シアターラボ2010(H21年度)

北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2010年03月08日 01:15

皆で作業をしたのだ!

2010年3月5日 (金) 稽古休み・作業日1回目

今日は役者の人も参加してスタッフワークをする日です。
役者ももちろん裏方の仕事の担当があって、ちゃんとやってるんですよ。

さて、今回のレポートは山口が担当です。
実は役者もやる予定だったのですが、びっくりハプニングにより役者を降板。
現在は制作専門スタッフとしてこそこそと活動中。
なわけで、ちょっとした隙を見つけて皆がどんなことをやっているのか偵察に行きましたヽ(o)丿

まず最初は同じ制作もやっているかーさんの仕事を覗いてみました。

0305thealabo2010-1.jpg

パソコン相手ににらめっこ中のかーさん。
何をしているのかというと、本番に配るパンフのデザインを作っているんです。
今から作り出さないとバタバタしちゃって大変なことに。
何事もちょっと早めにするのがいいですね。

さて、次は......と。
くるりと顔を回すといました。

0305thealabo2010-2.jpg

音響専門スタッフの二人です。
佐保とマッキー
どうやら台本を真剣に読みながら、どこになんの音が必要なのか、どんな雰囲気にしたらいいのか模索中のようです。
色々と意見を出し合っているみたいです。

あとは会場にいるみたいなので、場所を移動します。

本番当日に会場になる練習室に入ると沢山の人が動いてました。
その中にうずくまっている人が......。

0305thealabo2010-3.jpg

あ、照明専門スタッフの久保田さんです。
どうやら照明器具を使うために必要な電力をしっかりと確認する為にコンセントをひとつづつチェックしてるみたいです。
ちゃんと確認して計算しておかないと、電力の使いすぎでブレーカーが落ちちゃうかもしれませんからね。
本番でそんなことになったら大変です!
同じ担当スタッフのあすみんと連携を取りながら作業してました。

おや?
皆がわいわい作業している中で椅子に座って大人しく、もくもくと何かをしている人がいます。

0305thealabo2010-4.jpg

まだ十代でありながら果敢にも舞台監督を務めることになったももかです。
手元を覗いてみると、なにやら図面に線を描いている様子。
舞台装置のレイアウトを考えているみたいです。

彼女はとっても頑張ってて、本当に応援したくなります。
私は特になにも出来ないんですが、いつも心の中でエールは送ってます。

頑張れ、ももか!

次のターゲット発見!!

0305thealabo2010-5.jpg

役者で音響担当のハセとトミーです。
どうやら音響機材を組み立てているみたいです。
コードがくねくねと沢山あります。

その後ろに作業している人がいました。

0305thealabo2010-7.jpg

舞台スタッフのしょこたんと役者で舞台担当のショータとちかまです。
どうやら窓をダンボールで塞いでいるみたいですね。
これで照明を消したら真っ暗になって、完全な暗転が出来るんですね。
でも暗闇を作るのはけっこう大変で難しいんです。
しっかりガムテで隙間をなくていきます。

その隣の窓の担当がいました。

0305thealabo2010-6.jpg

演出助手をしているさっちゃんと役者で舞台担当のです。
なんか、さっちゃんが台に登って作業している前で、ペタンと座り込んでダンボールをいじっている穴。
うまく出来ているんですかね~。

他の写っていない人もしっかりと働いていました。

皆、頑張ってるんだなと感心しながら、私は元いた場所に戻って作業を再開しました。
私が何をしていたって?
それは秘密です(´>∀<`)ゝ))エヘヘ

講師プロフィール


演出家:山田 恵理香
演出家 空間再生事業劇団GIGA所属。1973年生。韓国公演をはじめ各地の演劇祭参加など年2~3作品を演出。利賀演出家コンクール2005にて優秀演出家賞を受賞。翌2006年サム・シェパード作「埋められた子供」を演出し、静岡と福岡にて上演。朝日新聞「回顧2006九州・西中国・沖縄」の特集記事に舞台部門のベスト作品として掲載される。その後、福岡市文化芸術振興財団主催事業の演出を始め、劇団作品以外のプロデュース公演の演出も手がけている。

舞台技術講座:有門正太郎
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、2000年~2005年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。2005年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場舞台機構係に配属。

音響講座:杉山 聡
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場音響係に配属。

照明講座:大久保 望
1973年生まれ。北九州市出身。小倉市民会館照明係として勤務したのち、株式会社九州共立入社。九州厚生年金会館ホール管理を経て2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場照明係に配属。主に劇場主催公演の担当を行うとともに財団主催「わたしの青い鳥」の照明オペレーターとして2年目より参加。

舞台美術講座:柴田 隆弘
1976年生まれ。兵庫県出身。1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。

局長:泊 篤志
北九州芸術劇場の学芸ディレクターとして、シアターラボ企画を立ち上げ、ラボ初年度は演出も務める。劇作家・「飛ぶ劇場」代表。