6月11日(金) ワークショップ5日目

◎楽器になる準備
◎M7「夜の御殿の七つの扉」練習

今日もよろしくお願いします。
まずは準備体操を行います、その後歌の練習です。
本日の合唱指導は、我らがマエストロ・樋本英一さん!

樋本英一さん

樋本さんは「わたしの青い鳥」に指揮者として出演、また合唱指導も担当しています。
今日は〈♪夜の御殿の七つの扉〉の練習から始まります。「夜の御殿」はチルチルミチルが訪れる第2の国です。
夜の女王が支配する夜の御殿には7つの扉があり、7つの秘密の部屋があります。
青い鳥を探すためはその扉を開けていくのですが、部屋の中には「なにか」がいます。
それを合唱のハーモニーによって表していく・・・難しそうです。
ハーモニーなので、当然それぞれのパートで音程が決まっています。
さらに「なにか」をその声によるイメージで伝えなければなりません。
感情だけで歌ってしまうと音程がずれてしまい、音程を合わせるのに集中するとイメージが伝わらなくなる。
このバランスを取る事がとても難しく、そのために〈♪夜の御殿の七つの扉〉は難関だと言われています。

それではその「なにか」のうちの一つ『幽霊』をご紹介。
この『幽霊』は合唱譜ですと「u(ウ)」と書かれています。
でも音程を合わせるのに集中しすぎると、
「ウーーーーーーー!!!!」
・・・元気の良い幽霊になっちゃいます。
音符の音はそのままに
「ウ~~~~~~~~~~~」
と幽霊らしくしないといけません。
それではここでみんなの奮闘ぶりを少しだけ


ソプラノ1

ソプラノ2

ソプラノ3

ソプラノパートの皆さん。


メゾソプラノ1

メゾソプラノ2

メゾパートの皆さん


アルト1

アルト2

アルトパートの皆さん。


男声1

男声2

男声3

男声パートの皆さん。

『幽霊』以外の6つの扉についてはぜひ実際に公演で確かめて下さい。
本番をお楽しみ!


樋本さんと永野さん

この日のワークショップでは、7つある扉のうちの5つを開きました。
難関といわれる扉(曲)だけあって、夜の女王はチルチル達とミチル達をそう簡単には通してくれないようです。
残りの扉は2つ。
明日は残りの扉を開くことから始まります。

『わたしの青い鳥』について

「青い鳥」はメーテルリンク原作の物語。 きこりの子どもチルチルとミチルが幸せの青い鳥を探して旅するファンタジーです。 その「青い鳥」にオリジナルの詩と曲をつけて“合唱を中心としてつづる物語”としたのが合唱物語『わたしの青い鳥』です。 ここではワークショップの様子を少しですが紹介していきます。 このブログを読めばあなたも“幸せの青い鳥”が見つかるかもしれませんよ!

2011年6月

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