シアターラボ2010(H21年度)

北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2010年03月29日 00:29

楽日!!

2010年3月28日 (日)舞台本番3日目

やっと! やっと終りました。シアラボの公演がっ!!

長かったようで短かった三ヶ月間。
特に最後の一月間はぎゃーっと叫ぶほどの忙しさと辛さと眠さとテンパりがMAXに向かって登りつめていきました。
みんな、お疲れ様でした。

今頃は成人組と講師陣は二次会で楽しく騒いでいることでしょう。

まあ、それは置いといて。

今回、最後の最後まで出さなかった舞台とその裏側、出演者などをどど~んと沢山の写真でご紹介。

まずは舞台装置から。

0328thealabo2010-1.jpg

これが今回の「薔薇と海賊」の舞台装置です。
シンプルだけど、なんだかシュールな作りになっています。

よく見ると後ろになにやらデザインがされてますね。
近づいてみます。

0328thealabo2010-3.jpg

0328thealabo2010-2.jpg

トランプです。
それぞれクローバーのJとハートのクィーン、
スペードのキングとダイヤのAですね。
その前には椅子が前衛的な雰囲気で置かれています。

0328thealabo2010-6.jpg

視線を横に転じると極彩色のカラフルな文様が張られています。
月のお庭のイメージです。

そしてそこの入り口がめちゃ秘密にしていたのですが、もう舞台も終ったので教えちゃいます!!
ここです。

0328thealabo2010-19.jpg

あれ? どこ? と思うでしょ?
一番最初の写真と見比べてみると分かると思いますよ。

で、このお庭の内部から撮影してくれていたマッキー。
まだ公開出来なかったのでお蔵入りしてたのですが、ここで蔵出しと参りましょう!

0328thealabo2010-18.jpg

役者とテクニカルスタッフしか見ることの出来ない裏側の世界です。
外のライトが当たっていて、とても幻想的になってます。いいですね。

そんなテクニカルスタッフが座って操作していた機材たちです。

0328thealabo2010-4.jpg

向こう側が照明、手前が音響が操作していた場所です。
すごく高い位置からの操作だったんですよ。
私は高いところが苦手だから、この写真を撮るのもちょっと怖かったです><

次に紹介するのはやはり最後に出てきたケーキ。
の上に乗っていたプレートの文字です。

0328thealabo2010-5.jpg

客席からは読めなかったんではないかと思いますが、
なんとウェディングケーキだったんですよ。
細かいですね。
小道具や他のスタッフが頑張って手作りしたんです。
本当にシアラボは自分たちで全部作るんです。

それでは次にちょっと目線を変えて、最後の公演を迎える直前の寛いでいる楽屋裏を。

0328thealabo2010-8.jpg

なにやら資料を見ながら話しながら昼食を取っているメンバーが手前にいます。
その後ろでは俳優がごそごそしてます。

しかし、汚いですねー。
昨日、レポートしたとおり、まったく整理出来ていない混沌とした控え室です。

0328thealabo2010-9.jpg

メイクがひと段落してお菓子を食べようとしているハセと、本番準備をしている俳優たち。
隅には演出家の山田さんが穴に何やら話している様子が写っています。

では、ちょっとある人物をズームアップしてみましょう。

0328thealabo2010-7.jpg

つけまが上手と褒められたトミーです。
セリ子役を楽しそうに演じていました。
そして、化粧の大変さを理解して、女性は毎朝すごく大変なんだと感心していました。

次にきちんと準備して本番に臨もうとしている俳優陣。
0328thealabo2010-11.jpg0328thealabo2010-10.jpg



















0328thealabo2010-15.jpg0328thealabo2010-12.jpg

















0328thealabo2010-14.jpg0328thealabo2010-13.jpg


















0328thealabo2010-17.jpg0328thealabo2010-16.jpg




















全員で8名の俳優たち。

本当は最初10人だったはずなのにこんなに減ってしまいました。
でも、頑張って素敵な芝居をしてくれました。
彼らがお客さんから良かったと言われるように頑張ってきました。

本当に個性的で面白い劇団員たちでした。
とってもいい思い出が出来ました。

みんな、これからもメーリングリストで繋がっていこうね!

私も頑張って、いい子を産みます。
無事に産まれたら知らせますね。
予定は8月の末です。
それまではメーリングから外れちゃ駄目だよ(`・ω・´)シャキーン

制作係の山口がお送りしました☆

講師プロフィール


演出家:山田 恵理香
演出家 空間再生事業劇団GIGA所属。1973年生。韓国公演をはじめ各地の演劇祭参加など年2~3作品を演出。利賀演出家コンクール2005にて優秀演出家賞を受賞。翌2006年サム・シェパード作「埋められた子供」を演出し、静岡と福岡にて上演。朝日新聞「回顧2006九州・西中国・沖縄」の特集記事に舞台部門のベスト作品として掲載される。その後、福岡市文化芸術振興財団主催事業の演出を始め、劇団作品以外のプロデュース公演の演出も手がけている。

舞台技術講座:有門正太郎
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、2000年~2005年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。2005年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場舞台機構係に配属。

音響講座:杉山 聡
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場音響係に配属。

照明講座:大久保 望
1973年生まれ。北九州市出身。小倉市民会館照明係として勤務したのち、株式会社九州共立入社。九州厚生年金会館ホール管理を経て2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場照明係に配属。主に劇場主催公演の担当を行うとともに財団主催「わたしの青い鳥」の照明オペレーターとして2年目より参加。

舞台美術講座:柴田 隆弘
1976年生まれ。兵庫県出身。1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。

局長:泊 篤志
北九州芸術劇場の学芸ディレクターとして、シアターラボ企画を立ち上げ、ラボ初年度は演出も務める。劇作家・「飛ぶ劇場」代表。