2010年12月08日 19:45
舞台技術講座◆
今日は1日を使って舞台技術を学びます。
講師、有門正太郎(北九州芸術劇場・舞台機構係)が、
舞台で必要な用語や製作に欠かせない尺貫法などを
きっちり分かりやすく解説します。
有門さんの声はとても素敵なのです。
まず初めに、「劇団とは?」ということから入っていきました。
劇団=舞台演劇を活動の主とする団体
「このシアターコラボ2010のように規模の小さい劇団では、
俳優や舞台・音響・照明のスタッフの仕事だけでなく、
複数の仕事を掛け持ちしないといけないんですよ」
そして、舞台で使用する基本的な用語を説明。
たとえば、
マチネ(仏):昼公演
ソワレ(仏):夜公演
などなど、他にもいっぱいありますが、
覚えておいて損はないことがいっぱいでした。
尺貫法を説明するときに使用した図。
一間法師=一尺法師×6=一寸法師×60
今度は、実際に公演で使用する客席用のひな壇の"馬足"を
ノコギリとなぐり(カナヅチ)を使って製作します!
[馬足:平台などに高さを付けるための足の役目をするものの総称]
[平台:舞台装置を組む時や演奏者が乗る台をつくるときに使う台]
使用する道具や備品の解説中。
早速、実践開始!!
4グループに分かれて作業。
トントン。
きちんと測って。
ギコギコ。
"馬足"をつくる際に角をきちんと直角にすることが
最も大切だそうです。
「直角」が最優先!
ビス(ねじ)で留めています。
ウィーン。
機械を使っているので簡単そうに見えますが、
木材と平行にビスを入れる、というのが難しいようで、
結構苦戦していました。
後藤さんも真剣。
"馬足"完成品。
順調に講座が、終わっていき、
本格的に公演へ向けた演劇作りになっていきます。
次回は、俳優講座の様子をレポートします。
どうぞお楽しみに!
おまけ☆
大人だけで夜の街へ。
後藤さんはいつもより3割増しハイテンションでした(笑)!