った凄く濃い人間関係を持った話にしたいと思っています。

そんな事を漠然と考えている時に震災が起こりました。何度も何度もテレビで見た海の映像は僕の中にも蓄積されています。実際に去年、福島県を訪れた時にも見に行ったので、海のイメージは強く残っています。

それはわざと消し去るのでも特別に取り上げるのでもなく、作品に否応なく練り込まれてきているものなんです。僕の作品は、ある一点からどこまで広い世界観を広げられるかという所で勝負をしているので、今回は北九州の海からどこまで大きい時間の幅を作れるか、3.11があった日からどこまでイメージを広げ、世界の事についてもう一度考えられるのか、といったことを出来るだけ広く捉えられるような作品にしたいと思っています。

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と、ここで質疑応答に入る前に、キャストの紹介が行われました。今回のキャストは、オーディション選抜による10名、そして柴さん指名による2名―柴さんと同じ劇団「ままごと」所属で柴さんに厚い信頼を置かれる大石将弘さん、そしてリーディング「わが星」に出演され柴さんに新たな男優感を見せてくれたという地元「飛ぶ劇場」の寺田剛史さん、を加えた12名。
柴さん曰く"その人自身の色があって重ならない、それぞれが人として立ってる人達に出演して貰いたかった"というだけあって、個性豊かな面々が顔を揃えました。ではキャストを代表して、大石さん、寺田さんのコメントを少しだけご紹介します。

■出演キャストからのコメント

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大石(写真左):柴さんのお芝居は毎回メンバーが割と違うので、その時に集まった人達とその時の柴さんの思考が出会って、その度に新しいものが生まれるのが非常に新鮮です。

北九州芸術劇場というところと柴幸男という人が出逢って起こした渦の中に、12人が身も心も飛び込んで、あがいて、尚且つ観客の皆さんの思惑みたいなものも加わって、どんどんその渦が大きく不確定なものになっていくといいですね。そしてそれが、今年の日本で一番"変な渦"になるといいなと思います。

寺田(写真右):秋と言えばサンマ、夏と言えば海...何を言いたいかと言うと(笑)、今日本の演劇界で一番旬な柴さんと一緒に作品を創り、それを東京に発信出来る事をとても嬉しく思っています。柴さんの作品には女性が多いので、稽古場の"女子的なノリ"に負けないよう男子も頑張ります。

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寺田さんが言うように、通常女性キャストが殆どという柴さんのお芝居において、男性が4人もいる事、尚且つその4人が割と物語の中心を担っていく―というところも今作の見どころの一つです!そしてこれより、マスコミの皆さんからの質疑応答に入りました。

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■今回新しいものにチャレンジしたいという事ですが、具体的にどういうものですか?柴: まずはキャスト12人にちゃんと役名があります(笑)。僕のこれまでのお芝居では、配役を交換しながら色んな役を演じる事で全員がどんどん主体性をなくし、誰にでも当てはまる広いところから、お客さん一人ひとりの思い出や未来の予想といった"個"に迫っていきました。

でも今回はキャスト一人ひとりに名前や人間関係があって、彼らそれぞれの個別の物語が膨らんでいって、お客さんや日本や地球、もしくは長い歴史というものを貫通していくような作品にしたいと思っています。

あとは舞台も今までは抽象的なものが多かったんですが、今回は照明さん、音響さん、美術さんといった色んなテクニカルの人の力を全部借りて、舞台装置や照明音響なんかも、かなり凝っていく事になると思います。

 

■過去にもこちらの劇場で公演を行われていますが、今回改めてタッグを組むにあたり何か手ごたえはありますか?

2年位前から、東京で創ってそれをどこかで公演するという形だけじゃなく、自分が"どこで誰と創って誰に見せるか"っていう事を自分で決めていかなきゃいけないと思っていて、それが出来る場所を探す旅をしていたんです。だからこの企画は、僕にとっては凄く重要性が高いんです。

初めて北九州芸術劇場に来たのが「わが星」のリーディング公演の時で、稽古は短いし出演者は多いしでとても大変な現場だったんです。でもその時の印象として、劇場のスタッフの方が凄く楽しんで作品づくりに関わってくれていて。これはやっぱりそういう劇場とそうじゃない劇場があるし、この人達とだったら"箱だけあるからお好きにどうぞ"的なものじゃなく、本当に劇場と一緒に新しいチャレンジが出来るんじゃないかなっていうのを凄く感じています。

■テトラポットというタイトルに込められた意味は?

海はあれど、あるのは砂浜でなく防波堤―そこでイメージしたのがテトラポットだったんです。日本全国の海にあって。これをモチーフとしてうまく使う事で、北九州の海から全国の海、日本の海に繋げていく事が出来ないかな?と思って。

それから僕には、テトラポットが "交わらない人間関係" やひとつの"可能性"を現わすものにも見えてきたんです。テトラポットの四つの足それぞれが人物相関図の線だとして、それは伸ばしてっても交わらずどこまでも平行線、だけどテトラポット同士は重なるという、その形が面白かったりして。

それからだんだん調べていくと、海から陸上に上がった四足動物の事を"テトラポーダ"って呼んでいたらしいんです。人間も同じように、海から出てきて陸に上がって生活している。

今でも「テトラポット」はあくまでキーアイテムの一つですが、人と海の関係性を取り持つちょうど中間地点にあるもの、そもそもは防波堤だったけれど、逆に海とコンクリートを近づけて陸から海へ一歩降りていくための階段みたいになるかな、と思っています。

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最後までお読み頂いた皆さん、ありがとうございます!
柴さんの様々な想い、そしてキャストの皆さんの力強い言葉に
劇場スタッフもますます期待を寄せるばかり。
会見の最後に柴さんが仰っていた「北九州のお客さんの期待に応えたい」という言葉通り
皆さんの心に突き刺さる、何かを残してくれる作品になる事間違いなしですので
ぜひぜひ、劇場にお越しくださいね!

会見6.jpg

公演情報詳細はこちら
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2011/0221tetrapod.html

高野由紀子をご紹介

 高野さん写真1<縮小>.jpg

はじめまして!コガと申します。今日は私がキャスト紹介担当です。
宜しくお願い致します!

今日ご紹介させていただきますのは、演劇関係いすと校舎所属の高野由紀子ちゃん。
通称、ゆっこと呼ばれてます。
柴さんの作品が好きで毎回欠かさず観てる方はお気付きかと思いますが、2010年11月に北九州芸術
劇場にて製作、上演されたリーディングセッション合唱交響曲「わが星」で、ちーちゃん役の一人
を務めたのが彼女です!

彼女の特徴は、何といってもいとおしいキャラクターです。
ふとした時の発言がすごくチャーミングで、不意討ちによく遭ってます。
今は色々なシーンが出来て、それを稽古で何回も見るのですが、きょとんとした独特の話し方に、個
人的にはいつも胸がきゅんきゅんさせられています。
ゆっこちゃんはイッシーさんこと大石さんとシーンを共にすることが多いのですが、イッシーさんは
彼女の面白さに毎回笑いをこらえるのが大変そうです。

ある時、ゆっこちゃんに対して悪口を言うというシーンが追加されたんですが、そのセリフを聞きな
がら、ゆっこちゃんは「なんてこった...」とぽっそり呟いていました。
呟きが素朴で、またやられてしまいました。

またある時は、シーンでダメ出しや注意を受けていて、ゆっこちゃんは自分のダメ出しをすごく真面
目に聞いてるんですが、時々ぷっと笑うのです。
真面目なんだけど、真剣なんだけど、ぷっと笑うことでちょっと落ち着きすぎたり固くなった空気を、
一瞬にして柔らかくしてくれます。いつも絶妙なタイミングでぷっと笑ってくれるので、とっても助
けられます。勝手な想像ですが、柴さんもキャストのみんなもゆっこちゃんの絶妙な笑いに随分助け
られてるのではないでしょうか。

ゆっこちゃんの魅力、まだまだ沢山ありますが、それを最高の形で一つ一つ肌で感じて頂けるのは、
やはり劇場ではないでしょうか!

高野さん2<縮小>.jpg
みなさん、劇場でゆっこちゃんと是非会ってみて下さい♪

☆突っ込まれ愛No.1!!!古賀ちゃん☆

古賀さん<縮小分>.jpg

こんにちは、折元沙亜耶です。

「テトラポット」稽古開始一週間目ですが、稽古場の雰囲気が心地良く、毎日少しずつ広がっていく
物語の世界に胸がとても弾み、日に日にケータリングのチョコレートの消費量が激しくなっている
今日この頃です。


今回、私が紹介させて頂くお方は『古賀ちゃん』こと『古賀菜々絵』さんです\(^^)/

稽古場での古賀ちゃんは、柴さん、キャストの皆さんからの【突っ込まれ愛No.1】です!!!
古賀ちゃん曰く、ただ空回りしているだけだよ~とおっしゃっていましたが、全てに全力で一生懸命
で努力家の古賀ちゃんの姿に私はいつも大きなパワーをもらっています☆

本作で古賀ちゃんは『川合らっこ』役でご出演されます。
名前の通り、古賀ちゃんの魅力満載のとっても可愛いい登場人物なんですよ~♪♪
ぜひ是非、お楽しみにしていて下さいね(*^^*)

*最後に古賀ちゃんに本作の意気込みを*

「やれるかやれないかじゃなくてやるしかない、canかcan'tじゃなくてDO!!きっと誰もがそう思って
いると思います。さらに誰もが本当に素敵な作品になるのではないかと感じています。もう本当に
そわそわしています。」とキラキラとした笑顔でお話しして下さいました★

-写真は稽古場でハーモニカを持っている古賀ちゃんです-


では、引き続き『テトラポット』を宜しくお願い致します☆♪

折元さん<縮小>.jpg

『テトラポット』出演の大石将弘です。

キャスト紹介リレーの第2回。

今回は、さあやん(折元沙亜耶さん)をご紹介します。


や、やっぱご紹介しません。できません。

プレ稽古何回かと、1月に稽古がはじまって丸1週間、
共演者11人の人物像をなんとなくはつかんだ気でいて、
それぞれを、キャラクターっていう大きめの箱に、こう、分類して一段落したところです。

だがしかし、その分類作業の中で、どの箱にいれるかわからなくて、
間違いなく自分から遠い箱であることは確かなんだけれど、
どこだー、って思って持て余して、そわそわしているのが、さあやんです。

いったいどういう生活環境で育てば彼女のようになるのか想像できません。


さあやんは、だいたいにこにこしています。
にこにこしていない時を探すほうが大変です。
でもお芝居のときに急にきょとんとした顔もするので、にこにこ以外の表情ができないわけではなくて、
普通の人の素の顔っていうのが、にこにこなんだろうと思いますよ。

その時点で意味がわかりません。
るろうに剣心の瀬田宗次郎くらいしか知りません、そんなキャラクター。
瀬田宗次郎が伝わらないか。すみません。


さあやんに、怒ったりするんですか?ってきくと、
「怒らないんですよー」って言って、 
「その質問よくされるので、なんか悪いなって思って、
 『わたしだって怒りますよー』って答えちゃうときもあるんですけど」

その気の使い方もよくわかりません。


その人から真意が読み取れないっていうのは、でもすごく面白くて、
お芝居をしていても、彼女のことがよくわからないので、観ているほうは
すごくいろいろ想像させられて、それは同じ舞台上にいてもそうで、
なので揺さぶられて、とても楽しいです。っていうのは確かだなあと思います。

だから本当に、舞台上の彼女の、もちろん舞台降りていてもですが、
ふわふわした魅力に、本当に、魅せられますぜ、あなたたち。


ちなみに、
さあやんの嫌いな食べ物は、「揚げ豆腐」です。
こどものときに一回食べて、お人形の味がしたからだそうです。

お人形の味ってなにそれ!食べたの!?お人形食べてみたの!?
もう、わけわかんない!!

大石さん差替<修正>.jpg

イシはね、TOKYOから来たんよ。「ままごと」って劇団にいるよ。
柴さんの良き相棒さ。
チラシのイシはちょいとキツネ目。だけどホンモノはもっと優しい目をしてる。
ほらね今日も無邪気に笑うよ。あ、チラシの時より髪が伸びてるね。

稽古場ではいつもU社の企業コラボT着てる。
これと「わが星」のTシャツしか持ってきてないんだって。
コラボT気に入ってるんだね。安いしね。お得だね。
イシはそう、すごく声もいいよね。イシと話せば、ざわつく気持ちも落ち着く。
エアバレーでもナイス!ナイス!って、人一倍の声かけ。ありがとう、
いっぱい、いっぱい、励ましてくれて。
まだまだ稽古は始まったばかり。そして慣れない土地での生活が始まり、
どう?イシ、ここ(北九州)に馴染めそうかな。
今日もマスク着用。稽古前には念入りなストレッチ。さあ、行くぞ!
って背中が語ってる。
頼もしいぞ、イシ。GO GO! イシ!
いっしょに「テトラポット」面白くしてこうね。

 

本日より全12回に渡って、「テトラポット」のキャスト陣による
~キャスト紹介リレー~をお送りします!

キャスト同士だからこそ分かる、
それぞれのディープな、意外な!?一面をお届けしていきますので
どうぞお楽しみください!

いよいよお稽古開始!

皆さま明けましておめでとうございます。
広報です。

2012年の幕開けとほぼ同時に、いよいよ「テトラポット」のお稽古が始まりました!

初日には柴さんやキャストの皆さん、そしてスタッフ・劇場プロデューサーによる
顔合わせを行い、スタートを切りました。

お稽古はというと、ワークショップ恒例・エアバレーボールなどで体をほぐした後、
12月のワークショップの際と同様、柴さんから言われた言葉をその場で覚え
少しずつシーンを進めていくというやり方。

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ある一定のシーンを最後までいったら始めに戻る、という形で
無限ループのように行っていたのですが
キャストさんがそれぞれに、毎順違った喋り方や間の取り方を試されるので
「なるほど、そんな言い方もあるんだ」と新しい発見の連続。

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またお稽古中はバックで音楽がかかっている事が多いのですが、
音楽も柴さんが色々と変えられていく為、
それによってずいぶんと空間の色が変わっていました。

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私達の日常でも、聞くとハッピーになる曲、切なくなる曲、など
音楽によってその場の雰囲気がガラリと変わったり、
また気分を変えるために意図的に音楽を選んだりする事があると思うのですが、
そうした音楽の持つ力の大きさを再認識しました。

演劇を通して、こうした日々への"気付き"を与えて貰えるというのは
つくづく素敵な事だな~と思ったお稽古始まりでした!

初回なので長くならないよう、この辺で(笑)。

北九州公演まで約1ヶ月半、引き続き「テトラポット」をよろしくお願いします!
チケットの方も絶賛発売中ですので、良い席はお早めにお買い求めくださいね。

北九州芸術劇場プロデュース公演について

2008年よりスタートした【北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズ】とは
1.北九州を感じさせる脚本内容
2.第一線の演出家が、一ヶ月以上北九州に滞在して創作
3.出演者は北九州・福岡をはじめ地元の人材を中心にオーディションで選抜
4.スタッフも劇場や地域のメンバー中心の布陣
5.東京公演を実施し、北九州から全国へ良質の演劇を発信
という5つのコンセプトをもとに創られています。

2012年10月

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