2013.02.28 14:20
東京公演まで折り返し!
皆さんこんにちは、広報一田です。
東京公演に向けてお稽古が再開して早10日
そして東京公演までも約10日
ついに折り返し地点を過ぎました。
お稽古開始のブログでも少しお伝えしましたが、この10日間は
冒頭からラストまでを思い出し稽古、という形で振り返りながら、
再度細部までを詰めていく、という日々でした。
(見上げる先には何かが...)
北九州公演で一度完成形には辿り着いている訳ですが
そのうえで、また更に精度を増していく舞台を見ていると、
一体この作品はどこまで進化、拡張していくのかと
ワクワク、を通り越してゾクゾクしてしまいます!
藤田さんが創りだした、ランドスケープという名の魔物【まもの:人をたぶらかすあやしい力をもつもの】
にうごめくパワーたるや、凄まじいです。
きっと想像を超える体験が出来ると思います。
そして昨日は、本番の衣装を着ての通し稽古も行われたのですが
衣装全てはお見せ出来ないので...コレだけ(笑)
役者さん達が本番で履いている靴です。
藤田さんが主宰する劇団「マームとジプシー」の作品はとにかく動く!という事は以前にもお話しましたが
この作品も例に漏れず、むしろパワーアップして、尾野島さんを筆頭にひたすら歩いて、走っています。
いったい稽古開始から東京公演終了までに何万歩、何十万歩、何百万歩歩くのか、、、
万歩計にすると物凄い距離になっていそうです。
そして、それだけの歩を進めたからこそ見えてきた景色が、確かにあるのだと思います。
この靴達は、役者さん達と共に歩き、この作品を支えてくれている大切な靴、なんですね。
ランドスケープという作品が最後に辿り着くその景色を、ぜひぜひ一緒に見届けて頂けたら嬉しいです!
お陰様でチケットも好評を頂いており、3/9(土)19:00アフタートークの回は前売を終了しました。
その他の回はまだ発売中ですが、回によっては残り少ないところもありますので
まだ迷っている方はお早めにご購入くださいね!!
★チケット購入はコチラ→北九州芸術劇場オンラインチケット(事前に利用登録が必要です)
2013.02.26 00:37
リアルランドスケープ~前編~
皆さんこんにちは!広報一田です。
連日お稽古が続いている中ですが、今回は稽古場を抜け出して
ランドスケープの舞台となっている北九州の街を、少し探訪してみたいと思います。
この作品には、北九州に実在する地名やお店の名前が、たくさん登場します!
こちらは北九州公演の際、観に来てくださったお客様に配布した"ランドスケープマップ"。
今回はこのマップを片手に、登場人物達が歩き、走り、様々な思いを巡らせていく
小倉の街中へ、出かけてみたいと思います。
まず物語の始まりは、"旦過市場"という市場から。
ここは、小倉の市民の台所的な市場。
平日の夕方時ともなると、夕飯の買い物に来た主婦の方々で賑わい、
「今日は○○が安いよ!」
「あら、じゃぁ夕飯は○○にしようかしら」
「それもいいけど、こうやって食べるのも美味しいんよ!」
なんていうやり取りが聞こえて来ます。
なんだか魚やさんが多いな~...と思っていたら、それもそのはず。(写真右は、小倉名物ぬかみそ炊きです!)
旦過市場は、神獄川(かんだけがわ)という川に面していて
もともと、この川を昇る船が荷物を下して商いを始めた事から始まった、のだそうです。
そしてこの市場をぐいぐい抜けて行くとあるのが...
物語にも登場する、"スーパー丸和"と"もりしたフルーツ"。
旦過市場を挟んで、ちょうど向い合せの場所にあります。
もりしたフルーツは、お店の軒先に椅子とテーブルがあり、道行く人々を眺めながら
新鮮なフルーツを使ったジュースやパフェなどを楽しめます。
私も休憩がてら...生フルーツスムージーを頂きました!
ちなみにお店の方のオススメはあまおうパフェ、だそうです(笑)。
さて、そしてもりしたフルーツの目の前の横断歩道を渡ると
"魚町銀天街"へと続く...のですが、この続きは後編でお届けしたいと思います。
東京公演まであと2週間を切りました!チケットは好評発売中ですが、
アフタートークの回は特に残り少なくなってきておりますので、お早目にご購入くださいね。
★チケット購入はコチラ→北九州芸術劇場オンラインチケット(事前に利用登録が必要です)
2013.02.21 19:37
ランドスケープ再始動!
皆さんお久しぶりです!広報一田です。
先日twitterではお知らせしましたが、ついに、
「LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望」東京公演に向けて再始動しました。
初日のお稽古から早速新しい演出が加わったりもしていて、
北九州公演から約3ヶ月、自身の劇団公演も多々行われ様々な作品と向き合ってきた藤田さんが
改めて本作と対峙し、どんな<ランドスケープ>を描いていくのか?
非常にワクワクします!
稽古では、作品の感覚を取り戻しつつ、少しずつ藤田さんが新たなスパイスを投入。
「スライディングしてみようか」「ももあげ出来る?」
と、言葉だけ切る取るとなんとも体育会系な作品のようですが(笑)。
ある動きを加えるという事は、単にその動作としての意味合いではなく
役者さんの身体に新しい刺激が加わり、その反作用を誘発したり、
作品に新しい音・リズムが加わる、という事でもあります。
このランドスケープという作品は、とにかく多種多様な"音"に溢れていて、
台詞やいわゆる音楽もそうですが、
腕を振ったり、階段を駆け下りたり、
以前藤田さんがインタビューで言われていたように、リンク参照
日常の中にあるリズム、が沢山掬い取られています。
とにかく舞台中の色んな所で、色んな事が起こり、色んな"音"が発されているので
それに耳を傾けてみるのも面白いと思います。
常に舞台上に20人の人間がいるので、全てくまなく発見しようと思うと
何回観なければいけないのか?...という事にもなりますが(笑)。
日々新しい音やリズムが生まれたり削られたりしながら
作品に緩急がついたり、膨らんでいったり
演劇なんですが、まるでオーケストラの演奏を聴いているような感覚もあり
目と、耳と、全身で感じて楽しめる作品です。
役者さん達もこんなに気持ち良く踊っちゃっています(笑)。
北九州公演とはまた全く異なる全貌をお見せできると思いますので、
東京の皆さん、楽しみに待っていてくださいね!!
※チケットも好評発売中です!9日(土)19:00の回の公演終了後には、アフタートークもあります!
詳細はこちら→公演情報ページ