[連載] 劇場ナン・コレ 第2回 劇場はイキモノ毎日華やかな世界が生まれ、熱気・歓喜・興奮・感動に包まれる劇場にも、静かな空気が「こんにちは」している時がある。そのひとつが、次の催しがやってくる間の日。 「催しのない日にでも見学にお邪魔しま〜す。」と、軽率な発言をした自分の阿呆面を思い出すと恥ずかしい限りです。催しのない日=劇場もスタッフも「お休み」ではないのですな。 機材を整理したり、機構(舞台装置等)を点検・修理したり、いつかの時に備えオリジナルの機材やツールを作ったり、次の催しの打合せをしたり。様々な面で工夫しながら、いつも使いやすくクリエイティブな場所であるように、皆が活き活きと「劇場のため」に動いていた。「劇場は生きている。」と痛感。劇場は生きモノであり、活きモノなんですなぁ。 〈今回のナン・コレ〉 文・イラスト トミタユキコ 2006年09月20日
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