

[ビレハチWSレポート]12/15・16に公演が行われるvillage 80%。その作品づくりの方法を体験してみるワークショップが、今日&今日行われます。今から昨夜行われたワークショップの様子をレポートします!
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2012/1215village.html ...
[ビレハチWSレポート①]自己紹介の流れから、自分の「嫌いな食べ物」について話します。一人が話したその内容を、今度は隣の人が、あたかも自分のことのように話す、という流れ。人の話を自分のこととして引き受け、発話するというワークです。
[ビレハチWSレポート②]今度は言葉ではなく、身振りでイメージを伝えるワーク。ジェスチャー伝言ゲームのような感じですね。外から見ていると、何を伝えようとしているか全然分からない...でも手渡されているイメージを探る感覚が面白そう!
[ビレハチWSレポート③]言葉、身振りでイメージの受け渡しを体験した後は、自分語=勝手につくった意味のない言葉(ほにゃらふにゃら的な)を使っての会話。何でもいいはずなのに、自分のイメージに合う言葉を見つけるのは、意外と大変そうです。
[ビレハチWSレポート④]最後のワークでは、メモ用紙に「短い台詞」を3つ書きます。それをシャッフルし、それぞれ引きます。手元にやってきた一見何の関係もなさそうな3つの言葉。2人一組→4人一組で、それらを繋げて会話を作ります。
[ビレハチWSレポート⑤]たまたますごく普通の会話のようになることもあれば、繋がってはいないけど、なんとなく状況としては成立するように見える、あるいは噛み合ってないのが逆に面白い...というようなことも。
[ビレハチWSレポート⑥]考えてみたら、普段話している時も、急に全然関係ないことを思い出して口にして、何であのタイミングでそのことが頭に浮かんだんだろ、って思うことありますよね。しかも、そんなでも意外と自然と会話は続いていく、という...
[ビレハチWSレポート⑦]そんな感じで、何かを演じるってどんなことなんだろう、とか、イメージを持って伝えるってどんなことなんだろう、対話が成立する/しているように見えるのは、なぜなんだろう、といったことを考えたり感じたりした1日目でした。
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2012/1215village.html ...
【ビレハチWSレポート①】今週末に公演を控えたvillage 80%、その作品手法をシェアする事前WS2日目。まずは言葉を回しながらウォーミングアップ。
【ビレハチWSレポート②】2人一組で一人が目を閉じ、もう一人が背後から操るワーク。途中で相手を変えたりしながら、グルグル...手の平と背中でコミュニケーションを図ります。
【ビレハチWSレポート③】ウォーミングアップ後は、2人一組で自己紹介。その後、相手のことをみんなに紹介します。紹介される人はいすに座り、紹介する人が横に立ちます。
【ビレハチWSレポート④】実はここでの自己紹介にはいろんな嘘が入っています。でも見ている人には分かりません。その人について語られることが、その人そのもののように見えてきます。その体験は椅子に座った人がいなくなっても続くのでしょうか...
【ビレハチWSレポート⑤】今度は人からモノに対象を変えて紹介します。自分の持ち物を一つずつ持ち寄り、それをシャッフルして自分のものであるかのように喋ります。
【ビレハチWSレポート⑥】最後は、部屋の真ん中に置かれた椅子に一人が座り、それぞれが手元のモノとその人の関係について話します。例えば「このおもちゃは私の息子がプレゼントしてくれたんですけど...」といった感じでお話が始まります。
【ビレハチWSレポート⑦】話している人、その人が持っているモノ、そして語られる人。それぞれの間に直接的な繋がりはありません。でも本来バラバラな3つが、ある瞬間だけ繋がりあって、語られる人のストーリーが見えてくる... そういった体験を劇的と呼べるのかも...と感じる時間でした。
と、いうわけで2日間に渡ってお送りしましたビレハチWSレポート。全般的に写真が地味...でしたね。劇団の演劇観が少しでもかいま見えるレポートになっていれば...と思います。公演は12/15・16の2日間です。小劇場でお待ちしています!http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2012/1215village.html ...