2011.10.18 15:31
「出演者決定!&第1回目WS」
皆さまこんにちは、広報いちです。
本日から「テトラポット」公演に向け、
演出家の柴さん、そして出演者の方々によるワークショップが開始されました。
ワークショップの模様をご紹介...の前に、先日劇場ツイッターでは配信しましたが
こちらで改めて、出演者のみなさんをご紹介します!(カッコ内は所属劇団)
●荒巻百合さん
●大石将弘さん(ままごと)
●折元沙亜耶さん
●古賀菜々絵さん
●高野由紀子さん(演劇関係いすと校舎)
●多田香織さん(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
●谷村純一さん
●寺田剛史さん(飛ぶ劇場)
●原岡梨絵子さん(劇団ショーマンシップ)
●ヒガシユキコさん
●藤井俊輔さん(劇団ルアーノデルモーズ)
●米津知実さん(劇団コギト)
(五十音順)
これからこのブログでも続々とお名前が登場すると思いますので
ぜひチェックしてくださいね。
さて、今回の作品「テトラポット」は、
10月~12月にかけて月に1度のワークショップを行った後、
1月から稽古に入ります。
今回は、出演者決定後初めてとなるワークショップになります。
笑い溢れる楽しい時間...でありながら随所に柴さんらしさが見られる、
そんなプログラムでした。
まず始めに、みんなの名前を覚えよう!ということで、
名前を呼ばれた人が鬼になる、その名も「名前おに」を行いました。
...が、いつの間にか「もっと面白くしようぜ!」とオリジナルのルールが付けたされ、
最後はもはや「名前を覚える」という当初の目的はどこへやら...(笑)
いつの間にか、「お菓子争奪!陣地取りゲーム」みたいなことに...
そんなこんなな前半を終え、
後半はウォーミングアップを兼ねて「メリーポピンズ」の振り付けを踊りました。
(この振り付けがなんとも愛らしい!Youtubeでも見られるようですので、気になる方はチェックしてくださいね!)
そして最後は、16小節のリズムに乗せて自分の昔ばなしをしていく、
題して~16小節のわたし物語~。(タイトルは私が勝手につけました...)
これが非常に面白いのです。
話す人を中心に、他の人たちは「その人が育ったまちの建物」となって立ちます。
ある人は駅だったり、ある人はスーパーだったり、ある人は病院だったり。
そして話し手はその建物たちに囲まれながら、
さも自分がそのまちに居るかのようにして、自分の昔ばなしをするのです。
バックでは音楽がかかっていて、16小節流れたら話し手は別の人に交替。
なので、事前に全員分のパターンの立ち位置を覚え、
話し手が変わるごとに周りの人もポジションを移動。
これが延々と繰り返されます。
ひとりの話は16小節ごとに途切れる訳ですが、また次の順番で続きを話します。
話の続きが気になるのはもちろんのこと、
エピソードの選び方、話し方、物語の運び方、随所に個性が表れるのも面白かったですし、
いろんな短編ドラマを早回しでみているような、そんな気分になりました。
舞台背景も何もない、人と、音楽と、物語と...
それだけの空間なのですが、
なんだか一つの舞台を見終わったような、そんなお稽古終わりでした。
柴さん、出演者の皆さん、お疲れさまでした!