シアターラボ2010(H21年度)

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2010年02月23日 19:40

舞台講座二日目

2010年2月18日 (木) 舞台技術講座2回目

像のパレード舞台担当の竹元です。
今回は2月18日にあった舞台技術講座2日目の様子をレポートします。

前日の講座に引き続き講師の有門先生より舞台監督や舞台担当の人の仕事について伺いました。
舞台監督は裏方の主役と言われ、演出家や脚本家がイメージしたモノをどの様に表現していくかということを教わりました。
そして次にパネルを立てるための人形と呼ばれるモノを実際に釘を打ってパネルにくっつけたり、のこぎりを使って木材を切る実習をしました。

なんだか学生に戻った気分です。

さらに平台や箱馬といったセットを組む時に使うモノを使って、講師から出されるお題を組み立てました。
最初は簡単でしたが、徐々に難しくなり、みんな大苦戦でした。

裏方の仕事はなかなか奥深いです。

本番に向けて、イメージを膨らませ、どの様に表現していくか。なかなか難しいですが、役者、スタッフ一同団結して素晴らしい舞台を作り上げていきたいと思ってます。

それでは皆さんまたお会いしましょう。

舞台担当の竹元がお伝えしました。

講師プロフィール


演出家:山田 恵理香
演出家 空間再生事業劇団GIGA所属。1973年生。韓国公演をはじめ各地の演劇祭参加など年2~3作品を演出。利賀演出家コンクール2005にて優秀演出家賞を受賞。翌2006年サム・シェパード作「埋められた子供」を演出し、静岡と福岡にて上演。朝日新聞「回顧2006九州・西中国・沖縄」の特集記事に舞台部門のベスト作品として掲載される。その後、福岡市文化芸術振興財団主催事業の演出を始め、劇団作品以外のプロデュース公演の演出も手がけている。

舞台技術講座:有門正太郎
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、2000年~2005年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。2005年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場舞台機構係に配属。

音響講座:杉山 聡
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場音響係に配属。

照明講座:大久保 望
1973年生まれ。北九州市出身。小倉市民会館照明係として勤務したのち、株式会社九州共立入社。九州厚生年金会館ホール管理を経て2003年4月より北九州市芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場照明係に配属。主に劇場主催公演の担当を行うとともに財団主催「わたしの青い鳥」の照明オペレーターとして2年目より参加。

舞台美術講座:柴田 隆弘
1976年生まれ。兵庫県出身。1997年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。

局長:泊 篤志
北九州芸術劇場の学芸ディレクターとして、シアターラボ企画を立ち上げ、ラボ初年度は演出も務める。劇作家・「飛ぶ劇場」代表。