「大砲の家」の部屋：公演について

公演について

Ａ．公演日程

■ 九州公演
場所：	北九州芸術劇場　中劇場
日時：	平成１５年	１０月	３１日（金）	１９：００
		１１月	１日（土）	１４：００＆１９：００
			２日（日）	１４：００
■ 伊丹公演
場所：	ＡＩ・ＨＡＬＬ
日時：	平成１５年	１１月	７日（金）	１９：００
		１１月	８日（土）	１４：００＆１９：００
			９日（日）	１４：００

■ 料金
	北九州公演・伊丹公演ともに
一般：	前売	３５００円
	当日	３８００円
学生：	前売	２５００円
	当日	２８００円（大学生まで）
※	未就学児はご入場いただけません

Ｂ．あらすじ

　海峡を挟んで、２００年間戦争状態にある二国、タナビテとユナゴル。
聖地の所有権を巡って、またはどちらの神が真実かを巡って、長い間小競り合いが続いていた。タナビテの山腹にある街には「大砲」が設置され、その照準は常に隣国ユナゴルを向いていた。
　しかし冷戦状態のいま、大砲が設置されている「大砲団地」へ、隣国ユナゴルからの亡命者がやってきて大砲がを管理している一家との奇妙な共同生活が始まる。

　戦争・宗教・異文化の出会い、といった「人間」と「社会」にとっての大きな問題を背景に、家族・世代ギャップ・恋愛等をめぐる様々な人間ドラマが展開されます。

Ｃ．スタッフ／キャスト

■ スタッフ
作　：	泊　篤志（飛ぶ劇場）
		飛ぶ劇場・代表。劇作家・演出家。北九州市門司区出身。新しい要素を取り入れつつも娯楽性を忘れない姿勢で作品創作に取り組み１９９７年「生態系カズ　クン」で「第３回日本劇作家協会新人戯曲賞」受賞。１９９９年、作品「ＩＲＯＮ（アイアン）」が第４４回岸田圀士戯曲賞最終選考（６作品）にノミネートされ、２００２年には北九州演劇祭１０周年記念作品として上演された。
演出　：	内藤　裕敬（南河内万歳一座）
		南河内万歳一座・座長。脚本・演出・俳優。栃木県生まれ、東京育ち。１９８０年大学２回生在学時に「南河内万歳一座」を旗揚げ。翌年の第２回公演以降、全作品、作・演出を手掛ける。１９８７年「唇に聞いてみる」で第２回テアトロ・インキャビン戯曲賞を受賞。第４回ＯＭＳプロデュース「ここからは遠い国」で第７回読売演劇大賞・優秀演出家賞を受賞。現代演劇の基礎を土台とし、常に現代俯瞰した作品には定評があり、劇団外での作・演出も多数。
美術　：	池田　ともゆき（池田意匠事務所）
照明　：	時佐　勝
音楽　：	藤田　達也
音響　：	堤野　雅嗣
衣装　：	内山　直美（工房　MOMO）
舞台監督　：	鈴木田　竜二（寿団事務所）
宣伝美術　：	トミタユキコ（ee ADHOC）
演出助手　：	守田　慎之介（演劇関係いすと校舎）
演出助手　：	獅々戸　邦夫（演劇関係いすと校舎）

■ キャスト
出演　：	陰山　泰（遊機会オフィス）　from東京
		遊◎機械／全自動シアターを経て、舞台を中心にテレビ、映画など映像のフィールドでも活動。映画「スワロウテイル」（監督・岩井俊二）出演
	荒谷　清水（南河内万歳一座）　from大阪
		「南河内万歳一座」の牽引力ともいえる実力俳優。「第２回関西現代演劇俳優賞（男優賞）」受賞。「黒い家」（監督・森田芳光）・「ざわざわ下北沢」（監督・市川準）など映画出演も多数。
	木村　基秀（南河内万歳一座）　from大阪
		「南河内万歳一座」俳優。まるばん公演「正義の味方」（作・内藤裕敬／演出・荒谷清水）、メイシアタープロデュース「近道心中」（脚色・演出：わかぎえふ）では主演を努める。
	近藤結宥花（新宿梁山泊）　from東京
	寺田　剛史（飛ぶ劇場）
	白石　健一（劇団　二番目の庭）
	権藤　昌弘（飛ぶ劇場）
	有門　正太郎（飛ぶ劇場）
	河原　新一（劇団轍　WaDaChi）
	藤原　達郎（飛ぶ劇場）
	森　光佐
	橋本　茜（飛ぶ劇場）
	沖田　都（北九州市立大学演劇研究会）
	酒瀬川　真世（che carino!/che carina!）
	門司　智美（飛ぶ劇場）
	浅野　かさね（劇団夢の工場）

Ｄ．大砲に向けての意気込み

内藤裕敬

けっこう大作だし、けっこう難しいし、けっこう楽しそうだし、小倉に一ヶ月滞在して飲めるし、今のところ、けっこうなことだらけです。

泊　篤志

３月の時点でリーディング用に一旦脚本は書き上げたんですけど、今（８月）の時点では脚本の最終稿に取り掛かって無いんですね。ということで、リーディング版を超える面白さ＆衝撃のラスト、そんな事を考えながら、現在「書き換え準備中」です。
ええ、頑張ります。そして稽古が始まるのが楽しみです。役者が（演出も？）四苦八苦してるのをニヤニヤしながら眺めたいです。