[俳優講座(2)] しゃべり言葉を調べる〜俳優のための基礎研究として〜
俳優講座(2)概要と募集要項

俳優講座(2)では、昨年好評だった山内健司氏の講座を今年も実施します。

年代、立場、状況によって様々な表情を見せる「話し言葉」を検証する2日間の講座は、舞台に立つ者にとってまさに“目からうろこ”の体験となるでしょう。幅広い世代の方々の参加をお待ちしています。

◎日程:8月18日(土)・19日(日)全2日間
◎会場:北九州芸術劇場・創造工房(リバーウォーク北九州6階)
◎受講料:5,000円(全2日分)
        *講座初日にお支払いいただきます。
◎応募資格:
俳優として舞台経験がある方(高校生からベテランまで、様々な世代の方の参加をお待ちしています!)。

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◎応募方法:
専用の応募用紙に必要事項を書き込み、写真貼付の上、表紙に記載のあて先まで郵送ください(持参も可)。なお、定員を超えて申し込みのあった場合、書類選考となりますので、応募用紙は出来るだけ詳しくお書きください。
◎募集人員:20名
◎応募締切:8月4日(土)必着

◎スケジュール:
1日目〔8月18日(土)13:00〜21:00〕
2日目〔8月19日(日)11:00〜19:00〕

講座について

演劇の台詞の多くは「話し言葉」です。それは私たち自身の「本物の話 し言葉」に大変似ています。私たちが充分に知っているかのように思いがちなこの「本物の話し言葉」はどんな姿をしているのでしょうか? そしてそれは演劇の台詞とどう関係があるのでしょうか? このプログラムは、私が俳優として舞台上で感じていることから立ち上げた、オリジナルのプログラムです。独自のやり方で、実際に個々人のしゃべる言葉と向き合い、詳細に調べながら、その圧倒的な複雑さや、人によって全く異なる個性を味わい、楽しんでいきたいと思います。「本物の話し言葉」を知る体験を通して、俳優としての基礎の力について考えましょう。そして自分で自分を鍛えましょう。演劇のジャンルは問いません。どうぞお気軽にご参加ください。

Posted by 北九州芸術劇場 at April 06, 2007

[俳優講座(2)] しゃべり言葉を調べる〜俳優のための基礎研究として〜
講師 山内健司氏プロフィール

ph_yama.jpg山内健司(やまうち けんじ)
俳優。1963年大阪生まれ。1984年より劇団青年団に参加。「現代口語演劇」を提唱し、90年代以降の日本の現代演劇に大きな影響を与えてきた平田オリザによる青年団の作品の、ほとんどに出演。また、フレデリック・フィスバック(仏)、ロラン・グットマン(仏)、バリー・ホール(米)など海外の演出家の作品にも参加。また、2000年より桜美林大学にて非常勤講師に就任。俳優という立場から、自らの言葉で演劇について語ることをめざす。
【代表作品】青年団『ソウル市民』『暗愚小傳』『東京ノート』

Posted by 北九州芸術劇場 at April 06, 2007