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2013年11月04日 19:59

シアターラボ・リターンズ 稽古リポート 一週目

10月21日から稽古が始まったシアターラボ・リターンズ「みつことコンビニ、大臀筋。」
過去のシアターラボ・シリーズの卒業生による記念公演...
とはいえ、今回の座組で作品をつくるのははじめてのこと
果たして稽古場の様子はどうなっているのでしょう?
一週目の稽古を振り返ってみたいと思います!

稽古の初日は、キャスト&スタッフの顔合わせからスタートです。

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こちらは今回の演出を担当する、シアターラボ2010卒業生の穴迫さん。
北九州の劇団、ブルーエゴナク主宰でもあります。
今回初めて北九州芸術劇場小劇場での演出に挑みます。

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そしてこちらはシアターデモ2013で劇作家デビューを果たした「みつことコンビニ、大臀筋。」の作者・五郎丸さん。
稽古初日の顔合わせ&脚本読みに立ち合って下さいました。
今回は自身の作品が初めて本公演として上演されることに加え、初めて自身以外の演出家の手によって作品化されることになります。

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初日の稽古場では、まずはキャスト、スタッフ一緒にアイスブレイク!
参加者にはそれぞれシアターラボ・リターンズでのあだ名があります。
こちらは、あだ名に動きを付け、それをテンポ良くまわしていく、というワーク。
身体の動きって結構キャラが出るものです。

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そんなこんなで、いつの間にやら和気あいあいです。

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一通り身体が温まったら、
穴迫さんによる、演出プランの説明です。
これから一緒に作品をつくっていくスタッフ&キャストに、さしあたっての妄想をぶちまける...というこの時間。

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穴迫さんのイメージを受けて舞台や照明、音響のプランをつくっていくことになるので、スタッフの表情は真剣そのもの。
果たして、どんなプランになっていくのでしょう?

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こちらは二日目以降の各班の様子。
舞台班と照明班は穴迫さんから提案された舞台の組み方が、現実的に可能なのか、ベースのアイデアはそのままで、もっとうまい見せ方はないかなどなど、試行錯誤しています。

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音響班はこちら。
今回のシアターラボ・リターンズの特徴の一つは、これまで参加者にとって「講師」という立場で手取り足取り作品づくりを指導してくれていた劇場スタッフが、「アドバイザー」という影の存在になること。これまで以上に主体的に、演出家の世界観を具現化するために思考錯誤し、喧々諤々の議論を繰り返し、形をつくっていく必要があります。

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キャスト陣は台本読み。
初日は座ったまま、台本を全部通してみます。
すでにそれぞれのキャラがにじみ出ていて、何とも言えない可笑しさが...
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そして二日目以降はいきなりの立ち稽古。
みなさんシアターラボ・シリーズに参加した後も役者として活動を続けている人ばかりなので、スムーズに立ち稽古に入っている印象。
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果たして、この先どんな稽古になっていくのか...
どうぞご期待ください!

「みつことコンビニ、大臀筋。」公演情報はこちら