2008年12月28日 00:56
ありがとうございました!
師走2週団「旗揚げ&解散公演」より1週間。
永山さん、講師の先生方、制作に携わった学芸係の皆様、参加された受講生、観覧にお越しになったお客様、ご協力いただきました関係者の皆様、ブログをご覧の方々。
短くて長い2週間お疲れ様でした、本当にありがとうございました。
最後の更新は師走2週団メンバーのコメント紹介です。
「感想をひと言」ということでいただきましたメール(およびコメント)をほぼ原文で掲載します。
(順番は当日配られましたチラシに載っている〈キャスト〉〈スタッフ〉に準じています。
一部携帯とパソコンとのやり取りで文字化けした文字など、若干修正していますのでご了承ください
写真はこの2週間に撮影した中から選びましたが、実際の彼らのほうがずっとずっと素敵です。)
〈キャスト〉
「紙風船」夫=小林類
楽しく学べるすばらしい企画だと思いました。今後に活かそうと思うと同時にまた参加したいと思ってます。
「紙風船」妻=篠原美貴
ぎゅぎゅっと頭も身体もフル回転で走り抜けた2週間でした。
芝居好きな仲間がたくさん増えて、プロの仕事に触れて、自分自身の癖を知り、今、これからどうやって行動したら良いか、どのように行動したいか、考えています。
素敵な時間をありがとうございます。ではまた!
「ヂアロオグ・プランタニエ」由美子=貝原幸子
ヂアロオグ・プランタニエの由美子役をやらせていただきました、貝原幸子です・・・。
私はこのシアラボを通して、素晴らしい講師陣の方々から、自分のまだまだ知らなかった舞台のことや自分自身の未熟なところなどをたくさん教えていただいた気がします。
そして、私の演じた由美子からは演技をするということの奥深さや難しさ、そして、楽しさを教えて貰いました・・・。
2週間というホントに短い期間で、私は劇団が公演をする上で、本当に大切なことをたくさん学ばさせていただきました。
シアラボに参加出来て、本当に良かったです・・・
永山さん、講師のみなさん、そして学芸のみなさん、本当にありがとうございました。
この経験をこれからの自分の演劇活動にどんどん生かせるように頑張ります・・・。
そして、いつか必ずご恩返し出来るようになります・・・
「チアロオグ・プランタニエ」奈緒子=中川歩
あっと言う間の…本当に凄く楽しい2週間でした!
演り残した事は沢山あるけど、今回ここで学んだ事を生かし、次に繋げて行きたいと思います♪
『師走2週団』の一員になれた事に・・・感謝。
ありがとうございました☆
「命を弄ぶ男ふたり」包帯=平林拓也
ご来場ありがとうございました!僕らも楽しみながらやりました!師走2週団最高!!
「命を弄ぶ男ふたり」眼鏡=田中克美
【師走二週団】はサイコーの劇団でした!
「恋愛恐怖病」男=笹倉佑介
2週間のシアターコラボに参加して講師やメンバーから教わった、色んなスキルや考え方をこれからの生活の中で生かしていきます。
楽しい2週間でした。ありがとう。
「恋愛恐怖病」女=鵜飼秋子
いろんな奮闘ややる気に囲まれた幸せな日々でした。おかげで肌の調子もよくなりました。ありがとう。
「モノロオグ」女=白石萌
この2週間で、色んなドキドキを体験しました!みなさん!ありがとうございました!
「ガンバハル氏の実験」ガンバハル氏=伊集院修一
プロのスタッフの方々と一緒にお仕事ができて、良かったです。
「ガンバハル氏の実験」小泉ゆき子=中野たみ
北九州初。1年ぶりの芝居、3年ぶりの役者、にしては未経験者のように新鮮でした。
「ガンバハル氏の実験」その恋人=小宮利紀
演劇自体初めての私なのですが、0からの出発でも、2週間ですっかり役者・スタッフの仲間入りです。
短期間で全てを作り上げる事は大変でしたが、活動を通して演劇に必要な多くの事を学んだ気がします。
また演劇は、「いつ、何処で、誰にでも可能なものである」事を認識しました。
そこに演じる心と、劇団員のハートの繋がりが加われば、今回の劇団のように、大きな劇団にも決して引けをとらないと感じました。
電話する女(※参考「音の世界」)=周田由紀子
こんな短い期間だったのに、こんな良い作品ができるなんて思ってもみなかったです
良いものを作ろう!という想いのもとに集まった21人と、先生方とのちからが合わさったがゆえの公演だったなあーと思います
ものを作るうえで大事なのは期間じゃなくて ひと なのだなあと改めて強く感じることができました。今回の公演で関わった方々にただただ感謝です、みんな大好きです 。
またやりたいよ師走2週団!ありがとうございました!!
〈スタッフ〉
照明:尾家瑞季
2週間、おつかれ様でした・・・。照明の勉強は、はじめは不安でしたけど、みなさんのおかげで無事劇を成功できました・・・。もっと舞台のことを勉強したいと思いました。
ホントにありがとうございました・・・
照明:大畑佳子
自分が思っているよりも演劇はずっと単純で、でも思っていたよりもはるかに複雑な組み合わさりによって出来ているんだなぁと感じた2週間でした。終わったけども、始まったという気分です。
照明:高野由紀子
早い2週間でした!
まだまだこれから先も走っていきますよー!
照明:寺下麻美
『お客さんとしてどう見たいか』ということの大切さを学びました。
特に照明チームの皆さん本当にありがとうございました。みんなで考えると色んなアイデアが生まれてきて楽しかったです。
音響:古賀サト美
アッと言う間の2週間でした。でも内容が濃く1ヶ月以上だった様にも感じてます。
『シアターコラボ2008』が終わって次の日、久しぶりにTVでドラマを観た時に、自分の視覚・聴覚、ドラマ等を観た時の感じ方が少し鋭くなっていた事にびっくりしました。
この2週間、毎日、いっぱいいっぱいでしたが、講師の方々、参加者と、作品を作り上げるという1つの同じ方向に向かっている方達と過ごせた事は、大変刺激にもなり、また心地良かったです。
この北九州という土地で、恵まれた劇場、恵まれた講師陣のもとで「師走2集団」に参加出来た事は大きな財産となりました。
10年前には考えられなかった事だと思います。
お芝居をやりたい!と思ってる方が北九州で本物に触れられる場が出来て本当に良かったと思ってます。
私もまたこの様な機会があったらぜひ参加したいと思ってます。
音響:大和未希
全て初めての事で慣れないこともたくさんありましたが、とてもいい経験になった2週間でした。
舞台:中岡重隆
演劇などのコーディネーターの勉強ができればと思って参加しました。今回はありがとうございました。
舞台:細木直子
今まで自分の苦手な所、さけてた所を学べて良かったです。とても楽しかった!
師走2週団・21名
それではみなさま良いお年を。
2008年12月23日 17:36
解散公演!
旗揚げ公演の1時間半後が解散公演の師走2週団です。
1回目後すぐのミーティングです。それぞれ反省点を踏まえて2回目に臨みます。
1回目と2回目の間にステージ通信Qの取材インタビューが入りました。
解散公演に向けて客席の準備をします。
カーテンコールです。
客席です。たくさんのお客様に来ていただきました。
終わった余韻に浸るまもなく「バラシ(後片付け)」です。すべて元通りの状態にしなければいけません。
あっという間に舞台は元の稽古場になりました。
セミナールーム、ロッカーもきれいに片付けます。
みんなで反省会です。
師走2週団のメンバーコメントは次回まとめて掲載します。
(ですのでメンバーの皆様コメント提出お待ちしています)
借りていた機材も返し、帰るだけになった稽古場です。
天井に最初からあるレールライトだけが客席の位置の名残を留めていました。
2008年12月22日 14:56
旗揚げ公演!
本番当日です。この日の模様は2回に分けて掲載します。
看板です。イラストのねずみと牛は師走なので「干支」でつけたそうです。
廊下がありますので道案内の看板の紙も自分たちで用意しています。
最後の打ち合わせです。「いつも同じものを観客に届けるために」細かいところまできちんとスタッフチームで打ち合わせていくのだそうです。
アンケートを客席の上に置いていきます。俳優・スタッフ全員で行います。
観客が入れば舞台の完成です。
開場前に永山さんからお話がありました。
「旅に行くようにハプニングも含めて楽しんでほしい」
そう言って全員を送り出します。
受付です。「師走2週団」旗揚げ公演が始まります。
13時の回のアフタートーク中です。雨の中ご来場ありがとうございました。
次回更新分に解散公演(16時の回)とバラシ(片付け)を掲載します。
おまけ
開場(約)1時間前の(一部の)風景
台本を読み合わせる人、動きのチェックをする人、壁とお友達になる人、お昼ご飯を食べる人、バナナを食べる人。それぞれ緊張しつつも楽しみながら本番を迎えてるみたいでした。
2008年12月21日 10:56
明日は本番!
今日は「ゲネ」本番と同じように行うリハーサルの日です。
なんですが、この時はまだ集合前だったのでみんなは前準備をしています。
セミナールームはこんな感じです。看板を作る人、準備運動を始める人、読み合わせを始める人。
看板です。出来上がりを楽しみにしています。
稽古場では音響チームと照明チームも準備作業をしていました。
「帰りの会」・・・ではなく、「朝の会」です。この日の流れを確認します。
普段は稽古場の出入り口ですが、今回は俳優チームの待機場所になります。
細かく流れを打ち合わせながら稽古をして「ゲネ」を迎えます。
これはゲネ直後です。衣装はこれでほぼ決まりです。
いろいろ本番までに修正しなければいけないことがまだまだあるので、みんなの表情は引き締まっていました。
帰りの会後の掃除です。
「ゲネ」の後は少ない時間のなか、俳優・スタッフ別々に調整をしていました。
明日は最後の調整をするともう本番です。
手作りのチケットもチラシ・案内表示も完成しました。チケットはおかげさまで完売したようです。
いよいよ本番。
受講生・スタッフ全員で皆様のお越しを心からお待ちしています。
おまけ
「ゲネ」が撮影できなったので打ち合わせ中に撮った写真です、すみません。
この紙風船が登場するのは一瞬ですのでお見逃し無く。
2008年12月20日 18:13
本番まであと2日。
なんとなくみんな少しピリピリしているようにも感じます。
基本稽古場はいつもこれくらい暗いです。
廊下も明かりを消すと真っ暗です。
舞台チームはどうも位置を少し移動しなければならなくなったようです。
中心からの位置を測りなおしながらもう一度客席の位置を確認しています。
照明チームは実際に舞台の動きを見ながらの調整しています。
オペレーションのために機械の操作も覚えながらの挑戦になります。
音響チームも調整が必要です。
録音をやり直したり、編集しなおしたりと作業がまだまだあります。
音響と照明はタイミングを合わせないといけない部分がたくさんあるのですが、音響のブースと照明のブースは舞台を挟んでちょうど反対側にあります。
細かく打ち合わせを繰り返していました。
俳優チームも何度も動きを確認しながらの稽古を繰り返します。
衣装はこの後最終チェックがあったのでまた少し変わったようです。
こちらは通しが終わったあと、すでに着替えています。
温度管理はきちんとできていますが、さすがにこの時期みんな衣装のままだと風邪を引きそうです。
演出の永山さんの話に俳優・スタッフともみんな真剣に耳を傾けています。
明日はいよいよ「ゲネ」(本番と同じ状況でのリハーサル)が行われます。
客席にはお客さんとして劇場のスタッフが入りますのでかなり本番に近い雰囲気になるはずです。
昨日と今日はステージ通信Qの取材が入っていました。
どういう記事になるかは未定ですが楽しみです。
おまけ
「師走2集団」なんと残り2日にしてロゴを作ってしまいました。
当日は看板も作りますからそれもぜひ見てください。
2008年12月19日 18:03
本番まであと3日
今日も照明・音響とあわせながら動きの確認をしていきます。
ですので、今日もほとんどの時間を暗闇で過ごしています。
明かりが漏れるといけないので廊下も薄暗くしています。
俳優チームは時間があると台本に目を通すことが多いです。
中はこれくらいの明るさで作業や打ち合わせをしています。
演技中はもっと暗いのです。
出番ではない俳優チームは客席に座っていますが、これは実際に俳優たちが動くときにお客さんとぶつかったりしないかどうかのチェックを兼ねています。
照明の調整中に撮った一場面です。本番はもっと暗いはず?
その調整中の照明チームです。
明るくなったときに俳優チームと細かい打ち合わせをしています。
こちらは音響チーム。今日はスタッフチーム全員稽古場に入っています。
見上げてる先に操作席があるのですが・・・見えますか?
今日の「帰りの会」です。
明日は途中で止めながらですが一度最初から最後までやってみるとのことです。
本番まであと2日です。
そういえば、舞台チームの座布団は「採用」となりました。
本番で前列の方はすわり心地もお楽しみに。
2008年12月18日 18:00
奮闘中!!
本番まであと1週間もない「師走2週団」です。
今日は実際の照明・音響の調整をしながらの稽古になります。
演出の永山さんが「音」にポイントをおいている今回の公演。照明効果も出来るだけ明るくしないという方針のようなので基本が「真っ暗」です。
これは確認のために明るくしたところです。ほとんどが暗い状態で行われるので音響チームや照明チームは手元の明かりだけで機器の操作をしています。
照明チームです。機材の近くはコードもたくさんあり、無闇に近づくと作業に支障が出てしまうのでここからの撮影になりました。
写真には写りにくいのですが、複雑な機器の操作にもがんばって対応しています。
音響チームにも役者とぶつかる恐れがあるのでそうそうは近づけません。
これは最後に明るくなったときに撮りました。音を出すタイミングやどこから音を出すかなど、細かい要望にもきちんと対応していっています。
そんな稽古場から少し離れた編集室では音響チームの別班が編集の最後の追い込みに入っていました。パソコンや機器の操作にもだんだん慣れてきています。
聞いてるだけではひとつの音も、作り上げるにはたくさんの音源を取り出して編集して加工しています。出来上がりが楽しみです。
再び稽古場です。この状態が本番までにどう変化していくかも楽しみです。
俳優チームも動きを確認しながらの稽古になります。
暗闇のシーンでは台本を見るのも一苦労です。急に明るくしてしまうと目にはとてもよくないそうです。実際暗闇に目が慣れると動いている彼らを見るのは簡単でしたが逆に撮った写真をモニターで確認することが出来ませんでした、まぶしくて。
「帰りの会」です。時間いっぱいまで今日も打ち合わせが続いていました。
解散後も打ち合わせを続ける人がほとんどでした。みんな疲れがたまっているころでしょうけどあと4日、踏ん張りどころです。
おまけ。
衣装合わせ中です。
どちらかというと女性陣に重きがおかれています。
さて、みんなどういう衣装になるでしょうか?
2008年12月17日 18:00
師走2週団始動!!
月曜日一日お休みをいただいて、改めて残り1週間に入りました。
今日からは演出の永山さんがついて稽古です。。
音響チームと打ち合わせています。
この後は本番の音響担当と編集担当に分かれて作業をします。
編集担当はずっと編集室にこもって作業です。
舞台チームは実際に俳優たちが待機する場所を設営しています。
途中「寸・尺・間」の話になったので「一尺法師」再び登場。
この図にある一寸法師と一尺法師は実物大です。
現在はメートル法が使われていますが、実際の生活の中では意外と尺とか間は使われているのだそうです(畳とか障子とか)
もちろんのこぎりも使います。
音響チームと舞台チームです。
照明チームは永山さんからの新たな課題をクリアすべく話し合いを重ねています。
コンセントの数(使える電力量)は決められているのでその中で最大限の工夫が必要になります。
俳優チームです。創造工房を使っての自主練習中です。
こちらは永山さんがついてのセミナールームでの稽古です。動きを付けながらの稽古です。
稽古場へ戻って音響チームの様子です。
音出しをするタイミングなどを計っていきます。
この後照明チームがライトの調整をするために稽古場を暗くして作業していたのですが、お二人はずっと暗い中手元の明かりだけで作業されていました。
で、そのときの様子も音響チーム照明チームとも写真は撮ったのですがピントがボケボケで・・・すみません。
一方その頃、暗くては作業が出来ないのが舞台チーム。
俳優チームが練習しているので廊下で本番当日までに考えておかなければならないことを確認中。
どこで受付をする、看板はどうするなどまだまだ作業はたくさんあります。
時間ぎりぎりまで作業をしてみなさん集合。
伝達事項、今日の作業内容などを各チームより話していきます。
俳優チームは最初の「衣装合わせ」をしていましたが、まだ衣装案が固まってないので次回以降紹介します。
明日は実際の音や照明と合わせて稽古を始めるようです。
写真・・・大丈夫かな?
2008年12月16日 18:00
仕込み2日目です。
俳優チームは火曜日から稽古が再開しますので、全員揃って仕込みを行うのは今日が最後になりそうです。
始まる前に全員でミーティングです。
音響チームも今日は会場で機器の設置を行います。
舞台チームが客席の椅子がスチールデッキからずり落ちたりしないように角材を取り付けます。
照明チーム・音響チームが仕込みに使うテープ類も舞台チームが用意します。
写真は足りなくなったので買出しに行くところ。事前に用意できればそれに越したことはないのですが、なんでも計画通りというわけにはいかないようです。
出入り口に非常口の案内表示がなければつけるのも舞台の仕事です。
どこか会場を借りるときには割りと必要な作業になります。
舞台チームの一人がなにやら怪しい動きを・・・。
舞台上の出入りのために印をつけていたのでした。「東西南北」ちゃんとテープで書いていました。
実は今回劇場が発行している「ステージ通信Q」の取材が行われていました。
プロのカメラマンの方に来て頂いてみんなの様子を写真に収められていました。
が、私の見る限りみんなカメラをまったく気にしていません。
一生懸命作業してるのがよくわかります。
音響チームの機材が組みあがりました。
さっそく音が出ているかどうかチェックをします。
設置しているスピーカーからちゃんと音が出ているか、確認しています。
こうやってマイクでしゃべりながらチェックしています。途中から杉山先生がお手本としてしゃべっていたのですが、たくさんのスピーカーをひとつずつ確認できるように「音の高さを変えながら、なるべくずっとしゃべる」事を意識してるそうです。
これも音のチェックです。でも実はスピーカーから出る音のチェックではありません。
ヒントは写真の下のほうです、わかりますか?
今日の音のチェックが終わった音響チームは、この後は二手に分かれて音の編集作業の続きをします。この作業はこの後最後までずっと続いていました。
照明チームは音響チームの仕込が一段落したのでいよいよ照明テストを行います。
「シュート」と呼ばれてました。
ケーブルを観客や俳優の邪魔にならないようにきちんと処理をしています。
実際に照明を舞台に当てて光を調節しながらイメージに近づけていきます。
角度や座席の位置で見え方が変わるため舞台を移動しながらチェックをする人、指示を受けながらライトを調整する人と作業は分担されます。
光はまっすぐで曲げることはできません。光を当てたいところ当てたくないところ、的確な指示はとても難しくかなり大変でこの日この作業は時間いっぱい使って行われていました。
舞台チームは作業→その作業で生じた問題点を整理→作業、を繰り返していました。
少しずつ問題を乗り越えていっています。
そのうちのひとつです。
これは客席前列の方のための「座布団」です。永山さんの「黒い座布団」というリクエストに応えるべく、いろいろ工夫しています。この座布団が採用されるかどうかは火曜日にならないとわかりません。
時間いっぱい使って行われた作業の後のミーティングです。
それぞれのチームからお願いやお知らせが伝えられます。
月曜日は完全休養。火曜日からはいよいよ音響や照明、舞台の調整をしながらの稽古がはじまります。
おまけ
休憩時間のヒトコマです、今日の写真がちょっと硬めでしたので。
ごめんね、ピンボケ載せちゃって。
2008年12月14日 18:00
重大発表!!
「お知らせ」シアターコラボは15日がお休みです。このブログの次回14日(日曜日)分の更新は16日(火曜日)に行います。すみません。
タイトルにあるように、重大発表です。
煽った場合は大した発表じゃないことが多いのですが、シアターコラボにとっては重大な事なのでタイトルにしてみました。
でも発表は最後にして、まずは今日5日目の仕込みの様子から。
舞台づくりが始まります。昨日も書きましたが先生が持ってる棒は紙製です。
これはスチールデッキです。これを今回使って客席を作ります。かなり重そうです。
一度組んだ状態で何か問題があるかどうか確認しています・・・どうやらあったようです。
図面で大丈夫と思っても実際に組み立てると違う場合は良くあるそうです。それをどうやって対応するかも舞台チームとして大事なことになってきます。
照明チームは機材を運び込み始めました。
こちらは音響録音班。舞台上必要な台詞の録音を行っています。
2行の台詞でも4回目まで取り直しをしていました。間の取り方、読む速度、声の高さを変えながらイメージに合うように調整していきます。それを指示していくのも音響チームの役割です。
舞台と客席です。この状態で照明や音響の仕込をしますが、実際の公演までにはまた変わっていくかもしれません。
こちらは編集室、使いたい音源を探しながら実際の仕込みのために音源の加工も始めています。これにはパソコンの操作も必要になります。
見てるとちょっと気が遠くなりそうな作業です、黙々と作業しています。
照明機材を組み立てています。
奥では会場を暗くするために窓をふさいでいます。
実際にケーブルを繋いでいきます。この作業の為には電気の事を知っておかなければいけません。
この時点でまだ照明を照らす作業はしていません。その前にやっておかなければいけない大事な作業はたくさんあります。
まじめな写真が続いたので一休み。照明チーム俳優班のおふたりはカメラを構えると「重くて持てない」という素振りをしてくれました、さすが女優です。
会場は一通り組みあがりましたが、完成ではありません。
そもそも永山さんが見て、実際に稽古をすると大幅に変わるかもしれません。
ともかく仕込みが終わった時点での完成写真は次回の更新で載せるとして、重大発表。
実は2日ほど前から「劇団名をつけよう!」という事になり、コラボメンバーが案を出して一次投票を行っていました。本日決選投票です。
短い間ですが、ひとつの劇団としてみなさん一生懸命考えて投票してました。
最後は私も含めての全員投票です。
で、劇団名が決まりましたのでお知らせします、こちらです。
12月に行うこと、期間が2週間であること、最近の劇団には「~団」と付く傾向があること・・・などなどの理由があります。
その他の名前も面白い素敵な名前でしたが、今回はこの劇団名です。
それでは「師走2週団」よろしくお願いします!