テトラポット

撮影:木寺一路

 
テトラポット

北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」公式ブログ

作・演出:柴幸男(ままごと)
出演者:大石将弘(ままごと)、寺田剛史(飛ぶ劇場)
荒巻百合、折元沙亜耶、古賀菜々絵、高野由紀子(演劇関係いすと校舎)
多田香織(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)、谷村純一、原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)
ヒガシユキコ、藤井俊輔(劇団ルアーノデルモーズ)、米津知実(劇団コギト)

公演日程:[北九州公演]2月20日(月)〜2月26日(日)
     [東京公演]3月2日(金)〜3月4日(日)

公演詳細情報はこちら

2012.03.05 01:09

テトラポット東京公演閉幕!&感想レポート

北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」東京公演千秋楽が無事終了いたしました!
ご来場頂いた皆さま、誠にありがとうございました。

そして、これをもって「テトラポット」全日程が終了です!

重ねてにはなりますが、公演にご来場頂いた全ての皆さま、
そして応援・ご協力頂いた全ての皆さま、本当に本当にありがとうございました。

ご挨拶に入る前に、まずは本日頂いた届きたての感想を幾つかご紹介させて頂きます!


◎話=筋やモチーフとしての繰り返し。でも少し違っている。これは絶え間ない波であり私たちの人生、
知らないうちに変わりゆくかなしみとずっと一人だけ変わらないことのかなしみ、
両方を感じました。それらを経てのボレロに泣いてしまいました。

◎スケールが壮大なものが「日常」にギューっと濃縮されたものがすっと自然に身体に入ってきて
とても気持ちのいいような。ハラハラするような。波に乗っているのか流されているのか、
安心と不安など対になっているものがどんどん混ざってきた。凄いものを観てしまったようです。

◎マリンスノーの降る中での生命誕生、終わりではないのですね。
再生、誕生...この大きなテーマにぐぐっと迫る様、煮こまれてしまいました。

◎わが星と同様の宇宙史的物語があって、わが星の円形ステージと同じようなエンドレスをこの劇ではボレロが呈している。


毎回アンケートではたくさんの感想をお寄せ頂き、皆さん一人ひとりの心に
この「テトラポット」という作品が様々な感情の波を起こしている...という事を実感でき
嬉しく思いました。

公演は終了しましたが、きっとこの先は皆さんそれぞれの生活の中で、人生の中で
この作品が、作品を通して抱いてくださった感情が生き続けると思います。

「テトラポット」に出逢ってくださった全ての皆さま、本当に本当にありがとうございました!
そして柴さん、キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした!

北九州芸術劇場では今後も様々な作品を通して
皆さまの生活を彩っていくことが出来たらと思います。

長い間このブログを読んでくださり、本当にありがとうございました!
また劇場でお会い出来ることを、心よりお待ちしております。

2012.03.03 23:07

テトラポット東京公演感想レポート

北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」東京公演、2日目も無事終了いたしました!
ご来場頂いた皆さま、誠にありがとうございました。

連日当日券にたくさんの方が並んでくださったり
本日昼公演のアフタートークではほとんどのお客様が残ってくださったり
そして感想も多数お寄せ頂き、皆さまの暖かい反応に幸せを感じております。

では、本日昼夜2公演より頂いた感想を幾つかご紹介させて頂きます!


◎柴さんの作品は観る人の歩んできた人生の違いで抱く感想が大きく違うなぁと思います。
北九州芸術劇場プロデュースという事で、過去4作品組まれてきた演出家さんのお芝居も今後観たいと思いました。

◎柴さんの作品がとても好きで、今日劇場に入って装置を見たときいつもとちがって
「具象」の装置だったことにおどろきました。だけど使い方は「抽象」だったので、想像したり
考えたりしながら観るという楽しみは決してそこなわれていなかったのがうれしかったです。

◎柴さんの作品を何作か続けて観たのですが、違う一面がみれてとても見応えがあり楽しめました。
北九州芸術劇場プロデュースは初めてみたのですが、これからcheckしてみにいこうと思います。

(以上昼公演より)

◎ボレロを「波」みたいと表現されていたのをきいて、あっなるほどとバクゼンとですがそう感じました。
美術の歪み方がなんともいえず心地良い...。すごく幸せになりました。あと九州の方言すてき。もう1回みたいです。

◎かなりおもしろい脚本でした。地方のパワーを感じられて良かった!!
あと「災害」「鎮魂」「再生」がテーマだと思うけど「再生」ってえっ!?そこへ!?と思いました。

◎ありそうでない、でもなさそうでありそうな世界が広がっていました。やわらかくてせんさいな感覚を感じるのに、
やはりどこか強さを感じる作品。音が波のようでした。
くりかえされる、でもちがう、でも同じかもしれない。そんな感覚でした。この世界にふれられてよかったです。

(以上夜公演より)


北九州劇場プロデュース公演に興味を抱いてくださったという感想もたくさん頂き、
大変うれしい限りです!本当にありがとうございます。

そして、ひとつ前のブログにも記載しましたがいよいよ「テトラポット」は明日の公演でラストです。
10月のワークショップに始まり約半年、いよいよこの日がやって来ました...。

キャスト・スタッフ一同最後まで全力で駆け抜けますので、
明日ご来場予定の皆さまもどうぞお楽しみに!

重ねてのお知らせになりますが
明日は14時開演、1時間前よりあうるすぽっと受付にて当日券も若干枚数販売いたします。

なお、ご来場の皆さまにお願いです!
この公演は作品の内容上、遅れてお越し頂いたお客様は開演後しばらくご入場頂けません。
ラストの公演、どうぞお見逃しのないよう開演時間前に必ずお越しください!

劇場でお待ちしております!

2012.03.03 19:54

テトラポット東京公演初日感想レポート

皆さまご無沙汰しております。

昨日より北九州芸術劇場プロデュース「テトラポット」東京公演、あうるすぽっとにて
開幕いたしました!

お陰さまで連日たくさんの方にご来場頂き、また暖かいお声も頂き
キャスト・スタッフ一同非常に嬉しく思っております。ありがとうございます。

では、昨日の初日公演に頂きました感想をご紹介させて頂きます!


◎涙が出ました。海の底の孤独な生き物の話。自分はその場面に居た事はないはずなのに、
その人になった気になった。
音の洪水の中、のたうつ人間、降る雪、とてもきれいで苦しかった。ありがとうございました。

◎同じセリフが違うシーンになったり、つながったり、奇妙な快感が味わえた。
みていくとだんだん、じわじわと、話の輪郭が浮き上がってくるのが面白かったです。
柴さんにしか書けない物語なのだと感じました。ボレロに乗せて展開していくのも、マッチしていてすばらしかったです。


ただいま2日目の夜公演が開幕中ですので、いよいよこの「テトラポット」公演は
千秋楽を残すのみとなりました。

明日は14時開演、1時間前よりあうるすぽっと受付にて当日券も若干枚数販売いたします。

明日もたくさんの皆さまとお会い出来ますように!
ご来場心よりお待ちしております。

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