踊りの楽しみを味わう。バレエクラス。

進行/中村恩恵
2008年9月1日(月)@北九州芸術劇場・稽古場

【内容】立ち方、軸の作り方などの身体の基礎を大切にした前半。それからクラシックテクニックにのっとったアンシェヌマンを美しい曲に合わせて踊ってみます。正しい身体認識に基づく表現の自由を楽しみましょう。

バレエはテレビ等の舞台中継で見たことはあるのですが、間近で見ることは初めてなのでとても楽しみにしていました。経験者のみのバレエクラスということもあり、今日はいつものワークショップとは少し雰囲気が違っています。
もちろん私は参加できませんが、写真を撮りつつ見学させていただきました。

写真:9月1日バレエクラス
前半はクラシックの音楽に合わせて、バーレッスン。
中村さんが初めに手本を見せ、皆で合わせます。

写真:9月1日バレエクラス
イメージを持ちながら身体を動かすということを何度も言われていました。

写真:9月1日バレエクラス       写真:9月1日バレエクラス


写真:9月1日バレエクラス

1時間半ほど練習して、休憩です。
みなさん汗だくで疲れているのに、
視線の先には中村さんが!!
ゆっくりと一人で踊られていたので、受講生はそれをも吸収するかのようです。

後半は、中村さんが考えられた振付を踊ります。
みなさん1~2回見ただけですぐに振りを覚えられるのがすごい!
どうしてすぐに覚えられるの?と質問したら、バレエのレッスンを続けてきたことによって、体に一つひとつの動作が入っているからだそうです。

写真:9月1日バレエクラス

4人ぐらいのグループに分かれて踊ってみます。
踊る前に中村さんが「こんな風にイメージしながら踊ってみて」と言われただけで、みなさんの動きが全く変わりました。ただそのままの振りを踊るのではなく、その振りの中で「表現する」ということが重要なのだと思いました。

写真:9月1日バレエクラス

みなさんが踊った後、中村さんが通しで踊って下さいました。
風に靡くシルクのような踊りをされる方です。柔らかくて、素敵です。

中村さんのワークショップも今日で最後。3回ってあっという間です・・・
けれど、毎回の受講のたびに新しい発見があって本当に楽しかった。
今日は「見る」ことが中心でしたが、一人ひとりの雰囲気や、踊り方があって、それを見ているだけでも、また自分の中に新しい発見があります。
普段感じることが出来ないことを感じられるようになる。
踊りって楽しいですね!
本当にありがとうございました。

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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