月1ダンス部2010

北九州芸術劇場 学芸ブログ

HOME » 月1ダンス部 » 月1ダンス部2010 » 本番一週間前~会場の仕込み

カテゴリー

新着情報

2011.03.31

公演を終えて

2011.03.27

公演最終日

2011.03.26

初日!!

2011.03.25

明日は本番!!

2011.03.20

本番一週間前~会場の仕込み

月別アーカイヴ

ブログ内検索

2011年03月20日 11:01

本番一週間前~会場の仕込み

いよいよ一週間後は本番です。
本日からメンバーは公演の会場「北九州芸術劇場 創造工房 稽古場」での稽古がスタートします。

今日は、会場を公演仕様にするための準備「仕込み」の模様をお伝えします。

過去の写真より。
いつもの稽古場の様子はこんな感じです。
床はフローリング。外からの光も入ってきます。

 

そんな稽古場を公演する状態に仕込んで行きます。

 
リノリウムというダンス用の床シートをはっている様子。

   
客席も自分たちで組んでいきます。
劇場スタッフのアドバイスを受けながら、釘とかなづちを持って作業を行います。
   
ジャジャ~ン!!ひな壇の完成です!!!
この上に椅子を並べます。

 
 
作品の中で真っ暗になる「暗転」を行うために、
窓から光が入らないようにします。

 

ガラスのサイズに段ボールを切って、上から貼っていきます。

 

照明のセッティングです。

打ち合わせをしながら、会場のいたるところに照明を置いていきます、
いくつあるのか、会場で是非数えてみて下さい。

そして、ついに仕込み完了です!

早速、舞台の感触を確かめる百田部長。
「床も壁も真っ黒になった稽古場で踊るとまた一味二味も違うね」と話していました。

 

これから一週間、本番に向けての最終的な稽古が始まります。
メンバーによるダンスの稽古はもちろんのこと、
暗闇やまぶしい照明に慣れることや、音響スタッフや照明スタッフとのきっかけを合わせる稽古など、
本番までにはまだまだやることが一杯です。

皆さんもどうぞお楽しみに!!

講師プロフィール


百田彩乃
5歳からクラシックバレエを始める。2003年、コンテンポラリーダンスと出会い、以降、井手茂太、砂連尾理+寺田みさこ、山田うん、じゅんじゅん、坂本公成、エマニュエル・ユインなどの作品にダンサーとして参加。2008年10月には「踊りに行くぜ!!vol.9」にて振付・出演作品が全国3か所で上演されるなど旺盛なダンス熱をいかんなく発揮中。月1ダンス部では“部長”として参加者をサポートし、今回「ダンスをつくってみる編」で初めて群舞の振付に挑戦。

山田うん
ダンサー/振付家。器械体操、バレエ、舞踏などを経験し、その後独自のダンススタイルを立ち上げる。1995年渡米。2000年渡仏。2002年ダンスカンパニー「Co.山田うん」を設立し15作品を製作&発表。ユーモアと機知に富んだ作品は老若男女が楽しめる普遍性、芸術性を持ち合わせており、これまでに全国22都市、海外12カ国20都市で公演し好評を博す。また音楽や美術など他ジャンルとのコラボレーションや演劇やオペラの劇中振付でも活躍中。近年ではこれらの舞台活動と並行して目的や対象に合わせた柔軟性の高いかつ丁寧なWSが評判を呼び、全国各地で参加者の笑顔が拡大中! 写真:(C)Shoko_Kashima

小野寺修二
カンパニーデラシネラ主宰、演出家。日本マイム研究所にてマイムを始める。1995年「水と油」を結成。国内外で公演を行い、01年エジンバラフェスティバルフリンジ・ヘラルドエンジェル賞、03年第2回朝日舞台芸術賞寺山修司賞などを受賞。海外9カ国22都市、国内22都市で公演を行う。06年3月活動を休止。同年9月より文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてパリに1年間滞在。帰国後、08年1~2月『空白に落ちた男』(主演:首藤康之)を発表。「カンパニーデラシネラ」を立ち上げ、08年3月『Xのフーガ』(神戸アートビレッジセンター、8月フランス・ポーランドへ巡演)、12月『ある女の家』(シアタートラム)、09年3月『あらかじめ』(青山円形劇場)09年12月『点と線』(川崎アートセンター)などを次々に発表。また振付家として、08年12月『大いなる遺産』(りゅーとぴあ10周年記念ミュージカル)、09年アトリエ・ダンカンプロデュース音楽劇『トリツカレ男』(天王洲銀河劇場)、白井晃演出作品『中国の不思議な役人』(PARCO劇場)に参加するなど、精力的に活動の幅を広げている。 写真:(C)神戸健太郎