北九州芸術劇場 学芸ブログ

カテゴリー

月別アーカイヴ

ブログ内検索

2006年12月05日 11:24

11月29日水曜日 村門耕多

こんにちは。村門です。
初日記です。

まず、今日シアラボであったことを書く前になんか僕が普段の生活の中で感じたこととか書きたいと思う。
何でかって言ったら、シアラボでやったことばっかり書いてもなんか物足りないな。っていうのと、なによりただ僕が人と同じようなこと書くのが嫌って理由があるから。

でも…そうは言ったものの書くことがない。
まぁ強いて言うなら今、僕の学校が期末テストで誰か助けて欲しいってことかな?

こんな事書いたらまたシアラボの人達は『懐かしい~。若いね~。期末テストとか何年前の話しだろ~。あの頃に戻りたいわ』とか言うのかな。

なんかイヤだな。

今の青春を投げ捨ててまで高校時代の青春を手にしたいのかな。

よく分からん。

三十過ぎても青春はあると思うわけよ。

さて、今日のシアラボでやったことは『銀河鉄道の夜』の読み合わせ。
楽しかったな。

僕はこの話しが大好きです。

なんか切ないんだけどロマンチックで読んだ後になんとも言えない感情が込み上げてくる。

この話しをM・M団でやったらきっと素晴らしい物になると思う。

皆でいい舞台を作りたいと心から思う。

今日書くことはこれくらいかな。次はもっとまともなこと書こう。

lab027.jpg
↑「じゃあ、ちょっとザネリ(劇中人物)やってみて。」

 と、泊さんより指名される受講生。

labo28.jpg
↑配役をいろいろと変えて一通り戯曲を読んで

 みます。(中劇場舞台にて)

2006年11月27日 00:25

11月21日火曜日 永幡桂子

はじめまして!永幡桂子です。
今日と明日は照明講座 実践編です。

初日の今日はまず、仕込み図を見ながら4チームに分かれて、チームごとにバトンを担当して仕込んでいきます。

それが終わったらパッチ作業です。

パッチ作業というのは照明操作を操作卓でできるようにするためのデータ入力作業です。

ハイテクですねー。

それが終わったらシュート作業に移ります。

シュート作業というのは照明があたる位置の調整です。

シュート棒という物干し竿が太くなったような棒で吊ってある照明器具の向きを変えたりするのですが、これは素人にはとても無理です。

この棒を安定して持つだけでも大変なのにそれで高い場所にある照明器具を動かすなんて絶対ムリ!

なのでシュート作業は講師の乳原さんがされましたがまさに神技。

凄いとしか言いようがないです。

例えるならば、ぎりぎりの幅しかない駐車場にあざやかに車を次々に入れていくのを見てる感じでした。

照明講座では照明の知識や、仕込み、バラシで役に立つような実技を教えていただきましたが、他にも「劇場や劇場の人達を大切にできる演劇人になりなさい。」という事を学んだ気がします。

そんな演劇人になれるよういつも心がけたいです。

labo17.jpg
↑<シュート>作業の様子


2006年11月27日 00:24

11月22日水曜日 広瀬恵

はじめまして!
照明講座【最終日】レポート担当、広瀬めぐみです。

本日は、まず、昨日仕込んだいくつかのライトにカラーフィルターとタネ板を仕込み、その後、4つのグループに分かれて実際に調光室でシーンを作成&発表!を行いました。

シーンの主役は舞台中央に芸術的?に並べられた大小4つの脚立くんたち。
テーマは自由。

個性あふれるMM団メンバーによって造りだされた個性あふれる照明によって、脚立くんたちが舞台上で様々な表情を見せてくれました。

脚立が生きていた!…………かも?!
…そんな感じです(笑)

その他、ピンスポットの操作講習&実践もあり、あっとゆー間の3時間でした。

この講座を受けてみて、改めて照明の重要さや大変さ、北九州芸術劇場の威力(笑)を実感しました。
本当に、とっても実りのある講座をありがとうございました。

さてさてっ、来週の俳優講座ではいよいよ来年3月本番の戯曲が決定します。
皆さま、お楽しみにー!

labo22.jpg
↑受講生の発表作品より

 「喜怒哀楽」の『怒』

labo23.jpg
↑受講生の発表作品より

 「喜怒哀楽」の『楽』

2006年11月14日 00:28

11月9日木曜日 増本恵美

はじめまして、増本です。

今日は、4回目の音響講座でした。
今日の内容は、前回の講義で、選曲した音源を、実際に小劇場の客席に、機材の仕込みをして、台本に合わせて、オペレーションをするというかなり実践的な講義でした。

今日の杉山先生は、体育会系キャラで、ビシビシ!と (? )指導してくださり、あっという間に、客席に音響卓ができあがり、一人づつ、緊張しながらも、音を出していきました。

音響のオペレーションは、芝居を見て、感じながら、同時にいくつもの動作をしなければなりません。

なので、今日はじめてオペをしたOさんは、(本人の希望により、イニシャルで、すみません…)帰りに、オペで、いっぱいいっぱいで、頭がいたい、とぼやいておりました。

しかし、本人は、音響がやりたい、そうな。

大丈夫かな?

劇場という空間が、大好物な私にとっては、ほんとに楽しくて、充実した、講義です。
毎回、あっという間に時間が過ぎてしまい、なかなか、この空間を、去り難くなったりなんかして。

しかし、3月のラボ本番では、お客様が帰りたくなくなるぐらいな、がっつりいい舞台を造れるように、がんばりましょうね、みなさん!

labo14.jpg
↑オペレート実習風景。

 (音響卓を操作しているのはOさん?)

2006年11月14日 00:24

11月10日金曜日 土肥聖子

こんにちは、シアラボに参加の土肥聖子です。
今日の講座は音響講座。今までは仕事の残業続きでなかなか参加できず、そんな中でも講師の杉山先生はとてもわかりやすく教えてくれました。

さてさて、 今日の講座は実際にモデルの台本を朗読し(途中から色々演出が入ってきましたが)それにあわせてオペレーションをやってみるというものでした。
今までに何回か 操作卓を見たことはあっても、実際に触ったことはないので、説明を聞いているときから少し緊張。。。

しかし、説明を聞いているうちに、もしかしてできるかも、と ちょっと自信がでてきました。

が、話をきくのと実際にやってみるのは大違い。

ひとつの音を出している間に次の音の準備をし、その間に音をクロスフェードするのですが、その作業がとても大変なものでした。

実際の公演で、よく音響さんは操作卓の前にずーっと座っているのを見るのですが、操作の大変さを知って納得です。

芝居をはじめてから数年ですが、まだまだ知らないことがたくさんあると実感するばかり。

それと同時に、楽しいこともたくさんあります。



そんなこんなで、最近、劇場へ行く途中にシュークリーム屋を見つけ、前を通る度に一瞬、足が止まったりしてますが、みなさんどうぞこれからもよろしくお願いします。

labp15.jpg
↑「8の字巻き」(コードの巻き方)を特訓中!

2006年11月14日 00:24

11月11日土曜日 東由紀子

おはようございます。
今回レポートを担当する、室町モルモット団員の東由紀子(ヒガシ・ユキコ)です。

今日は『劇場塾 戯曲講座リーディング公演』当日でした。 
私たちM・M団(室町モルモット団)から5名出演したのは、『やさしい女の眠る街』の方です。

この戯曲は、10年前に事故にあって植物状態になっている次女が、3日間だけ家に帰ってくることになりまして、その最初の晩の家を舞台に、次女を取り巻く家族内の人間模様を描いたお話なのですよ。

なんというか、なかなかヘヴィなお話でございまして、最初に台本を頂いてから何度も目を通したものの、一体どうしたものかとある意味途方に暮れてしまいました。

なんでかっていうと、『52歳で3人の娘(うち次女は植物状態)を持つ未亡人の母』という配役に戸惑ったのもありますが、舞台演劇初心者の私には、自分だけの力では台本の読み込み方にすぐに限界がきてしまうからなんですね。

実際稽古に入ってみて、

私って、こんなに台本読めてないんだ……。

ってちょっと凹みました。
でもリーディングに参加できることになったのは単純にとても嬉しかったし、私にとっては初舞台だったこともあって頑張りました。

初舞台の感想は、『今の私にやれるだけのことはやった!なんとか無事に終わって良かった!』です。

課題が山積みなのは自分でもわかってるんですが、あの限られた稽古時間と今の私の力量ではあれが精一杯でございました。

それでもなんとか無事に終えられたのは、本当に演出の市原さんと他4名の共演者のおかげです。

心からありがとうございました。

んで、後半の『フリル』。
これもですね、相当面白かったですよ。

自分たちが前半で終わっていたこともあり、純粋に楽しませていただきました。

泊さんの演出もとても良かったし、役者陣がスゴかった。

皆さん、オモロ過ぎです。

シアラボに参加できて、意識の高い方々から色々教えていただける。
本当にありがたいです。

福岡から通うのは決して楽ではありませんが、それだけの価値は本当にあります。

本当はもっとたくさん書きたいことはあるのですが、ただでさえ長くなっているのでガマンガマン。

いやぁ、シアラボ、マジでいいッスよ!

labo18.jpg
↑「やさしい女の眠る街」公演より

labo21.jpg
↑「フリル」公演より

labo16.jpg
↑「アフタートーク」より

 (右端 「フリル」の作者:小島さん、

  右から2番目 「やさしい女の眠る街」の作者:秋山さん。)

2006年11月10日 00:25

11月7日火曜日 梨田麻衣子

今日から4日間、11日(土)のリーディング公演に向けての稽古が始まります。
公演は劇場塾『戯曲講座』で選ばれた「やさしい女の眠る街」と「フリル」の二本立て。

(※「やさしい女の眠る街」はシアターラボ07メンバーより選出。) 

リーディング公演詳細>>>
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/

schedule/thealabo2007_read.html

----------------------------------------------------------------

今日は、最初に皆で読んだ台本を丁寧に拾っていきました。
人物設定とか家の間取りとか、この「…」は何だろう、この人にとってこれは初めてなのかなとか。

新しい発見が沢山出来て面白かったです。

でも、不安だらけ。

リーディング初めてだし、市原さんが言ってたような、相手とか外に意識を持って動けるようになれるかなぁ。

緊張して一人で突っ走りそう。もぅ、盗んだ原チャで走り出したくなるかも。

そんな事を思った21の夜。

とにかく、わからないなりにも一緒に素敵なもの作りたいと思ってます。
こんな梨田ですけど、よろしくお願いします。

labp9.jpg
↑「やさしい女の眠る街」の稽古風景

labo10.jpg
↑「フリル」の稽古風景

 (※中央は「やさしい女の眠る街」の演出:市原さん。

 ここでは出演も。)

2006年11月10日 00:24

11月8日水曜日 萩原あや

はじめまして。
初書き込みしてます、萩原あやです。

今回めでたくシアラボの半年劇団(MM団)に参加させて頂くようになって、もう1ヶ月半くらいたちました。

今までのを振り返ると本当にためになる講座ばかりで、贅沢な感じです。

そんな訳で全部に参加したい気満々だけど、今の時期かなり仕事が忙しく、参加できない事が多くて毎回涙をのんでます。

今後は、全て参加する予定。

その為には仕事を辞めることも考えてまして。。。

って、話がズレてますね。

あくまでも稽古報告ですよね?はい。                

えー、今はリーディングの稽古をしてます。
本日2日目。

今日は市原演出のもと、実際の出ハケや動きなどを決めながら進んでいきました。

リーディングのなかでの動きなんて初めての経験で、とてもテンパりながらやっています。

実際普通に台詞覚えて芝居した方が楽そうで…いやいやあくまでリーディングですから、その制約の中で頑張りますよ。

ただ、稽古時間が少ないのが心配で。うむ~。

今は必死にやれる範囲でみんなで頑張って作ってますんで、観に来て頂ける方はあたたかい目でお願いします。

なんて言っちゃいました。

そんな感じです。

以上、萩原でした。

labo12.jpg
↑「やさしい女の眠る街」の稽古風景

 (寝たきりの次女のベットをみんなで囲むシーン)

labo13.jpg
↑「フリル」の稽古風景

 (横一列のカウンターテーブルを前に繰り広げられる

 男5人のドラマ?)


2006年11月07日 00:25

11月1日水曜日 倉本眞美

今日は俳優講座。
一言で言うと【楽しくて時間があっという間!】だった~♪

4つのグループに別れて『やさしい女の眠る街』の台本を場所設定を変えてアレンジして演技するって課題だった。

その場所とは…

①洞窟の中

②公園

③風呂場

④震災後の家

わたしのグループは伊藤くん、市原さん、佐藤さん(デビル?)とわたし。

すかさず【風呂場】をチョイス。

理由は【面白そう】だったから♪

さてさて、リビングで植物状態の【千鶴】を囲みご飯を食べている母と娘二人、そして看護師酒井…この設定を【風呂場】に変えなきゃいけない。

さてさて、どう料理しようか~。

まず、風呂場でご飯ってのが不自然すぎる。

そこで千鶴を思い切って人間じゃないってことにした。

チーズの食べさせすぎで巨大化したウナギ。

これが決まってからはみんなからアイデアがどんどん出てきた。

ウナギの千鶴は巨大化した為に研究者から実験台に狙われ、一度拉致されるが酒井さん(研究所の人間だけど味方になってくれた)が決死の思いで研究所から家族に返してくれ風呂場で千鶴を見守る…。

かなりB級だなぁ(笑)。

ひとまずみんなの前で演技。

演技後、各チーム泊さんから『こうした方がいいよ~』とダメ出し(?)を受けてまた練り直し。

ウナギの千鶴を暴れさせたり、研究者の酒井さんの設定を目立つようにして再度演じた!

始めの設定とはかけ離れたものになってしまったけど、作品を作りこんでいくってこんなに楽しいんだ~と実感した。
ああでもない、こうでもない、こうした方が面白い…

みんなの意見が飛び交い思わぬ方向へ膨らんでいったり。

まぁ今日は1シーンだったからそう感じたのかもしれないけど。

これが一冊の戯曲全部だとかなり大変な作業だろうなぁ。

わたしは昔から映画バカで映画ばかり見まくってきたから、舞台についてはド素人。
見るもの聞くもの初めてのことばかりで緊張と興奮の日々です。

今からもっともっと吸収して個性派揃いの【室町モルモット団】らしい作品を作るぞ~。

長くなりましたが楽しい講座でした♪またやりたいなぁ♪

ちなみに余談ですが~
恒例?のウォーミングアップでの光来出くんの【白馬の王子さま】最高に面白かったよ♪

へこんだ時に思い出すといいかも(笑)。

labo07.jpg
↑前回配られた台本の設定(家庭のリビング)を

 風呂場に置き換えて演じる受講生たち。


2006年11月07日 00:24

11月2日木曜日 讃井祐美

俳優講座第2回目は、戯曲ワークショプ。
一場面ですが戯曲を書くという課題が出されました。

出されたテーマは「別れ」。

別れ…わかれ…ワカレ…

なかなか題材に出来るような「別れ」思い浮かばず、焦、焦。
なんとか時間ぎりぎりで書くことができて一安心。

その後、みんなの作品の中から泊さんが教材になりそうなもの、インパクトのあるもの等、7作品を選んで、指名された人がそれぞれが登場人物になりリーディング形式で発表しました。

1番印象深かったのは、携帯電話での、男女の別れ。
まずは、登場人物2人の掛け合いをそのまま読み、その次に「女のセリフ」は読まず「男のセリフ」のみという試みをしました。

予想外!!
感情や心の動きなど、弱まるどころか、「女のセリフ」が聞こえないその分の間(ま)が、想像を膨らませるし、男の感情を一層強く感じさせるように思いました。

この実験は衝撃的。

「どの作品も、作者の心が強く揺れ動いた何かが書かれているもの、というのを前提に作品に携わっていきましょう。」というお話もありました。

このシアターラボで、他ではなかなか学べない、実践的なことを学ぶ機会を与えてもらうことが多く、とても感謝してます。
これからの講座も楽しみです。

labo08.jpg
↑それぞれの書いた「別れ」をリーディング中。

(左から2番目が11/2レポートに登場した白馬の王子☆光来出くん)

  1 2 3 4 5  

講師プロフィール

リーディング演出 市原幹也
いちはらみきや ◎ のこされ劇場≡主宰、演出家。台本に別の世界を重ねながら立体化する「二重舞台」の手法や、演劇にとどまらないパフォーマンスの演出で各方面の注目を集めている新鋭演出家。独自のセンスと世界観、旺盛な企画力で北九州の若手演劇人を牽引する。
演出助手・舞台助手 有門正太郎
ありかど しょうたろう ◎ 飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフとしても活躍(2003~2006合唱物語「青い鳥」演出部、シアターラボ2006の演出助手など)。また、富良野塾16期生として、'00年~'05年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。'05年には自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、演出も担当した。現在、東筑紫高等学校演劇コース非常勤講師。
制作 津村 卓
つむら たかし ◎ 大阪芸術大学を卒業後、大阪の情報誌プレイガイドジャーナルで企画を担当。'85年大阪ガスの扇町ミュージアムスクエアを企画し、副支配人兼プロデューサーに。'87年より兵庫県伊丹市の伊丹市立演劇ホール(アイホール)チーフプロデューサー。'97年よりびわ湖ホールの演劇部門に関わる。'95年より現在、財団法人地域創造に所属。芸術環境部プロデューサー。'00年より北九州芸術劇場に関わり、劇場のハードソフト両面の総プロデュースを手がける。北九州芸術劇場チーフプロデューサー。
舞台美術 柴田隆弘
しばた たかひろ ◎ 1976年生まれ。兵庫県出身。'97年大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業。在学中に南船北馬一団の旗揚げに参加。関西の小劇場を中心に活動中、美術プランから大道具製作まで関わることが多い。主な美術担当劇団、「スクエア」「劇団八時半」「飛ぶ劇場」「劇団世界一団」など。日本舞台美術家協会会員,第28回伊藤熹朔賞新人賞受賞。
音響 杉山 聡
すぎやま さとし◎1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。'03年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。
照明 乳原一美
ちちはら かずよし ◎ 東京都出身。1980年(株)アートステージライティンググループに入社、舞台照明家・沢田祐二氏に師事。'86年劇団四季に移籍、照明部課長。拠点公演・全国公演・海外公演をはじめ、全国各地のキャッツシアターや福岡シティ劇場・四季劇場等の舞台照明設備を設計。'00年四季を退団。'03年より「北九州芸術劇場」技術課照明係長。
演出 泊 篤志
とまり あつし◎1968年生まれ。北九州市出身。北九州大学に在学中、演劇研究会で上演作品の執筆・演出を担当。後、東京で約2年TVゲームのシナリオ等の仕事をし、北九州へUターン。'93年「飛ぶ劇場」に復帰し、以来、戯曲・演出を担当。'97年『生態系カズクン』で第3回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞。'99年、作品『IRON』が第44回岸田國士戯曲賞最終選考にノミネートされる。現在、北九州芸術劇場 学芸係ディレクターとして勤務。また各地でワークショップ講師や外部脚本執筆、演出などの依頼に応えている。