月1ダンス部2010

北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2010年07月24日 09:30

なぜダンスをつくってみるの?

北九州芸術劇場では、劇場がオープンする前から2007年度まで、
オーディションで選ばれた出演者とともに1ヶ月間の稽古でプロの振り付けによるコンテンポラリーダンス作品をつくってきました。

 

参加者は自分自身の身体を使って動きを生み出す楽しさ・難しさを体験し、
ほとんどの方はその後もダンスを趣味にしたり、ダンサーを目指したり...と何らかの形でダンスと関わり続けています。

そこで、今年の月1ダンス部では、ダンスを愛する仲間と一緒にダンス作品をつくってみるという
プログラムを実施することに致しました。


【つくってみる編のポイント】
1.集団でのダンス作品づくり
2.「平日のお昼は仕事や学校へ行き、夜や休日にダンスをする」そんなダンス好きを応援します。


「踊りたいけれど仲間が見つからない」
「1人だと長い作品がつくれない」
ダンスを楽しむ方々からこんな声がよく聞かれます。

そこで、北九州芸術劇場がこれまで培ってきたノウハウを活かしながら、
作品づくりに取り組み、とことん踊りたいというダンスが好きなメンバーと共に群舞作品に挑戦します。

1人で踊るよりも2人、2人よりも3人・・・6人と、集団でのものづくりは、
個人と個人のぶつかり合いから生じる奇想天外なアイディアが生まれることが期待されます。
また、集団の力で組み立てられる作品には質・見応えの面において、
今まで個人の力では成し得なかったことができる予感があります。


参加メンバーは多くが、日中はバリバリ働く会社員。
仕事の時間、家族との時間、一人の時間...を大切にしながらもダンスに打ち込む。
そんなダンスとの付き合い方はどうでしょうか?

ここ北九州で、新しい"ダンスと一緒"の生活スタイルに挑戦します。

講師プロフィール


百田彩乃
5歳からクラシックバレエを始める。2003年、コンテンポラリーダンスと出会い、以降、井手茂太、砂連尾理+寺田みさこ、山田うん、じゅんじゅん、坂本公成、エマニュエル・ユインなどの作品にダンサーとして参加。2008年10月には「踊りに行くぜ!!vol.9」にて振付・出演作品が全国3か所で上演されるなど旺盛なダンス熱をいかんなく発揮中。月1ダンス部では“部長”として参加者をサポートし、今回「ダンスをつくってみる編」で初めて群舞の振付に挑戦。

山田うん
ダンサー/振付家。器械体操、バレエ、舞踏などを経験し、その後独自のダンススタイルを立ち上げる。1995年渡米。2000年渡仏。2002年ダンスカンパニー「Co.山田うん」を設立し15作品を製作&発表。ユーモアと機知に富んだ作品は老若男女が楽しめる普遍性、芸術性を持ち合わせており、これまでに全国22都市、海外12カ国20都市で公演し好評を博す。また音楽や美術など他ジャンルとのコラボレーションや演劇やオペラの劇中振付でも活躍中。近年ではこれらの舞台活動と並行して目的や対象に合わせた柔軟性の高いかつ丁寧なWSが評判を呼び、全国各地で参加者の笑顔が拡大中! 写真:(C)Shoko_Kashima

小野寺修二
カンパニーデラシネラ主宰、演出家。日本マイム研究所にてマイムを始める。1995年「水と油」を結成。国内外で公演を行い、01年エジンバラフェスティバルフリンジ・ヘラルドエンジェル賞、03年第2回朝日舞台芸術賞寺山修司賞などを受賞。海外9カ国22都市、国内22都市で公演を行う。06年3月活動を休止。同年9月より文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてパリに1年間滞在。帰国後、08年1~2月『空白に落ちた男』(主演:首藤康之)を発表。「カンパニーデラシネラ」を立ち上げ、08年3月『Xのフーガ』(神戸アートビレッジセンター、8月フランス・ポーランドへ巡演)、12月『ある女の家』(シアタートラム)、09年3月『あらかじめ』(青山円形劇場)09年12月『点と線』(川崎アートセンター)などを次々に発表。また振付家として、08年12月『大いなる遺産』(りゅーとぴあ10周年記念ミュージカル)、09年アトリエ・ダンカンプロデュース音楽劇『トリツカレ男』(天王洲銀河劇場)、白井晃演出作品『中国の不思議な役人』(PARCO劇場)に参加するなど、精力的に活動の幅を広げている。 写真:(C)神戸健太郎