2014.03.09 19:59
東京公演の感想
3/9(日)をもって、北九州芸術劇場プロデュース「彼の地」の全公演が終了しました。
北九州公演〜東京公演を通し、本当に多くのお客様とお会いできたことを嬉しく思います。公演アンケート、ツイッターなどでも本当にたくさんの感想を頂きました。
北九州では、「北九州に来て間もない」方からの感想も多かったですが、
東京では、「北九州やそれ以外の場所から東京へ来た」方の感想を多く頂いたのも印象的でした。
ほんの一部ではありますが、東京公演時にお寄せいただいたアンケートから、いくつかご紹介させて頂きます。
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「彼の地」東京公演 アンケート
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感想①
何だか分からないけれど、涙が止まらなかった。
これが九州の空気感?
脚本のセンスがすごくいいのと、役者の純朴感か。
いろんな生き方があっていい。やり直せる。変えてもいい。世界の違う人もいていい。すれ違ったり、集まったり、離れたりできる。
人生のいろんな場面を2時間で見た気がする。
感想②
とても、というかものすごく良かったです。
小さい劇場だと「寄りの構造」というか、人しか見えない芝居が多くなりがちですが、人と風景のスケール感が絶妙で、1人の人をとりまく世界(1つの街であっても)の広さを感じることができました。その分、人生のシビアなエピソードにも説得力を感じることができたと思います。
感想③
普段お芝居を見ることは、実はあまりないのですが、
上京して一週間目で、はじめてのんびりできた週末に、誘われて来ました。
ちなみに福岡から来ました。
私にとって居場所は?と、いつも考えたり感じたりしていたことが、なんとなくぴったりとしてて、詳しく書くのは難しいのですが、感動しました。とても面白かったです。
ちょうど上京したての少しふわふわした感じと、地元を離れて、そこの居場所もあやふやな気持ちが、すっと晴れたようでした。
感想④
「北九州、小倉の地」胸に刻まれました。
「彼の地(かのち)」であり「彼の地(かれのち)」であり、そこに生きる人、そこに来る人、そこを出る人、そこで死ぬ人、そこに生まれた命まで...
手書きのパンフのおかげで、劇中の色々なネタがよくわかって、小倉についても楽しめました。いつか「ツアー」とか組んで、皆さんにガイドして欲しいですね。
笑いをおりまぜながらも涙の止まらない舞台でした。
感想⑤
彼が北九州出身なので、小ねたを楽しみました!
伝え聞いている北九州らしさがたくさんでした。
それをぎゅっと詰め込んだ桑原さん、最高です♪
人の想いや複雑な事情やら、色々あるけれど、その地で、自分の居所を見いだし生きるということ。
色々あるけれどがんばろうと、いつも桑原さんの作品から力強く励まされます。
感想⑥
30才で遠距離恋愛の相手(東京都民)と結婚するまで、小倉で生まれ育ちました。
舞台の上に、友だちたち、知り合い、親戚の姿がみえました。
私自身は、東京に来た頃の自分の気持ちが改めて分かった気がします。
懐かしくて...切なくて...たくさん泣いたけ、
明日からもこの東京でがんばるけね。
ありがとうございました!!
北九州芸術劇場プロデュース「彼の地」ブログの更新も、今回を持ちまして終了となります。
また北九州で創作した作品で、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
どうもありがとうございました。