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シアラボ08 レポート
2月26日(火)俳優講座(3)
北神陽

棒を介してお互いの呼吸をつかむレクレーション
<棒を介してお互いの呼吸をつかむレクレーション>
どうもー
シアターラボ08、13分の1、きたみようです。
きたみが苗字でようが名前です。

早いもので、メンバーと出逢ってから3ヶ月が経ちました。
3ヶ月なんてあっちゅー間ですわ。
昨年の11月にメンバーが決定して、その翌月には戯曲講座リーディング公演、年明け2週目からシアラボの講座が始まり、気づけばもう折り返し地点。
3ヶ月後には、打ち上げで飲んだくれていなければいけない訳です。
うかうかしてはいられませんね、これは。
のんびりしていたらもう夏だった、なんてことになりゃあしないかと危惧しているのは私だけでしょうか。

とかなんとか言いつつも、5月の公演に向けて着々と準備は進んでおりまして、
今回、上演戯曲が決定いたしました。
たぶん近いうちに北九州芸術劇場のサイトやらなんやかんやで発表されるでしょうから、ここでは戯曲については触れまい、と思うです。
なんかね、凄く面白いものができそうな気がしますよ。

最終選考は、絞り込んだ候補戯曲4本について、というか、その内の支持者多数の2本について議論を戦わせました。
悪戦苦闘の末に勝ち残った戯曲が上演されることになった訳ですね。
つーことは、勿論、惜しまれながら去っていった作品もあるのだから、その思いを無駄にしない為にも、全力でぶつかっていかんな他の候補も報われんわなぁ、と次の日に配布された台本を片手に思い耽ったそんな夜でした。

次の俳優講座では劇団名も決まる予定だし、なんかもう、メンバーとも会うたびに距離が縮まってゆくのを肌で感じられるし、嗚呼、シアターラボ万歳!!


と、冗談ではなく、シアラボ08に関われていること、講師陣、スタッフ、メンバーの皆との、人生に於いて数少ない出逢いになったことを感謝してもしきれません。

そして、今回選出された戯曲とも出逢えてよかった、と言えるように走っていこうと思います。



「人生で上演できる作品ってそうそうたくさん、なかです」

今回の演出、池田美樹さんの言葉を無断で引用させて戴きました。
上演戯曲についてそれぞれの思いを語る

<上演戯曲についてそれぞれの思いを語る>

Posted by シアラボ08 at 22:47

シアラボ08 レポート
2月21日(木)照明講座(2)
古賀陽子

ケーブルをさばく<br />
<ケーブルをさばく>
照明と他の演出、役者、音響、舞台美術と違うことは何でしょう?
『照明は劇場に入らないと試すことができない。』
大変なお仕事です(-"-;)
まず、乳原さんが普段どんな手順で劇場入りまでの準備をしているのかを説明あと乳原さんが関わった飛ぶ劇場の公演『あーさんと動物の話』の仕込み図を見せて頂きました♪
しかし私達が読解できるようになるのはこの短い期間では難しいようです(>_<)
では、私達は最低限何ができればいいのか知ってればいいのか…
ハンガーを取る、つける<br />
<ハンガーを取る、つける>
今回習ったのは
・ハンガーの付け方
・バトンに取り付ける方法
・試しに雲や木漏れ日などを表現してみる!

そして最後に大事なこと。
舞台照明はとても大きな電力、とっても高い機材を扱っています。
更にバトンが降りてくる際には細心の注意を払わねばなりません。
怖がる必要もないけどルールを守ることがとても大切です。
この、最後の言葉を肝に命じてもっともっと照明の事を知りたいと思いました!

次回の講座がとても楽しみです♪
作品の前で記念撮影
<作品の前で記念撮影>

Posted by シアラボ08 at 18:04

シアラボ08 レポート
2月21日(木)照明講座(1)
寺下麻美

照明講座1日目。 まずは、照明の基礎についての座学。照明といっても、建築・環境・映画・テレビ照明、そして舞台照明と様々な分野があることを最初にお勉強。今まで何気なく見ていた街灯や部屋の明かりもこれからはキラキラして見えそうです☆
=講師の乳原さんを囲んで講義を聞き入る
<講師の乳原さんを囲んで講義を聞き入る>


それから、舞台照明について詳しく教わり、レンズやカラーフィルターなどのことも学びました。レンズは例えば「フラノコンベックススポットライト」と、言うにも覚えるにも大変そうな名前のものばかり。早くちゃんと覚えなきゃです。

休憩を挟んで次は中劇場バックステージツアー。中劇場の照明設備は西日本で最高のレベル!!天井裏から奈落のある地下までの様々な箇所に照明に関するものがあり、照明さんは劇場全体を管理する役割もしているそうです。

でも・・・「公演のアンケートに『照明がよかった』と書かれたら失敗という照明もある」と乳原さん。たくさんの箇所で準備をし、時間をかけて仕込みをしても、決してお客さんに気付かれずに舞台上に自然にふわっと溶け込む照明。照明さんって素敵だなぁ。

いざ、中劇場へ
<いざ、中劇場へ>

Posted by シアラボ08 at 12:38

シアラボ08 レポート
2月6日(水)音響講座(3)
佐藤友美

音響講座締め括りは『実際に卓を触って音を出してみよう!』というものでした。

谷川俊太郎さんの詩に曲や効果音を流します。

あらかじめ、詩に音の流し方指示の図が書き込んであるものは貰っていたのですが、どんなものか想像と実際では全然違ってました。


まずはお手本で杉山さんが詩を読み雑賀さんが音を出す。
滞りなくすすむ。
…当たり前であるが、これが後で凄いと気付かれる。

一人が詩を読み、一人が卓の操作。
操作する人の後ろに5人が待機。教わり操作する手元をみる。
右手でCDを操作、左手でフェーダーを操作する。
卓の前に座ると手が震えてしまう…
一度練習で音を流してみる。
実際に始まると間違えても読み手は続けていくので、戻ることはできない。
かなり緊張しました。

逆に読み手になってみると、あ、今のいいタイミングで気持ちいいとか、もうちょっと待ってほしかったとか、気持ちと一緒に盛り上がってくれたとか。
音響は音の演出家って意味がわかりました。
音響のオペレートに挑戦
<音響のオペレートに挑戦>

Posted by シアラボ08 at 17:56

シアラボ08 レポート
2月5日(火)俳優講座(2)
篠原美貴

池田さんとは約1ヶ月ぶりの再会!
そして、演出助手がリーディングでもお世話になった、市原さんに決定し、再会!
さらに、ステージ通信「Q」担当のくりぼうさんと、劇団きららのひとみさん、今回から俳優講座も受講することになったたくやん、はじめまして!!!

と、わくわくするご挨拶から始まる2回目の俳優講座になりました。

まずは、市原さん、くりぼうさん、ひとみさんも加わり、みんなで丸くなり記憶力ゲームから。

リズムに乗って苦手なものと愛称を言っていくのですが、、自分の分+自分より前の順番の人の分も言わなければいけないという、記憶力が必要なもの。最後の人は13人分記憶しなければなりませんでした。。。
なぜか、直前の人の分を忘れてしまったり、「暗算」が「安産」になったり、ジェスチャーでフォローしようとするけれども、なかなか伝わらなかったり。
なかなか難しかったです。

次は、全身を使って文字を書く。手や足で自分の前だけではなく、頭の上や床、横、後など3次元に描きます。

「あ」を描いているときは、「あ〜〜〜〜〜〜」と声を出しながら。その声も、さまざまに声音を変えて。
準備運動が終わると、稽古場の端から端まで自分の名前を描いていきます。もちろん、声を出しながら。2組に分かれてお互いを見るのですが、・・・・・かなり面白いです!!!ひとりひとり特徴がよく出ていたように思います。
もう少しレベルアップして、「愛」VS「金」。
3人づつくらいのグループをつくり、「愛」組は愛を感じるときを思い描きながら「あい」の文字を描き「金」組に届けます。「金」組も同様に。「愛」より「金」が大切なのか?いやいや、やはり「金」より「愛」が素晴らしいのか?
見ているほうはみんな爆笑だったのですが、やっているほうはかなり大変で。翌日全身筋肉痛になったのは私だけではないはず・・・???

最後に上演戯曲選び。もう一度候補作を読む。今回は2回目なので、リーディングっぽく読み方を工夫して。その後投票。結果、4作まで絞りました。次回俳優講座の時に決定予定。

なんだかとても長くなってしまいましたが、まだまだ書きたいくらい、とても充実していて刺激的な時間でした。

上演戯曲を話し合っている様子
<上演戯曲を話し合っている様子>

Posted by シアラボ08 at 12:47