北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2008年02月14日 10:01

シアラボ08レポート 2月5日(火)俳優講座(2) 篠原美貴

池田さんとは約1ヶ月ぶりの再会!
そして、演出助手がリーディングでもお世話になった、市原さんに決定し、再会!

さらに、ステージ通信「Q」担当のくりぼうさんと、劇団きららのひとみさん、今回から俳優講座も受講することになったたくやん、はじめまして!!!

と、わくわくするご挨拶から始まる2回目の俳優講座になりました。

まずは、市原さん、くりぼうさん、ひとみさんも加わり、みんなで丸くなり記憶力ゲームから。

リズムに乗って苦手なものと愛称を言っていくのですが、、自分の分+自分より前の順番の人の分も言わなければいけないという、記憶力が必要なもの。最後の人は13人分記憶しなければなりませんでした。。。
なぜか、直前の人の分を忘れてしまったり、「暗算」が「安産」になったり、ジェスチャーでフォローしようとするけれども、なかなか伝わらなかったり。

なかなか難しかったです。

次は、全身を使って文字を書く。手や足で自分の前だけではなく、頭の上や床、横、後など3次元に描きます。

「あ」を描いているときは、「あ~~~~~~」と声を出しながら。その声も、さまざまに声音を変えて。
準備運動が終わると、稽古場の端から端まで自分の名前を描いていきます。もちろん、声を出しながら。2組に分かれてお互いを見るのですが、・・・・・かなり面白いです!!!ひとりひとり特徴がよく出ていたように思います。

もう少しレベルアップして、「愛」VS「金」。

3人づつくらいのグループをつくり、「愛」組は愛を感じるときを思い描きながら「あい」の文字を描き「金」組に届けます。「金」組も同様に。「愛」より「金」が大切なのか?いやいや、やはり「金」より「愛」が素晴らしいのか?

見ているほうはみんな爆笑だったのですが、やっているほうはかなり大変で。翌日全身筋肉痛になったのは私だけではないはず・・・???

最後に上演戯曲選び。もう一度候補作を読む。今回は2回目なので、リーディングっぽく読み方を工夫して。その後投票。結果、4作まで絞りました。次回俳優講座の時に決定予定。

なんだかとても長くなってしまいましたが、まだまだ書きたいくらい、とても充実していて刺激的な時間でした。

上演戯曲を話し合っている様子
<上演戯曲を話し合っている様子>

講師プロフィール

俳優講座/演出
池田美樹(いけだ みき)

1963年生まれ、熊本市出身。劇団きらら代表。劇作家、演出家。 1985年、劇団旗揚げ以降TV・ラジオ・司会・イベント演出など多方面で活動中。2004年には上海国際小劇場演劇祭に招聘される。2005年、第40回「熊本県文化懇話会新人賞」受賞。現在は演劇を使ったワークショップ活動も展開。熊本大学非常勤講師、RKK学苑「アナウンス講座」講師など。ものつくりのときの信条は「美しいのに愛嬌もあり」。
照明講座
乳原一美(ちちはら かずよし)

東京都出身。1980年(株)アートステージライティンググループに入社、舞台照明家・沢田祐二氏に師事。1986年劇団四季に移籍、照明部課長。拠点公演・全国公演・海外公演をはじめ、全国各地のキャッツシアターや福岡シティ劇場・四季劇場等の舞台照明設備を設計。2000年四季を退団。2003年より「北九州芸術劇場」技術課照明係長。
舞台美術講座
柴田隆弘(しばた たかひろ)

1976年生まれ。兵庫県出身。1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。
音響講座
杉山 聡(すぎやま さとし)

1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。