テトラポット

撮影:木寺一路

 
テトラポット

北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」公式ブログ

作・演出:柴幸男(ままごと)
出演者:大石将弘(ままごと)、寺田剛史(飛ぶ劇場)
荒巻百合、折元沙亜耶、古賀菜々絵、高野由紀子(演劇関係いすと校舎)
多田香織(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)、谷村純一、原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)
ヒガシユキコ、藤井俊輔(劇団ルアーノデルモーズ)、米津知実(劇団コギト)

公演日程:[北九州公演]2月20日(月)〜2月26日(日)
     [東京公演]3月2日(金)〜3月4日(日)

公演詳細情報はこちら
「テトラポット」公式ブログ » リポート » 「出演者決定!&第1回目WS」

2011.10.18 15:31

「出演者決定!&第1回目WS」

皆さまこんにちは、広報いちです。

本日から「テトラポット」公演に向け、

演出家の柴さん、そして出演者の方々によるワークショップが開始されました。

 

ワークショップの模様をご紹介...の前に、先日劇場ツイッターでは配信しましたが

こちらで改めて、出演者のみなさんをご紹介します!(カッコ内は所属劇団)

 

荒巻百合さん

●大石将弘さん(ままごと)

●折元沙亜耶さん

●古賀菜々絵さん

●高野由紀子さん(演劇関係いすと校舎)

●多田香織さん(万能グローブ ガラパゴスダイナモス) 

●谷村純一さん

●寺田剛史さん(飛ぶ劇場)

●原岡梨絵子さん(劇団ショーマンシップ)

●ヒガシユキコさん

●藤井俊輔さん(劇団ルアーノデルモーズ)

●米津知実さん(劇団コギト)

(五十音順)

 

これからこのブログでも続々とお名前が登場すると思いますので

ぜひチェックしてくださいね。

 

さて、今回の作品「テトラポット」は、

10月~12月にかけて月に1度のワークショップを行った後、

1月から稽古に入ります。

 

今回は、出演者決定後初めてとなるワークショップになります。

笑い溢れる楽しい時間...でありながら随所に柴さんらしさが見られる、

そんなプログラムでした。

 

まず始めに、みんなの名前を覚えよう!ということで、

名前を呼ばれた人が鬼になる、その名も「名前おに」を行いました。

...が、いつの間にか「もっと面白くしようぜ!」とオリジナルのルールが付けたされ、

最後はもはや「名前を覚える」という当初の目的はどこへやら...(笑)

WS1008 010 編集分.jpgのサムネール画像最初は「名前おに」っぽかったのですが...(右のゾンビさんが鬼です)

 

WS1008 022 編集分.jpgのサムネール画像 

いつの間にか、「お菓子争奪!陣地取りゲーム」みたいなことに...

 

そんなこんなな前半を終え、

後半はウォーミングアップを兼ねて「メリーポピンズ」の振り付けを踊りました。

(この振り付けがなんとも愛らしい!Youtubeでも見られるようですので、気になる方はチェックしてくださいね!)

 

そして最後は、16小節のリズムに乗せて自分の昔ばなしをしていく、

題して~16小節のわたし物語~。(タイトルは私が勝手につけました...)

 

これが非常に面白いのです。

WS1008 040 編集分.jpg

 

WS1008 041 編集分(正しい).jpg

話す人を中心に、他の人たちは「その人が育ったまちの建物」となって立ちます。

ある人は駅だったり、ある人はスーパーだったり、ある人は病院だったり。

そして話し手はその建物たちに囲まれながら、

さも自分がそのまちに居るかのようにして、自分の昔ばなしをするのです。

 

バックでは音楽がかかっていて、16小節流れたら話し手は別の人に交替。

 

なので、事前に全員分のパターンの立ち位置を覚え、

話し手が変わるごとに周りの人もポジションを移動。

これが延々と繰り返されます。

 

ひとりの話は16小節ごとに途切れる訳ですが、また次の順番で続きを話します。

 

話の続きが気になるのはもちろんのこと、

エピソードの選び方、話し方、物語の運び方、随所に個性が表れるのも面白かったですし、

いろんな短編ドラマを早回しでみているような、そんな気分になりました。

 

舞台背景も何もない、人と、音楽と、物語と...

それだけの空間なのですが、

なんだか一つの舞台を見終わったような、そんなお稽古終わりでした。

 

柴さん、出演者の皆さん、お疲れさまでした!

 

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