月1ダンス部2010

北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2011年03月31日 17:34

公演を終えて

約1年間の活動を終えた、つくってみる編メンバーからコメントが届きました!

 

 

●りんちゃん●

今回、人って色々だなぁということが一番印象に残りました。
ダンスをつくるというのがどういうことなのかは分からないままですが、
『でこぼこで』は、この5人だからできた作品だったと思います。
  本当に貴重な出会いと経験を得ることができました。
メンバーと、関わった全ての人に心から感謝します。
ありがとうございました。

 

 

●美和●

「でこぼこで」を踊りの後、会場で「ひふみどん」観ました。
作品を観ている途中。
自分が無事踊り終えて安心して、涙が出ているのか?
「作品」をみて感動して涙が出ているのかわからない。それくらい感動しました。
多分、今のこの空間にいられること、ダンスを踊れる環境にいることが嬉しかったのだと思います。
「ダンスを楽しむこと」を知り嬉しかったのだとおもいます。

自分を表現するということは、気持ちを抑えることではなく、
むしろ、自分の身体をどれだけつかって、自分を出してゆけるのかということ。
その楽しさに私は気付きました。

最後に、携わって下さった皆様に心から感謝しています。
コンテンポラリーダンスに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

 

●福岡くん●

今回の企画に参加してから、本当に色々な事がありました。
楽しい事だけじゃなくて、苦しい事もありましたが、
そんな時、支えてくれるメンバーがいる事の強さ、を感じました。
一人じゃないって、素敵な事ですね。
今回の企画は、自分にとっては『絆をつくってみる編』。
作った絆をどう活かしていけるか、これからです。

 


●やべっち●

心と身体をめいっぱい動かして、舞台に立てたことが収穫です。
作品をつくる過程では、何を目的に進めているのか、よくわからなかったり、
コミュニケーションがうまくとれないこともありましたが、
今後、作品をつくるうえで、勉強になることが多かったです。
この企画に携わったみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

●百田部長●

私の、そしてみんなの群舞処女作品「でこぼこで」
みんなに支えられ、この作品がうまれました。
悩んだ事、凹んだ事も全部ひっくるめて、本当に楽しかった!
「新しい街を地図なしで歩く感じ 」
この言葉は、以前うんさんに頂いたのですが、この何とも言えないチャレンジが、
苦しくも最高に楽しかったです。
世界にひとつしかない自分の身体で、もっともっと面白い世界を踊っていきたいです!
これからもたくさんの事に挑戦し踊り続けたいです!

講師プロフィール


百田彩乃
5歳からクラシックバレエを始める。2003年、コンテンポラリーダンスと出会い、以降、井手茂太、砂連尾理+寺田みさこ、山田うん、じゅんじゅん、坂本公成、エマニュエル・ユインなどの作品にダンサーとして参加。2008年10月には「踊りに行くぜ!!vol.9」にて振付・出演作品が全国3か所で上演されるなど旺盛なダンス熱をいかんなく発揮中。月1ダンス部では“部長”として参加者をサポートし、今回「ダンスをつくってみる編」で初めて群舞の振付に挑戦。

山田うん
ダンサー/振付家。器械体操、バレエ、舞踏などを経験し、その後独自のダンススタイルを立ち上げる。1995年渡米。2000年渡仏。2002年ダンスカンパニー「Co.山田うん」を設立し15作品を製作&発表。ユーモアと機知に富んだ作品は老若男女が楽しめる普遍性、芸術性を持ち合わせており、これまでに全国22都市、海外12カ国20都市で公演し好評を博す。また音楽や美術など他ジャンルとのコラボレーションや演劇やオペラの劇中振付でも活躍中。近年ではこれらの舞台活動と並行して目的や対象に合わせた柔軟性の高いかつ丁寧なWSが評判を呼び、全国各地で参加者の笑顔が拡大中! 写真:(C)Shoko_Kashima

小野寺修二
カンパニーデラシネラ主宰、演出家。日本マイム研究所にてマイムを始める。1995年「水と油」を結成。国内外で公演を行い、01年エジンバラフェスティバルフリンジ・ヘラルドエンジェル賞、03年第2回朝日舞台芸術賞寺山修司賞などを受賞。海外9カ国22都市、国内22都市で公演を行う。06年3月活動を休止。同年9月より文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてパリに1年間滞在。帰国後、08年1~2月『空白に落ちた男』(主演:首藤康之)を発表。「カンパニーデラシネラ」を立ち上げ、08年3月『Xのフーガ』(神戸アートビレッジセンター、8月フランス・ポーランドへ巡演)、12月『ある女の家』(シアタートラム)、09年3月『あらかじめ』(青山円形劇場)09年12月『点と線』(川崎アートセンター)などを次々に発表。また振付家として、08年12月『大いなる遺産』(りゅーとぴあ10周年記念ミュージカル)、09年アトリエ・ダンカンプロデュース音楽劇『トリツカレ男』(天王洲銀河劇場)、白井晃演出作品『中国の不思議な役人』(PARCO劇場)に参加するなど、精力的に活動の幅を広げている。 写真:(C)神戸健太郎