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イベント情報

劇場あれこれ2012年09月16日

今日の劇場 2012.09.16

【学園祭やぶり①】講師にダンサー・振付家の康本雅子さんをお迎えし、8月下旬からスタートしたダンス企画。10~20代の男女10名のメンバーが約2カ月の稽古を経て、10月下旬、11月頭に市内の学園祭などで作品を発表します。


【学園祭やぶり②】毎週土日に絶賛稽古中で、今週ももちろんお稽古。少しだけ様子をご紹介します。
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【学園祭やぶり③】講師の康本雅子さんの振付とメンバー自ら考えた振付もあります。発表するダンスの最初の部分を考え中。メンバー全員がいろいろな意見を出し合い、試行錯誤して、だんだんと形ができていっています。
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【学園祭やぶり④】ダンス未経験者から経験者まで個性あふれるメンバーたちの様子を今後もつぶやいていくのでお楽しみに!発表公演の詳細は、決まり次第ツイッターや劇場HPにアップしていきますので、もうしばらくお待ちください。


劇場あれこれ2012年09月14日

今日の劇場 2012.09.14-2

小劇場では「リーディングセッション」リヨンでは「山海塾」と、それぞれ現場の熱気を感じていますが、只今中劇場では劇場サポーターさんたちのバックステージツアーを実施中です。普段見られない照明器具の操作の様子などを見学しています♪
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劇場サポーターBST(バクステージツアーの略です。ってここまで言うと略にならないですね^^)では、音響、照明、舞台機構、役者の各チームに分かれてサポーターの皆さん自らちょっとしたお芝居づくり体験に挑戦です!こちらの写真は音響さんチーム。
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続いてこちらは照明さんチーム。こちらも台本を手に流れと操作方法の説明を受けております。今は説明中なので電気が付いていますが、実際に操作する時は薄暗がりの中で操作します。
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お次は舞台機構さんチーム。舞台袖にある操作盤の使い方レクチャー中。たくさんボタンがあって難しそ~。ちょっとした体験でもドキドキしますね。
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最後に役者さんチーム。選ばれし俳優の方々が、劇場スタッフでもある『飛ぶ劇場』主宰・泊さん直々の演出を受けております(笑)。広報"いち"が見切れちゃってるのはお気になさらず(笑)
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劇場サポーターBST公演、いよいよ本番です!ですが、ざ~んね~ん。本番舞台写真はありません(苦笑)。初めての体験に舞台が創られる裏側のおもしろさ、そして大変さを実感されたご様子でした。裏側が知ると舞台の楽しみ方も少し変わってくるかもしれませんね。みなさん、お疲れ様でした~。

劇場あれこれ2012年09月14日

今日の劇場 2012.09.14

【山海塾リヨンレポート①】広報のいわは、北九州で1月に上演する山海塾の新作の世界初演に立ち合うため、フランスのリヨンに来ています。北九州芸術劇場が共同プロデュースを行っている山海塾の新作。初演開幕までの流れを、リヨンの様子を合わせてリポートします。


【山海塾リヨンレポート②】今回の作品は、北九州芸術劇場×リヨン・ダンス・ビエンナーレ×パリ市立劇場×山海塾nの4者による共同プロデュース。世界初演となるリヨン・ダンス・ビエンナーレは、2年に一度、リヨンで開かれるダンスのフェスです。
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【山海塾リヨンレポート③】こちらは初演の前日に行われた山海塾・天児牛大氏の会見の様子。フランス国内外からプレス関係者が集まり、新作のコンセプトや着想、舞踏の概念などについて質問がありました。
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【山海塾リヨンレポート④】そしてこちらが山海塾の新作が上演される、リヨンのオペラ座。ビエンナーレのメイン会場で、山海塾の作品がトップバッターをかざります。
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【山海塾リヨンレポート⑤】これまで山海塾の新作は、フランス国内ではパリでしか観る事ができませんでした。それが今回リヨンで創作・初演ということで、リヨンの方々はとてもエキサイトしていました。もちろんチケットはすでに全公演ソールドアウト!
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【山海塾リヨンレポート⑥】見づらいですが...リヨン・ダンス・ビエンナーレに参加する蒼々たる面々。今回のビエンナーレには「リヨンで第一線の作品を創る」「多様な作品の上演=観客を創る」「市民が創る」という3つの切り口があります。
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【山海塾リヨンレポート⑦】山海塾は、この中の「作品を創る」というカテゴリーで招聘されており、世界の第一線で活躍するカンパニーとして、リヨンで新作の滞在製作を行っています。日本でも知られているヤン・ファーブルやイリ・キリアンの新作も、ビエンナーレで上演されます。


【山海塾リヨンレポート⑧】リヨンのオペラ劇場は、フランスの国立劇場で、外観はオリジナルの状態を残したまま、内部は大幅に改装されています。床から天井までオール真っ黒なので、写真が撮りにくく...こちらは元々の建物の様子をうかがえるホワイエです。
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【山海塾リヨンレポート⑨】いよいよ初演間近...ということでオペラ座の周りにも観客の方々が集まってきました。昼間はストリートダンスの練習をする若者がたくさんいて、伝統と新しい勢いとが共存する、とても魅力的な空間です。
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【山海塾リヨンレポート⑩】そしてこちらが待望の新作のタイトル(フランス語版)です。UMUSUNA: Memoires de'avant l'Histoire(Memoiresの最初のeにアクサン)。
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【山海塾リヨンレポート⑪】UMUSUNAは「生まれた場所」といった意味を持つ言葉。会見で天児さんは、この概念を拡張する事で、特定の場所ではなく、私たちが生まれた場所としての地球、今現在の世界といった解釈もできるのではないか、とおっしゃっていました。


【山海塾リヨンレポート⑫】リヨンのオペラ座は、オペラ専用劇場なだけあって、すばらしい音響。座席は舞台を取り囲むかのような形で7階まであります。観客の皆さんからの「ブラボー」という声が上から降り注いでくるかのようで、とても感動的でした。


【山海塾リヨンレポート⑬】新作の詳細は、これから少しずつお知らせしていきたいと思います。北九州での新作・日本初演は2013年1月26日・27日です。チケットなどの詳細は9月20日ごろ、劇場HPで公開しますので、もうしばらくお待ちください!


【山海塾リヨンレポート・おまけ】リヨン・ダンス・ビエンナーレの山海塾のページはこちらです。http://www.biennaledeladanse.com/fr/edition-2012/spectacles/umusuna-memoires-avant-histoire,11.html ... ページ内に天児さんへの短い質問があります。「あなたにとって最初のダンスの記憶は何ですか?」「夏の盆踊り」。天児さんらしいシンプルな回答です(笑)。