北九州芸術劇場 学芸ブログ

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2008年12月14日 18:00

重大発表!!

「お知らせ」シアターコラボは15日がお休みです。このブログの次回14日(日曜日)分の更新は16日(火曜日)に行います。すみません。

タイトルにあるように、重大発表です。
煽った場合は大した発表じゃないことが多いのですが、シアターコラボにとっては重大な事なのでタイトルにしてみました。

でも発表は最後にして、まずは今日5日目の仕込みの様子から。

画像:仕込が始まりました!
舞台づくりが始まります。昨日も書きましたが先生が持ってる棒は紙製です。

画像:スチールデッキ
これはスチールデッキです。これを今回使って客席を作ります。かなり重そうです。

画像:なにかが違います
一度組んだ状態で何か問題があるかどうか確認しています・・・どうやらあったようです。

図面で大丈夫と思っても実際に組み立てると違う場合は良くあるそうです。それをどうやって対応するかも舞台チームとして大事なことになってきます。

画像:照明チーム機材運び込み
照明チームは機材を運び込み始めました。

画像:ただいま録音中
こちらは音響録音班。舞台上必要な台詞の録音を行っています。

画像:録音中はお静かに
2行の台詞でも4回目まで取り直しをしていました。間の取り方、読む速度、声の高さを変えながらイメージに合うように調整していきます。それを指示していくのも音響チームの役割です。

画像:舞台と客席
舞台と客席です。この状態で照明や音響の仕込をしますが、実際の公演までにはまた変わっていくかもしれません。

画像:音響編集中
こちらは編集室、使いたい音源を探しながら実際の仕込みのために音源の加工も始めています。これにはパソコンの操作も必要になります。

画像:音響作業中
見てるとちょっと気が遠くなりそうな作業です、黙々と作業しています。

画像:照明機材組み立て
照明機材を組み立てています。

奥では会場を暗くするために窓をふさいでいます。

画像:照明ケーブル設置
実際にケーブルを繋いでいきます。この作業の為には電気の事を知っておかなければいけません。

この時点でまだ照明を照らす作業はしていません。その前にやっておかなければいけない大事な作業はたくさんあります。

画像:照明俳優班
まじめな写真が続いたので一休み。照明チーム俳優班のおふたりはカメラを構えると「重くて持てない」という素振りをしてくれました、さすが女優です。

会場は一通り組みあがりましたが、完成ではありません。
そもそも永山さんが見て、実際に稽古をすると大幅に変わるかもしれません。

ともかく仕込みが終わった時点での完成写真は次回の更新で載せるとして、重大発表。

画像:劇団名候補
実は2日ほど前から「劇団名をつけよう!」という事になり、コラボメンバーが案を出して一次投票を行っていました。本日決選投票です。

画像:最後の最後に決まりました
短い間ですが、ひとつの劇団としてみなさん一生懸命考えて投票してました。

最後は私も含めての全員投票です。

で、劇団名が決まりましたのでお知らせします、こちらです。
画像:「師走2週団」です
12月に行うこと、期間が2週間であること、最近の劇団には「~団」と付く傾向があること・・・などなどの理由があります。

その他の名前も面白い素敵な名前でしたが、今回はこの劇団名です。

それでは「師走2週団」よろしくお願いします!

講師プロフィール

杉山 聡(すぎやま さとし)
画像:杉山 聡
【 音楽講座 講師 】
1973年生まれ。東京都出身。専門学校を卒業後、20歳で音響会社(株)ステージオフィスに入社。以降9年間、国内外を問わず、「燐光群」や「伊藤キム+輝く未来」をはじめ演劇やコンテンポラリー・ダンスなど数多くの舞台に音響スタッフとして携わる。2003年4月より北九州芸術文化振興財団職員として北九州芸術劇場 音響係に配属。
有門正太郎(ありかど しょうたろう)
1209-5.jpg
【 舞台講座 講師 】
1975年生まれ。北九州市出身。飛ぶ劇場で役者として活動すると同時に舞台スタッフ(演出部、演出助手、舞台監督)としても活躍。また、富良野塾16期生として、'00年~'05年の富良野塾全国ツアーに役者兼スタッフとして参加。'05年、自らのプロジェクト「有門正太郎プレゼンツ」を立ち上げ、作・演出も担当。東筑紫学園高等学校 演劇コース非常勤講師を経て2008年4月より、北九州芸術劇場 舞台技術課に勤務
乳原一美(ちちはら かずよし)
画像:乳原一美
【 照明講座 講師 】
東京都出身。1980年(株)A・S・Gに入社、以降23年間舞台照明家・沢田祐二氏に師事。1986年劇団四季に移籍、照明部チーフ。2000年四季を退団。2003年北九州芸術劇場・舞台技術課照明係長。劇場自主制作公演等の照明デザインを担当する他に、ワークショップの講師やアドバイザーとして活動。2008年、北九州芸術劇場・テクニカルアドバイザー。
永山智行(ながやま ともゆき)
画像:永山智行
【 俳優講座 講師・演出 】
1967年、宮崎県都城市生まれ。劇作家・演出家。宮崎県の二つの公立文化施設(三股町立文化会館と門川町総合文化会館)を拠点に活動する劇団こふく劇場の代表。AAF戯曲賞(主催:財団法人愛知県文化振興事業団)受賞作『so bad year』のほか、劇作家協会新人戯曲賞最終候補作『空の月、胸の石』『北へ帰る』などの作品がある。劇作家としての代表作は東京国際芸術祭参加作品『昏睡』(2005/創作ネットワーク委員会+Ort-d.d)、『トリオ』(2005/劇団こふく劇場)、『隣の町』(2007/みやざき◎まあるい劇場)など。2006年10月に宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターに就任。