北九州芸術劇場 学芸ブログ

HOME » シアターラボ » シアターコラボ2008(H20年度) » あさっては仕込みです!

カテゴリー

月別アーカイヴ

ブログ内検索

2008年12月12日 18:00

あさっては仕込みです!

タイトルは舞台チーム講師の有門先生が言われていた言葉です。
始まった!と思ったシアターコラボですが、もう仕込みです。

その仕込みに向けて2日間に渡り、俳優チームもそれぞれのスタッフチームに参加し各講座が開かれました。

画像:舞台チームテスト
舞台チームいきなりテストです。

画像:音響チームテスト
と、思ったら音響チームもテストです。講師は杉山先生です。

画像:テスト用紙
どちらのテストも難しそうです。これは舞台チームのテスト用紙。

照明チームはそれぞれのブレーカーがどのコンセント・天井ライトに繋がっているかの確認をしています。
画像:照明チームミニライト
コンセントにミニライトを繋げて確認します。

画像:照明チームブレーカー班
ブレーカー班「このブレーカーはどうですか?」

画像:照明チーム確認班
確認班「まだ(ライトが)点いてます」

この作業をひとつひとつ行っていきます。

トランシーバーを使い慣れていないので、そこからが大変です。

確認が済むと今度はライトの説明です。
画像:照明講座
お話しているのが講師の乳原先生です。横にはサポートの大久保先生と岩田先生もいます。

画像:舞台チーム会議中
舞台チームは仕込みに向けて必要な物についても話し合いが行われています。

画像:音響講座
音響チームでは俳優チームからの参加者に基礎講座を行っています。

画像:音響チーム
スタッフとしての音響チーム2人は台本を見ながら今回のリーディングで使う「音」について確認をサポートの雑賀先生と一緒にしています。

画像:編集室
ここは「編集室」です、機材がすごいですね。

この各講座ではスタッフとしてはもちろん、俳優としても舞台を作るうえでは知っておくと良いことを土・日の仕込みに向けた準備も兼ねて教えて下さっています。
明日も仕込みに向けての準備と講座が行われます。

講師プロフィール

杉山 聡(すぎやま さとし)
画像:杉山 聡
【 音楽講座 講師 】
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。
有門正太郎(ありかど しょうたろう)
1209-5.jpg
【 舞台講座 講師 】
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、'00年~'05年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。'05年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場 舞台技術課に勤務
乳原一美(ちちはら かずよし)
画像:乳原一美
【 照明講座 講師 】
東京都出身。1980年(株)A・S・Gに入社、以降23年間舞台照明家・沢田祐二氏に師事。1986年劇団四季に移籍、照明部チーフ。2000年四季を退団。2003年北九州芸術劇場・舞台技術課照明係長。劇場自主制作公演等の照明デザインを担当する他に、ワークショップの講師やアドバイザーとして活動。2008年、北九州芸術劇場・テクニカルアドバイザー。
永山智行(ながやま ともゆき)
画像:永山智行
【 俳優講座 講師・演出 】
1967年、宮崎県都城市生まれ。劇作家・演出家。宮崎県の二つの公立文化施設(三股町立文化会館と門川町総合文化会館)を拠点に活動する劇団こふく劇場の代表。AAF戯曲賞(主催:財団法人愛知県文化振興事業団)受賞作『so bad year』のほか、劇作家協会新人戯曲賞最終候補作『空の月、胸の石』『北へ帰る』などの作品がある。劇作家としての代表作は東京国際芸術祭参加作品『昏睡』(2005/創作ネットワーク委員会+Ort-d.d)、『トリオ』(2005/劇団こふく劇場)、『隣の町』(2007/みやざき◎まあるい劇場)など。2006年10月に宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターに就任。