2008

2008年度「月1ダンス部」を振り返って

お久しぶりです!新緑が眩しくて美しい季節になりましたね。
今回は、これからの「月1」の紹介ではなく、2008年度「月1」の担当だった私の感想をお届けします。

2008年7月5日から2009年3月22日までの25回。なんとか休むことなく、参加して、見学して、撮影して、レポートして。大変だなと思う時もありましたが、思い返すと「楽しかった!」の一言に尽きます。

ダンス作品って何だろう?~アンケート

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
2009年3月22日(日)発表会終了後のアンケート

今回は3月22日(日)の最後に参加者全員から書いて頂いた29名のアンケートを、写真と共に掲載したいと思います。

※写真は3月22日(日)発表会前までの練習風景です。写真とアンケートは別々のものとなります。また、アンケート中にありました個人名などは省略させていただきました。ご了承ください。

ダンス作品って何だろう?~発展編「発表」

ダンス作品って何だろう?一緒に作りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年3月22日(日)発展編「発表」
@北九州芸術劇場・稽古場&リバーウォーク・アートラウンジ

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15:00から始まりました、3日間の集大成「発表会」!観客+参加者=50名程の方々が見にきて下さいました。
本当にありがとうございます。
初めにじゅんじゅん氏が「月1ダンス部」のこと、これから発表するに至るまでの経緯を簡単に説明。さぁ、始まりました!

※発表が終わった16:00から、稽古場でその日に撮影したビデオを見ながら振り返りを行いました。グループがどうやって作ってきたのか、また、その時に出たちょっとした感想をグループごとに写真の下に掲載しています。

ダンス作品って何だろう?~発展編

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年3月21日(土)発展編
@北九州芸術劇場・稽古場&リバーウォーク・アートラウンジ

13:00~15:00 作業
15:00~16:00 一次発表
16:00~17:30 作業
17:30~18:00 明日の発表について

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今日は少し早めに行って、受付で参加者が来るのを待っていました。昨日の疲れが残っていないかと心配していましたが、元気に来てくれてほっとしました♪ちょっと疲れてる??と思われる方もいましたが、練習が始まれば、キリッ!!とした顔になり、今日も始まりました「月1ダンス部」発展編2日目。
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各会場に分かれ、グループごとに練習を進めます。昨日書き忘れておりましたが、今回の発表は、いつも使っている「稽古場」と、リバーウォーク5Fにある「アートラウンジ」の2会場を使っての発表となります。アートラウンジは少し変わった形をしているのと、窓から小倉城が綺麗に見えるのが特徴です。みなさんもリバーウォークにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。

ダンス作品って何だろう?~発展編

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年3月20日(金)発展編@北九州芸術劇場・稽古場

こんにちは!いよいよ今年度の「月1ダンス部」も残り3日となりました。
発表会という目標のある今回のワークショップ、見ている私も今からドキドキしています。そして、なんと今回は、東京からじゅんじゅん氏のクラスに参加している6名の方もこの発展編の3日間に参加。今までにない大展開もあり、ますます目が離せなくなりました。
けれど、ワークショップはいつもの流れで進んでいきますよ♪
↓毎回お勧めしているストレッチ。

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ダンス作品って何だろう?~応用編

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
2009年3月1日(日)応用編

ワークショップが終わってから、みなさんに感想を書いていただきました。

◆人や物との関わり方が変わりそうです。
グループワークって、作品作りはもちろんですが、どうやって人と接していくのかの勉強になります。

◆準備運動は大切ですね。
今回も情報をいっぱいもらって帰ります。

◆皆で話し合ってフリを作って楽しかったです。じゅんじゅんさんのアドバイスでよりよくなって良かったです。皆さんの作品を見るのも楽しかったです。ありがとうございました。

◆今日は創作することの楽しさ、ある人のアイデアを別の人がやることによって、思わぬ効果が出るなどの驚きがありました。創作のヒントプラス、昨日もらったヒントも合わせて、面白いものが出来るようにチャレンジしてみたいと思いました。

◆言葉で詳しく作業の仕方についてアドバイスしてもらえて、いつも以上にクリエイションがはかどった気がします。時間の使い方とかも分かっているようで、なかなか出来ていないことを言葉で確認して頂けて、これもとても良かったです。次回も楽しみです。

ダンス作品って何だろう?~応用編

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年3月1日(日)応用編@北九州芸術劇場・稽古場

今日から3月。
月日がめぐるのは早いですね。桜開花予想も発表されましたし。
今年は平年より少し早いらしいですよ。

昨日に引き続き参加の方々。筋肉痛になっている人も少しいるようなので、
今日は、とっても気持ちいいウォーミングアップから始まりました。

↑これ、本当にオススメします。
リラックスしておへそとおへそが合うところにゆっくり乗ります。そして膝や首の辺りは乗らずにゴロゴロとゆっくり転がるんです。坂本&森さんの回でもしたことがあるので、この光景を覚えている方もいるかもしれません。友達・恋人・親子などで出来るオススメのマッサージです。

ダンス作品って何だろう?~応用編

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年2月28日(土)応用編@北九州芸術劇場・稽古場

この後姿は?
画像:2月28日(土)ワークショップ風景

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅰ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年2月28日(土)基礎編Ⅰ

暖かくなったなぁと思ったら、急に寒くなったり、気温の変化が激しい今日この頃。
風邪など引かれてないですか?
みなさまお久しぶりです。今月も始まりました月1ダンス部。

じゅんじゅん氏の回も今日で7回目を迎えます。
しかも今回は参加者26名+百田部長・・・ということは?27名もの方が参加。
かなり盛り上がっています。
画像:2月28日ワークショップ風景
3月20日からのワークショップでは発表会もあるので、それに向けて参加している方がかなり居るようです。
ウォーミングアップもぎゅうぎゅう状態です⇒
発表の日程についてはまた後日公開します。
参加者以外の方も観覧可能ですのでお楽しみに♪

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅱ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月11日(日)基礎編Ⅱ~アンケート2


◆今日は体がよく動きました。3日目はつかれて体が動くだろうかと最初の日は心配してましたけど。連続3日間参加して良かったです。

画像:1月11日(日)ワークショップ風景◆自分の身体がこんな動きもできるのかという発見がありました。「武術」と「ダンス」って何らかの関係というかつながりがあるのではないかとも感じています。ぜひ次回も参加したいと考えています。

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅱ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月11日(日)基礎編Ⅱ~アンケート1

3日連続の最終日!
私だけではなく、他の受講者の方がこのワークショップでどんなことを感じているのか、気になりますよね?そこで、11日午後のワークショップ基礎編Ⅱの終了後に書いてくださった26名の感想を掲載します。
たくさんの方に書いていただいたので、2回分けてアップします。
(※写真はワークショップの写真です。コメントとは関係ありません。)


◆全日程参加して、一つのテーマを基に流れを作り、自分の体の部位を使う行為は思ってもいない動きが突然生まれたりして面白かったです。他の方と関係が出来ることで、出来ると思っていない動きも、タイミングや呼吸が合うと気持ち良いし、見ていてもすっきりしました。

画像:1月11日(日)ワークショップ風景◆初めからとてもわかりやすく、自分にもなんとか着いて行ける内容でした。ダンスの構造(?)のようなものがな~~んとなく見えそうですが。今のところ体を伸ばしたり動かすことで精一杯です!しかし、とても体もココロ心地よくなりました。ありがとうございました。

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月10日(土)ビデオ作品鑑賞会@北九州芸術劇場・稽古場

こんばんは。
先程、お疲れさまと言いましたが、今日はビデオ作品鑑賞会もありますよ。
午前から引き続き参加の方も、初参加の方も宜しくお願いします。

今回の鑑賞会はじゅんじゅん氏のご好意により、とっても嬉しいことがありました。
それは家に居ながら横になって寛いで見られるような癒しの空間が!
参加者だけの秘密ですけどね。

知りたい方はぜひ「月1ダンス部」へ

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅱ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月10日(土)基礎編Ⅱ@北九州芸術劇場・稽古場

この机とイスは・・・。

1月10日(土)ワークショップ風景

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅰ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月10日(土)基礎編Ⅰ@北九州芸術劇場・稽古場

今日のメニュー。
1月10日(土)ワークショップ風景

ダンス作品って何だろう?~基礎編Ⅰ

ダンス作品って何だろう?一緒に踊りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年1月9日(金)基礎編Ⅰ@北九州芸術劇場・稽古場

明けましておめでとうございます。
今年も始まりました「月1ダンス部」。
ダンスラボ2007「迷路のつくりかた」(撮影:平野愛)今月からは、ダンスラボ2007「迷路のつくりかた」(2007年9月 北九州芸術劇場 企画・製作)で振付・演出も行ってくださいました、じゅんじゅん氏。「迷路のつくりかた」私も拝見しましたが、想像していなかった舞台空間作りと、えっ??という驚きと楽しさがある、魅力的な舞台でした。
写真:ダンスラボ2007「迷路のつくりかた」(撮影:平野愛)

ダンス作品って何だろう?が今回のテーマですが、聞かれると難しいですね。観客が居ると作品?鼻歌を歌いながら体を揺らしたりするのもダンスかもしれない・・・ダンスにもいろいろなジャンルがある・・・と考えていると、じゅんじゅん氏が一言「自分は全く気にしていない」そうです。「面白いことを探っていくことを皆でしたい。それぞれ探すことがダンスを知ることであり、正解はないんだ!」と力強いお言葉。
それを探るために「ナビゲート役=じゅんじゅん氏」のワークショップが始まりました。

進行/じゅんじゅん

写真:じゅんじゅん学生時代よりマイムをを始める。その後コンテンポラリーダンスでの活動も開始。ソロ作品を発表するほか、岩淵多喜子、伊藤キムらのダンス公演にも多数出演。パフォーマンスシアター水と油を創設メンバー。水と油のメンバーとして、結成の1995年から一時休止の2006年3月までに国内22都市海外9ヶ国22都市で公演を行う。生まれ持っての空間を捉える才能と、独自の身体の動きでダンスファンのみならず多くの観客を魅了してきている。2007年、横浜ダンスコレクションR横浜ソロ×デュオ<Competition>+にて『審査員賞』受賞。その他、世田谷パブリックシアター野村萬斎演出の『国盗人』やNHKドラマ『トップセールス』におけるダンスシーン振付・出演など演劇やテレビ等の分野にも活動の場をひろげる。ダンスラボ2007「迷路のつくりかた」(2007年9月北九州芸術劇場 企画・製作)振付・演出。

「重心を感じる」

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年11月22日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

あと1ヶ月で今年も終わり。師走です。
そして、今回で坂本さん&森さんのワークショップも終了なんです!!
楽しいことは時間が経つのも忘れて、あっという間に過ぎていっちゃいますが、
この楽しさを伝えるために、今回も頑張ってレポートさせて頂きます。

今日の参加者は23名。その内初参加の方4名です。

円になって足裏マッサージから始まりました。
初めての方は何をするの?・・・ええぇぇ??
とドキドキしているようでしたが、確かに普段の生活でこんなに人と密着して、
知らない人の足を、しかも足の裏!を触るなんてないですよね。
みんなで自己紹介を兼ねながら、耳たぶもマッサージ。肩もマッサージ。

そして、森さんから大事な3原則。
自分のカラダをきく
相手のカラダをきく
自分のカラダは自分で守る

「ささえあう」「ゆるゆるセッション」

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年10月19日(日)@北九州芸術劇場・稽古場

昨日のワークショップのため少し筋肉痛・・・
そんな私の為にあるような「王様ゲーム」。
二人一組になり王様と僕に分かれ、王様の命令には絶対服従。
5分間マッサージをしてもらいました。心地よくて眠くなる。
眠くなる???8月24日の回も同じことを書いた気が。
コンタクト・イン・プロヴィゼーションって"体が気持ち良い"のです。坂本さんと森さんがいつも初めに言ってくださる3大原則。「自分のカラダをきく」ことで自分が今どんな状態なのかを把握でき、「相手のカラダをきく」ことで人の呼吸や状態が分かり、「自分のカラダを守ること」で無理をせずに自分のペースでできる。
無理をしないって普段でもなかなか難しいのですが、私はちょっと疲れたなぁって思ったら、すぐに休憩しています。座って他の方の動きを見ているのも楽しいですよ。

だから、まだ月1ダンス部に参加されていない方もぜひ1度参加してみてください。
運動を全くしていない私でも参加しているので大丈夫!心地よく汗をかきましょう♪

写真コレクション

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
写真コレクション2008年10月18日(土)のワークショップ

ステージ通信Q」の取材クルー、吉井秀喜さん(カメラマン)が撮って下さいました。
私がいつも撮っている写真とは比べ物にならない・・・さすがです。

ビデオ作品鑑賞会

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年10月18日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

ワークショップのあとは、19:30からビデオ作品鑑賞会。
『SKIN/ephemera』
『収穫祭』シリーズ
『水の家』
『踊りに行くぜ!!』
どれも素敵なものばかり、蔵出し映像もありましたよ♪

でもでもやはり、百聞は一見に如かず!

モノクロームサーカスさんの作品を見られるのはこちら

2008年11月15日(土)・16日(日)公演。日付も場所も福岡から近い!
『踊りに行くぜ!!vol.9 in 別府市中心市街地』はこちら

「きく2/うちとそと」「みちびく2」

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年10月18日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

すっかり秋の気配になりました。
2ヶ月ぶりのモノクロームサーカスさんのワークショップ
今回は新規メンバーが増え24名の方に参加して頂きました。
そして、取材クルー(公演情報誌『ステージ通信Q』)も参加しております。このワークショップの内容は『ステージ通信Q vol.23 2008冬号』にて掲載予定です。(発行12月末)ご期待ください!

踊りの楽しみを味わう。バレエクラス。

進行/中村恩恵
2008年9月1日(月)@北九州芸術劇場・稽古場

【内容】立ち方、軸の作り方などの身体の基礎を大切にした前半。それからクラシックテクニックにのっとったアンシェヌマンを美しい曲に合わせて踊ってみます。正しい身体認識に基づく表現の自由を楽しみましょう。

バレエはテレビ等の舞台中継で見たことはあるのですが、間近で見ることは初めてなのでとても楽しみにしていました。経験者のみのバレエクラスということもあり、今日はいつものワークショップとは少し雰囲気が違っています。
もちろん私は参加できませんが、写真を撮りつつ見学させていただきました。

「ふれる」「みちびく」

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年8月24日(日)@北九州芸術劇場・稽古場

・自分のカラダをきくこと
・相手のカラダをきくこと
・自分のカラダを守ること
この3原則は絶対に守って欲しいと、昨日に引き続いて教えて頂きました。

写真:8月24日ワークショップ寝てる!
ではなく、人間マッサージロールです。
2人一組で片方の背中をゆっくり転がります。重たいのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、これがちょうど良い指圧になって気持ちいい。
始まりから眠くなりました・・・

「ゆるむ」「きく」

カラダできく/カラダではなす:コンタクト・インプロヴィゼーション入門編
進行/坂本公成&森裕子
2008年8月23日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

コンタクト・インプロヴィゼーション」は人と人、あるいは人と物とのコンタクトを動きのきっかけとして即興で踊るダンスメソッドのことです。


今日は第一人者でもあるMonochrome Circus(モノクローム サーカス)の坂本公成さんと森裕子さんに来ていただきました。

写真:8月23日ワークショップ輪になって隣の人の足の裏を揉みつつ自分の呼ばれたい「あだな」を自己紹介して、みんなで何度もリピート。普段「○○さん」など苗字でしか呼ぶことが無いので、必然的に名前をインプット。一体感が出てきて、今日はこのメンバーで頑張ろう!と盛り上がってきました。

進行/坂本公成&森裕子

sakamoto.jpg◆坂本公成(さかもと こうせい)
演出・振付家/ダンサー
福岡県出身。大学で美学と人類学を学ぶ。'90年にMonochrome Circus結成。音楽家の野村誠や、山下残など複数のアーティストと活動を共にする。'96年「ダンスの出前」で有名な「収穫祭シリーズ」を開始。フランス、ドイツ、リトアニア、韓国、などでの、劇場、美術展から福祉施設、学校など、上演は国内外300回を越える。舞台作品でも、'00年の「リヨン・ビエンナーレ」で紹介されるなど、17ヵ国27都市で作品を上演。Monochrome Circusは昨年度から京都の老舗小劇場『アトリエ劇研』のフランチャイズ・カンパニーとして新たな活動を開始。一方、2008年で13周年を迎える「京都国際ダンスワークショップフェスティバル」のプログラム・ディレクター。京都芸術センター主催『Coaching Project』プロデューサーなどダンサー目線に立ったprojectから多くの若手ダンサーを育てている。


mori.jpg◆森裕子(もり ゆうこ)
振付家・ダンサー
日本一小さいコンテンポラリーダンサー。が、その小ささを感じさせない大きな空間と透明感のある動きが魅力。'93年にMATOMA France-Japonに参加以降、アヴィニヨン演劇祭など海外の大きな舞台に立ち続ける。'96年よりMonochrome Circusに参加。以降同カンパニーで振付・ダンスに活躍する。コンタクト・インプロヴィゼーションの指導者としても全国各地、海外でも活躍している。

踊りの楽しみを味わう。

進行/中村恩恵
2008年8月2日(土)@大手町練習場

イリ・キリアン氏の振付『 Whereabout unknown』の一部を中村さんが踊ってくださいました。

1歩を踏み出す瞬間、その前からが舞台。
空気と一体化してそこにそっといるような、しかし風を切って情熱的で柔らかい。5分ぐらいの短い間、この空間だけ世界が変わりました。

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踊りの楽しみを味わう。

進行/中村恩恵
2008年8月2日(土)ビデオ作品鑑賞会@大手町練習場

北九州で公演が行われたNoism07が踊る中村恩恵の作品"Waltz"を鑑賞します。作品の解説と共に、実際に作品内で行われていたワンシーンを体験してみます。

わっしょい百万夏まつり(8月2日~3日)が開催されており、小倉の街は人が多く、とても賑やか。

本日は大手町練習場にて中村さんの作品の鑑賞と解説を受けます。
"Waltz"は神話を基にした題材で、昔は完全だった人間が、男と女に分かれてお互い不完全なものになってしまう。そのことは、男と女、精神と肉体、光と闇、全体と個人、という全て対比できるものとして考えられ、その対比(男女)がワルツを踊ることによって完全な存在に戻る。

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踊りの楽しみを味わう。

進行/中村恩恵
2008年8月2日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

ダンスを踊ったことのない私がワークショップに参加・・・できるのかな?
と不安を抱えつつも稽古場へ。まずは参加者全員で円になって一人ずつ自己紹介。

ストレッチをしつつ、少しずつ身体を動かし、身体を感じてみる。
『身体を感じる?』
身体のここの部分を使っているんだよ。と自分に意識させ、どんな風に動いているのか、どんな感覚なのかを感じてみること。

 

・・・少し想像してみてください・・・

「まず、仰向けに寝て、海辺の砂浜の上にいることを思い浮かべます。
そのまま砂浜の砂を右手ですくって高く上げ、上げたらその砂を少しずつ落とし、手が軽くなるのを感じながら、手も砂の上に下ろしてみて下さい」

進行/中村恩恵

写真:中村恩恵横浜生まれ。舞踊家。1991年から現代の舞踊界のリーダー的なカンパニー、ネザーランドダンスシアターで主要ダンサーとして踊ったのち、オランダをベースにフリーの舞踊家として活動。近年では自らの舞踊活動のかたわら、キリアン作品のコーチとしてパリオペラ座をはじめ、世界中のバレエカンパニーやバレエスクールで作品指導にあたる。07年、横浜に舞踊活動の拠点として、Dance Sangaを設立。

日本と世界のダンスの魅力☆

秘蔵映像とヤサぐれトークでつづる
「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド」講座 in 北九州芸術劇場
講師/乗越たかお
2008年7月6日(日)@北九州芸術劇場・稽古場

第2回
「日本と世界の最新ダンス~ソロの魅力、群舞の威力」

2日目は、昨日に引き続いて受講された方がかなりいらっしゃいました。


↑講義の様子です。みなさんメモを取りつつ真剣に聞かれ、乗越氏の解説で笑い、楽しんでいただいているようです。昨日も今日も大体30名ぐらいの方に来ていただきました。昨日とは違うアロハで登場の乗越氏。
今日は日本のコンテンポラリー・ダンスの起源から講義が始まりました。

講師/乗越たかお

写真:乗越たかお作家・ヤサぐれ舞踏評論家。海外でも翻訳され、ベストセラーとなった「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイドHYPER」(作品社刊)は多くの大学でも採用され、世界最高のダンス・ライブラリ、NYリンカーンセンターをはじめ、パリのCentre National de la Danse(CND)にも収蔵されている。他に「ダンシング・オールライフ~中川三郎物語」「ドメイン~熊川哲也120日間のバトル」(ともに集英社)、「アリス~ブロードウェイを魅了した天才ダンサー川畑文子物語」(講談社)など著書多数。06年にニューヨークのジャパン・ソサエティからの招聘を受けて滞米研究。07年イタリアのダンス・フェスティバル『ジャポネ・ダンツァ』の日本側ディレクターを務める。現在は月刊「シアターガイド」、月刊「DDD」などで連載中。

月1 ダンス部始動!

秘蔵映像とヤサぐれトークでつづる
「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド」講座 in 北九州芸術劇場
講師/乗越たかお
2008年7月5日(土)@北九州芸術劇場・稽古場

第1回
「ダンス100年の歴史を100分弱で語り倒す~ダンスの意外なルーツを探る」

「月1ダンス部」創設の初日を飾っていただいたのが、ダンス評論家として有名な乗越たかお氏。大学の教科書でも使われている『コンテンポラリー・ダンス徹底ガイドHYPER』(作品社刊)を初め、月刊『シアターガイド』月刊『DDD』など連載されており、世界中のコンテンポラリー・ダンスを見て日本に紹介したり、日本のダンサー、カンパニーを世界に紹介するべく日夜飛び回っておられます。

乗越氏とはどんな人だろう?講師っていうから固い感じの方なのか?と思っていたら、アロハシャツに短パンというとってもラフな格好で颯爽と登場し、「ダンスとは、みんな感じているんだけど、言語化するにはまだ至っていないものを表現し、気づかせること。言語を介さない海外の一流の作品も100%楽しめる舞台芸術のことだ。」と、冒頭からアツイお言葉で講義が始まりました。
ダンス100年の歴史ということで、20世紀初頭から現代に至るまでのお話を当時の貴重な映像を見ながら乗越氏が解説されます。
お見せできないのが非常に残念なぐらいの映像満載!

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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