シアターコラボ2010(H22年度)

北九州芸術劇場 学芸ブログ

HOME » シアターラボ » シアターコラボ2010(H22年度) » シアターコラボ2010 始まりました!!

カテゴリー

月別アーカイヴ

ブログ内検索

2010年12月05日 13:30

シアターコラボ2010 始まりました!!

16歳の高校生から69歳の年配の方まで
「演劇をやるぞ!」という熱い思いを持った18人が
今日から3週間、実践的な演劇作りに励みます。

局長:泊より
「今日からみなさんは、劇団員です!」
というお決まりのセリフでいよいよスタートしました。

参加者の方は、劇団員として、俳優として、音響・照明・舞台スタッフとして
それぞれの役割を持って、実践的に学んでいきます。
役割があるとはいえ、各講座は、役割に関係なく全員で受講し、
3週間後の公演に向けてさまざまなことを体験していきます。

1129_colabo-2010_1.JPG

みなさん緊張の面持ち。

 

イントロダクションとして、
舞台・音響・照明・制作の講師陣より少しだけ講座の説明がありました。
舞台技術でやることは、音響・照明以外全部!だそうです。

 

 
ざっとこのくらい。
挙げるとキリがないので、詳しくは講座で!

 

 

さっそく、演出の後藤香さんによる俳優講座です。
 
笑顔がすてきな後藤さん。


初めに軽くウォーミングアップして、筋トレをしていきます。
 
腹筋中。

 

後藤さんのお手本。


ストレッチ

1129_colabo-2010_6.JPG

どすこ~い

 

 


そして、ダンス!

 
みんなでの初ダンス。ちょっとぎこちなさが(笑)


筋トレからダンスまでのウォーミングアップを
これからみんなで覚えていくようです。
ちょっとむずかしそうな振りがあったりしていましたが、
楽しそうなダンスでした。

 

 

最後に本読み。

シアターコラボ2010では、12月18・19日に
モリエールの「町人貴族」をリーディングで上演します。

まだ配役が決まっていないので、
後藤さんから割り当てられた役を俳優陣が読んでいきました。
 
 

初対面ということで、みなさん緊張されているようでしたが、
これから意見をぶつけあったりして、劇団らしさがでてくることでしょう。
コラボ2010ではどんな劇団になるのか、とても楽しみです!!

講座や稽古を随時レポートしていきますので、
お付き合いのほどよろしくお願いします。

講師プロフィール


演出家:後藤 香
1967年、大分県佐伯市生まれ。劇作家・演出家・役者。1990年、座”K2T3結成、座長を務める。同劇団のほぼ全ての作品に出演、演出・脚本を手掛け、外部作品にも多く携わる。2008年からフリーに。大野城市まどかぴあ こどもミュージカル演出、男女共同参画推進センターアミカス 劇団アミカス講師など、子どもや演劇初心者に芝居の楽しさを伝える活動に積極的に取組む。現在、春日市ふれあい文化センター ジュニアドラマセミナー講師、九州ビジュアルアーツ非常勤講師を務める。

舞台技術講座:有門正太郎
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、'00年~'05年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。'05年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場舞台機構係に配属。

音響講座:杉山 聡
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場音響係に配属。

照明講座:大久保 望
1973年生まれ。北九州市出身。小倉市民会館照明係として勤務したのち、株式会社九州共立入社。九州厚生年金会館ホール管理を経て2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場照明係に配属。主に劇場主催公演の担当を行うとともに財団主催「わたしの青い鳥」の照明オペレーターとして2年目より参加。

制作講座:北村 功治
1972年生まれ。佐賀県出身。1994年に北九州市を活動基盤とする劇団「飛ぶ劇場」に入団。以降、役者として10数年活動した後、2005年ごろから劇団の運営などに関わりながら、自身の創作ユニット「北中」を立ち上げ活動を行なう。2006年に飛ぶ劇場の専任制作を勤め、2008年に飛ぶ劇場を退団。退団後は、引き続き飛ぶ劇場の公演制作や劇団二番目の庭のプロデューサーを担当する傍ら、地域の劇団向けの制作講座の講師や北九州演劇フェスティバルの事務局員を勤めている。身長:186cm・体重:100kgの小劇場界最大級の制作者である。

局長:泊 篤志
北九州芸術劇場の学芸ディレクターとして、シアターラボ企画を立ち上げ、ラボ初年度は演出も務める。劇作家・「飛ぶ劇場」代表。