みやこでございま~す

「稽古場の○○さん」第二回目はみやこ(沖田みやこ)を紹介します。聞き手は私、ぢゅん(谷村純一)でお送りします。
では早速インタビュー開始です。

ぢゅん 「まずは演劇を始めたきっかけから教えてください」
みやこ 「中学3年の時に友達に誘われてお芝居を観にいったのがきっかけです」
ぢゅん 「中学生でですか」
みやこ 「本格的には大学の演劇サークルに入ってからですね」

ぢゅん 「まっつん(演出:松村武)の印象はどうでしたか?」
みやこ 「第一印象はなんか怖いイメージでした。でも今はイチイチ面白い。ぢゅんと喋る時だけ関西弁になったり」
ぢゅん 「あぁ関西人はそうなんですよね」
みやこ 「稽古が始まって最初の頃はワークショップやりましたよね、すっごく面白かった」
ぢゅん 「ジェスチャーゲームとかお題をだされて4人くらいで静止画を作ったりとか」
みやこ 「そうそう、みんな困ってて苦し紛れにとったポーズとか最高でした。でも実際に台本の稽古が始まるとみんななんか淡々と稽古して」
ぢゅん 「んーそう言えばそんな感じでしたね」
みやこ 「その淡々さがよくもあるけど落ち着きすぎてる感じがあって、攻めの姿勢がちょっと足りないかなぁって。でも今はみんな元気があっていい感じ、本番までにもっともっとテンションあげていこうって思ってます」

ぢゅん 「どんな舞台になりそうですか?」
みやこ 「本の上手さ、面白さは絶対的。あとはまっつん率いる役者陣がどれだけ本に忠実かつ面白くできるかですね。多分人生で最初で最後のトイレネタだと思うんで、トイレの話ってのが見所ですかね」
ぢゅん 「いやいやまたあるかもしれませんよ、トイレネタ」
みやこ 「私の元気いっぱいなところも見てほしいとこです」

ぢゅん 「みやこはこれからどんな役者になっていくんでしょうか」
みやこ 「そうですね、幅広く、ちっちゃくまとまりたくないなと。自由奔放に地に生えつつも飛びだしたいです」
ぢゅん 「なんかいまにも飛び出しそうやけど(笑)」
みやこ 「もっともっとですよ(笑)」
ぢゅん 「役者とかスタッフのなかで気になる人はいますか?」
みやこ 「うーん・・・なかじー(仲島広隆)。最初のイメージはクールだと思ってたんだけど、稽古が始まってそのイメージがくずれて『なんだこいつ』みたいな」
ぢゅん 「あーわかるわかる」
みやこ 「色々とすごく突っ込みたくもある人です、なかじーは」

ぢゅん 「では最後に和式トイレと洋式トイレではどちらが好きですか?」
みやこ 「洋式ですね、落ち着いて座れるから。和式だとなかなかのんびりできないじゃないですか。落ち着いて悶々と考えるのは洋式じゃないとできないから」
ぢゅん 「悶々か・・・」
みやこ 「今何か変なこと考えませんでしたか・・・」
ぢゅん 「いやいやまぁそんな訳で本日はありがとうございました」

最後に、私からみたみやこの印象は「しっかりしたサザエさん」です。
キャストのなかでも姐御的な存在で、静止状態からトップスピードで最高のテンションまで持っていく実力の持ち主です。
本番では元気いっぱいのみやこをぜひ御覧ください。

沖田みやこさん(のこされ劇場≡)

さてさて1/30は連休明け、しっかり休養したせいかみんな顔色が良かったです。
稽古場に入ると新しい加湿器がっ!
今までの二つと合わせて三方向からみんなの喉を潤しまくります。
稽古はというとひとまず最終場の途中まで行きました。
そんな中、出番の無い場面や休憩時間にはみんな台詞覚えにいそしんでおりました。
いい感じで2月に突入したいですね!

北九州芸術劇場プロデュース公演について

※2008年より始まった“北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズ”とは
1.北九州を感じさせる内容
2.第一線の演出家が一ヶ月以上、北九州に滞在して創作
3.出演者は北九州、福岡をはじめ地元の人材中心にオーディションで選抜
4.スタッフは劇場や地域のメンバー中心の布陣
5.東京公演を実施し中央へも発信
という5つのコンセプトをもとに創られています。

2012年10月

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