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2010年01月05日 17:59

エンゲキで私イキイキ、地域イキイキvol.10

『わたしは町の発掘隊!!』 2日目

講師/有門正太郎プレゼンツ(有門正太郎・加賀田浩二) 
会場/大里東市民センター

2009年12月20日(日)


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ウォーミングアップ

さて、有門隊長と加賀田隊員率いる、探検隊ワークショップ!
2日目も、おなじみ発掘体操からスタートです。

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腰に力を入れて、バケツを持ちあげてー...


ウォーミングアップの後は、
さっそく昨日選んだ10枚の写真とご対面。

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「あー、こんなの見つけたねー」

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「あ、これあそこの家の...」

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昨日のことなのになんだかちょっと懐かしかったり...


他のグループの写真も見て回ります。

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「昨日言っていたアレって、コレのことかな...」


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写真に絵を描こう

一通り写真を確認したら...
今度は写真に自由に絵を描いていきます。

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「徐行」の文字がいっぱいありますが...?

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こちらには「キス」...の文字が...

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あ、これは「猫ハウス」ですね!

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こちらは、何かをお手伝いする加賀田隊員

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子どもの想像力に頼りっぱなしです(笑)

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あ、これはもしかして...

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「へー、そんな風になるのねー」

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なにやら盛り上がっております

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「おぉー、発掘隊のポスターができてる!」


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図鑑を作ろう

自由に絵を描いた後は...
有門隊長が取り出した、「私のはっくつ図鑑」に作品を貼っていきます!

1220ikiiki_15.JPG
これが「はっくつ図鑑」です!


とはいえ、ただ並べるだけでは面白くありません。
どの絵をどんな順番で並べるのか...
みんなで相談していきます。
「縦長のと横長のを分けようか?」
「ストーリーを考えてみよう」
あーでもない、こーでもない、と議論は続きます。

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うーん...

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「それ、あっちに置いてみよう!」

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「次、これかな?」

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だんだん出来上がってきましたよ...


写真を並べ終わったら、
今度はみんなの顔をハサミで切り取って、
裏表紙や表紙の内側の空いたスペースに貼っていきます。

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探検隊のメンバーの笑顔がいっぱいです

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ノリで貼りつけていきます...

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すごい、みんなの図鑑だー


顔写真を貼り終わったら、図鑑の完成!
最後に、みんなで図鑑を鑑賞します。

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「徐行サインがいっぱいの道の先には...」

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探検の成果はいかがでしょうか?

1220ikiiki_25.JPG
思わず笑ってしまう作品もいっぱい...


演劇というと、
「舞台に立って、大きな声で台詞を喋る」というイメージがあるかもしれません。
でも演劇で本当に大切なのは
「想像する力」や「コミュニケーションの力」だったりします。

自由な発想をベースに、みんなで協力しながら一つのものを作り上げる...
そういう意味では、今回の図鑑作りにも、エンゲキの根っこが含まれているのです。

「こんなエンゲキだったら、私もやってみたい...」
そう思った方は、ぜひ「エンゲキで地域イキイキ、私イキイキ」をチェックして下さい!


今回のワークショップの成果、「私のはっくつ図鑑」は、
大里東市民センターに置かせていただくことになりました。

1220ikiiki_26.JPG
たくさんの方に手にとっていただけますように

ワークショップにご参加いただいたみなさん、
お近くにお住まいのみなさん、
ぜひ市民センターに足をお運びいただき、
図鑑を見ながら「これ、どこだろう」「あの場所がこんな風にも見えるのね」と、
お楽しみいただければと思います。

図鑑を見た後は、
普段の町の風景が、ちょっぴり変わって見えるかも...しれません。

講師プロフィール


南波 圭
なんばけい/俳優。大学卒業後NINAGAWAカンパニーを経てフリーに。蜷川幸雄演出作品やチェルフィッチュ、指輪ホテルなどの前衛的な作品になどに出演する一方、演劇ワークショップに関わり始める。子供からシルバー世代、障害を持った人たちなど、幅広い方々との多彩な演劇づくりに励んでいる。また、地元群馬県でお母さん世代と「かかあ祭り」をやるべく、ただいま画策中。

上田真弓
うえだまゆみ/大阪生まれ広島育ち。大学入学を機に沖縄へ。地元の劇団で演劇活動を始める。演劇企画「魚の目」を経て、フリーで劇作、演出、舞台・映像への出演を行う。ほかに、子どもたちのための演劇ワークショップや、一般の人のための朗読講座、表現ワークショップ。「ホエタマカイの夜」(98年)で沖縄市戯曲大賞佳作受賞。ウニココ楽団代表。珊瑚舎スコーレ講師/沖縄国際大学非常勤講師 ウニココ楽団 http://web.mac.com/unicoco/

多田淳之介
ただじゅんのすけ/1976年生。東京デスロック主宰。青年団演出部所属。「演劇LOVE」を公言し、演劇の幸せを宿志とし活動中。現代口語演劇から身体表現まで幅広く作品を手がけ、身体への負荷を利用した演出が特徴。海外での創作、国際演劇祭ディレクター、地域・教育機関へのアウトリーチなど、国際・教育・地域を軸に活動を行う。東京デスロックは2009年より東京公演を休止し、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニーとして活動中。

吉栁佳代子
きりゅうかよこ/1975年生まれ・福岡県飯塚市在住ドラマティーチャー(表現教育家)・九州大谷短期大学非常勤講師・劇団翔空間 俳優・(特非)こどもと文化のひろば わいわいキッズいいづか事務局 ‘97年より演劇的手法の一つである「ドラマ」を用いて子ども達・おとな達と共にコミュニケーションから創作・創造への演劇活動を展開。小学校・NPO団体など北九州を始め県内を中心に実践多数。

有門正太郎プレゼンツ(有門正太郎・加賀田浩二)
ありかどしょうたろう/有門正太郎プレゼンツ主宰、1975年生。倉本聰主宰「富良野塾」、泊篤志代表「飛ぶ劇場」所属。役者として様々なツアー公演など参加する傍ら高校演 劇専科の講師経験を活かし、北九州芸術劇場「出前ワークショップ」「チャレンジ!えんげき09」の総合演出も務める。様々な人と出会い皆を満点の笑顔にしたいと考える。コンセプトは「日常的要素を持ち込み演劇的エッセンスを加えることで、より親しみ楽しんでもらおう」。

F’s Company(フーズ・カンパニー)福田修志
ふくだしゅうじ/F’s Company代表・劇作家・演出家。1975年生。長崎市出身。人の脆さを描いた作品や、『今の長崎』をモチーフにした作品を生み出している。「演劇を長崎の娯楽のひとつに」という想いから、どの作品にも必ず笑いを誘う要素を盛り込み、気軽に演劇を楽しめる環境作りにも取り組んでいる。昨今では、地元長崎の市民参加舞台において演出補佐を務めるなど演劇初心者への演劇ワークショップ的な指導も行っている。

柏木陽
かしわぎあきら/演劇百貨店代表/演劇家。1993年、演劇集団「NOISE」に参加し、劇作家・演出家の故・如月小春とともに活動。2003年にNPO法人演劇百貨店を設立し、代表理事に就任。全国各地の劇場・児童館・美術館・学校などで、子どもたちとともに独自の演劇空間を作り出している。近年の主な仕事に、兵庫県立こどもの館や、世田谷美術館での中高生向けワークショップの進行など多数。青山学院女子短期大学、大月短期大学、和光大学等で講師もつとめる。