2010年01月17日 14:58
エンゲキで私イキイキ、地域イキイキvol.12
『WATCHING! - のぞいてみよう、アナタとワタシの生活空間-』 2日目
講師/F's Company 福田修志
会場/塔野市民センター
2010年1月17日(日)
さて、長崎の劇団、F's Companyの福田さんと飯島さんによる今回のワークショップ
2日目は、
一日の生活スケジュールを円グラフに落とし込む作業からスタートです。
仕事をしたり、習い事をしたり、学校にいったりという、
ごく普通の一日を思い出しながらグラフにします。
これが僕の一日のスケジュールです。
えーと、夜寝る時間は...
習い事で充実した一日です
お母さんの一日は、仕事に家庭に大忙しです
同じ地域に住んでいる人でも、その人の生活の細かい部分はなかなか見えないもの。
今回、グラフにすることで、お互いの違いや意外な共通点なども見え、
小さな発見がたくさん生まれました。
一日のスケジュールの発表が終わったら、
今度は身体を使って、実際にスケジュール通りに一日を再現してみます。
うちはセンターから西の方角だから...
位置が決まったら、福田さんの「6時、7時...」という掛け声に合わせて、
一日のスケジュールを動きで再現します。
もう起き出して顔を洗っている人がいます
お、急にみなさん動きが激しくなりました
お昼寝中の人たちのお隣では、ご夫婦が思い思いの時間を過ごしています
車でどこかにむかっている人の後ろには、市民センターで仕事中の館長さんと、学校で勉強中の二人が...
その後ろでは、ボーリングに出かける準備が始まりましたよ
一日のスケジュールを動きだけで再現するのは、
なかなか難しい部分もありましたが、
「自分が勉強をしている時、○○さんは水泳をしているんだなー」とか、
「毎朝聞こえてくるゴルフの打ちっぱなしの音は、もしかしたら○○さんなのかもしれないなー」等、
素朴な発見がたくさん詰まったワークショップとなりました。
生活を知ることで、その人のことが少し身近に感じられるようにもなったようです。
自分に生活があるように、一緒にワークショップに参加した人たちにもそれぞれの生活があり、
それがぜーんぶ集まって、私たちの街が作られている...
そう考えると、ありふれた街の風景も、ちょっぴり新鮮に見えるような気がします。
みなさん、お疲れ様でした!