2014.01.20 12:30
「彼の地」稽古場リポート①
みなさんこんにちは。
本日より、北九州芸術劇場プロデュース「彼の地」ブログ、スタートします。
本番までに、作品創りの様子やキャストの皆さんの紹介などをお伝えしていきますので、
どうぞよろしくお願いします!
さて、新しい年になり、北九州芸術劇場プロデュース「彼の地」の稽古が1月16日から始まりました。
稽古初日は顔合わせの後、さっそく台本読み。
そして2日目は、製作発表会見が行われました。
こちらが「彼の地」の作・演出を担う桑原裕子さん。
東京を拠点とする劇団KAKUTAを主宰。劇団では作・演出を兼ね、俳優としては結成以後ほぼ全作品に出演されている他、劇団外でも劇作家、演出家、俳優として幅広く活動されています。
北九州芸術劇場との関わりも深く、2009年に北九州芸術劇場リーディングセッションでKAKUTAの代表作でもある「甘い丘」をリーディング上演した他、2011年にはKAKUTA「ひとよ」を北九州芸術劇場で上演されました。
北九州芸術劇場リーディングセッションvol.9「甘い丘」(撮影:藤本彦)
今回は3回目の北九州芸術劇場にして、初の長期滞在による新作創作。
約1ヶ月半の北九州滞在から桑原さんが何を感じ、そして何が生まれるのか...
とても楽しみです!
製作発表会見では、桑原さんからは、タイトル「彼の地」の着想、作品のイメージ、これまで北九州で取材に訪れた場所などについてお話がありました。
会見の詳細は後日改めてご報告しますね!
最後に、稽古3日目の台本読みの様子を何枚か...
初日から、一部キャストを交代しながら繰り返し台本を読んでいます。
台詞が実際に役者の身体を通して発せられることで、言葉の印象がグッと深くなります。
個々の役柄とひとりひとりの出演者の距離が縮まり、重なり...厚みを増していくようです。
まだまだ始まったばかりの「彼の地」。
作品が立ち上がっていく期待と熱気が稽古場に満ちています。
どうぞご期待ください!