北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2008年04月15日 10:00

シアラボ08レポート 舞台美術講座 4月12日 佐藤友美

舞台美術班と柴田さんは講座開始前に集合し、舞台図を方眼に落とし込みました。
<舞台美術班と柴田さんは講座開始前に集合し、舞台図を方眼に落とし込みました。>

桜ももう散ってしまい、若葉が青々と鮮やかに映えるようになりましたね。
4月ですね。

さて、今日の舞台美術講座は、前回作った模型を形にしていこうということで、
まずは、美術班が方眼紙におこしてくれた舞台図を確認。

そして、実際に図面に合わせて木材の切り出し。
その前に、トリマーや電動鉋を使って面取りです。

電動工具を使ったことがない私たちは危なっかしい手つきでゆるゆるはじめました。

美術班はその面取りした木材で早速枠組み。

それ以外のメンバーはひたすら面取り!

木材のガラが靴下にこびりつき、そのまま廊下とかを歩いて泥棒の足跡のようなものを残すメンバー続出(笑)

気付けばみんな電動工具にも慣れて、かなりスムースになってました。

なんとか、1パーツ枠組みが組み上がって、みんなで確認。
感想を一言で言うと、

でかっ!!!

こんなのが小劇場を埋めるのかと思うともうワクワクが止まりません☆

完成が楽しみです

講師プロフィール

俳優講座/演出
池田美樹(いけだ みき)

1963年生まれ、熊本市出身。劇団きらら代表。劇作家、演出家。 1985年、劇団旗揚げ以降TV・ラジオ・司会・イベント演出など多方面で活動中。2004年には上海国際小劇場演劇祭に招聘される。2005年、第40回「熊本県文化懇話会新人賞」受賞。現在は演劇を使ったワークショップ活動も展開。熊本大学非常勤講師、RKK学苑「アナウンス講座」講師など。ものつくりのときの信条は「美しいのに愛嬌もあり」。
照明講座
乳原一美(ちちはら かずよし)

東京都出身。1980年(株)アートステージライティンググループに入社、舞台照明家・沢田祐二氏に師事。1986年劇団四季に移籍、照明部課長。拠点公演・全国公演・海外公演をはじめ、全国各地のキャッツシアターや福岡シティ劇場・四季劇場等の舞台照明設備を設計。2000年四季を退団。2003年より「北九州芸術劇場」技術課照明係長。
舞台美術講座
柴田隆弘(しばた たかひろ)

1976年生まれ。兵庫県出身。1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。
音響講座
杉山 聡(すぎやま さとし)

1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。