北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2008年12月20日 18:13

本番まであと2日。

なんとなくみんな少しピリピリしているようにも感じます。

画像:天井には影が映っています
基本稽古場はいつもこれくらい暗いです。

画像:非常灯だけが見えます
廊下も明かりを消すと真っ暗です。

画像:舞台チーム相談中
画像:客席を確認しています
舞台チームはどうも位置を少し移動しなければならなくなったようです。

中心からの位置を測りなおしながらもう一度客席の位置を確認しています。


画像:照明打ち合わせ中
画像:照明ブースです
照明チームは実際に舞台の動きを見ながらの調整しています。

オペレーションのために機械の操作も覚えながらの挑戦になります。

画像:音響チームと照明チームの打ち合わせ
画像:音響チームの二人
画像:音響ブースです
音響チームも調整が必要です。

録音をやり直したり、編集しなおしたりと作業がまだまだあります。

音響と照明はタイミングを合わせないといけない部分がたくさんあるのですが、音響のブースと照明のブースは舞台を挟んでちょうど反対側にあります。

細かく打ち合わせを繰り返していました。

画像:俳優チーム
画像:俳優チーム動きを確認しています
俳優チームも何度も動きを確認しながらの稽古を繰り返します。

衣装はこの後最終チェックがあったのでまた少し変わったようです。

画像:必要なことはメモを取ります
こちらは通しが終わったあと、すでに着替えています。

温度管理はきちんとできていますが、さすがにこの時期みんな衣装のままだと風邪を引きそうです。

画像:中央に永山さん
演出の永山さんの話に俳優・スタッフともみんな真剣に耳を傾けています。

明日はいよいよ「ゲネ」(本番と同じ状況でのリハーサル)が行われます。

客席にはお客さんとして劇場のスタッフが入りますのでかなり本番に近い雰囲気になるはずです。

画像:インタビューを受けている泊ディレクターの図
画像:撮影中の音響チーム
昨日と今日はステージ通信Qの取材が入っていました。

どういう記事になるかは未定ですが楽しみです。

おまけ
画像:「師走2週団」ロゴ
「師走2集団」なんと残り2日にしてロゴを作ってしまいました。

当日は看板も作りますからそれもぜひ見てください。

講師プロフィール

杉山 聡(すぎやま さとし)
画像:杉山 聡
【 音楽講座 講師 】
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。
有門正太郎(ありかど しょうたろう)
1209-5.jpg
【 舞台講座 講師 】
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、'00年~'05年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。'05年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場 舞台技術課に勤務
乳原一美(ちちはら かずよし)
画像:乳原一美
【 照明講座 講師 】
東京都出身。1980年(株)A・S・Gに入社、以降23年間舞台照明家・沢田祐二氏に師事。1986年劇団四季に移籍、照明部チーフ。2000年四季を退団。2003年北九州芸術劇場・舞台技術課照明係長。劇場自主制作公演等の照明デザインを担当する他に、ワークショップの講師やアドバイザーとして活動。2008年、北九州芸術劇場・テクニカルアドバイザー。
永山智行(ながやま ともゆき)
画像:永山智行
【 俳優講座 講師・演出 】
1967年、宮崎県都城市生まれ。劇作家・演出家。宮崎県の二つの公立文化施設(三股町立文化会館と門川町総合文化会館)を拠点に活動する劇団こふく劇場の代表。AAF戯曲賞(主催:財団法人愛知県文化振興事業団)受賞作『so bad year』のほか、劇作家協会新人戯曲賞最終候補作『空の月、胸の石』『北へ帰る』などの作品がある。劇作家としての代表作は東京国際芸術祭参加作品『昏睡』(2005/創作ネットワーク委員会+Ort-d.d)、『トリオ』(2005/劇団こふく劇場)、『隣の町』(2007/みやざき◎まあるい劇場)など。2006年10月に宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターに就任。