ダンス作品って何だろう?~発展編「発表」

ダンス作品って何だろう?一緒に作りながら考えてみよう。
進行/じゅんじゅん
2009年3月22日(日)発展編「発表」
@北九州芸術劇場・稽古場&リバーウォーク・アートラウンジ

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15:00から始まりました、3日間の集大成「発表会」!観客+参加者=50名程の方々が見にきて下さいました。
本当にありがとうございます。
初めにじゅんじゅん氏が「月1ダンス部」のこと、これから発表するに至るまでの経緯を簡単に説明。さぁ、始まりました!

※発表が終わった16:00から、稽古場でその日に撮影したビデオを見ながら振り返りを行いました。グループがどうやって作ってきたのか、また、その時に出たちょっとした感想をグループごとに写真の下に掲載しています。




題名「午後3時」(コンタクト)

感想
◆グループ
初日は何も決まらなくて、でも何かやってみよう、イメージを広げてみようというのを個人で出していってつなげられた。楽しくできて良かった!けれど、こんなコントな展開になるとは思っていなかった・・・。
◆じゅんじゅん氏
プレッシャーや緊張感を味わうのはとても良い。時間の取り方や間も良かったが、もっと詰めても良い。昨日の練習を丁寧に発展させていた。
◆参加者
止まる・動くの時間が進化していて良かった。
お客さんにコンタクトをしていたのも面白かった。
心がぎゅーっとする感じがして、良かった。最後の振りが風景と一体化していたのが良い。
ラインを描いていたのが面白い。
凝縮した部分と、4人の点の部分がgood!!



題名「びっくり人形展覧会」(コンタクト)

感想
◆グループ
丁寧に作れた。2人ずつのコンビで練習でき、焦ることがなかった。コンタクトから発展させて一つの作品になることが面白かった。
◆じゅんじゅん氏
作業がスムーズに行われていた。何をやるかを個人個人で把握できていて、見ることに無理がなくスムーズに演じられていた。絡む部分と、最後の部分をもっとタイトにしたら良くなる。
◆参加者
エネルギーがあってカッコ良かった。
男×男 女×女で分かれた使い方が良かった。
間合いがgood!!
初めの2人で踊っていたのが、ロマンチックでラブが溢れていた。
見せ方の誘導が良い。



題名「箱開く」(アイテム)

感想
◆グループ
1日目と全く違うところからスタート。不安が多かったが、終わってよかった。
初めは雲をつかむ感じだった。それぞれのイメージをどうつなげるか、まごまごしている時間も今となっては良かった。箱を立体から2次元につなげられた。
いつもと違う体を使ってみて発見があった。びっくりした。
◆じゅんじゅん氏
次を期待させる。物を使って周りを意識していた。物の使い方が良かった。
◆参加者
丸い物体と箱(四角)の対比が良かった。
物を使うときはもっと物に対して意識を持った方が良い。
間合いがgood!!
試行錯誤が見えて楽しかった。刺激になった。



題名「さっきの会話」(机とイス)

感想
◆グループ
どうしようかと思うときがあったが、今日に持ってこられた。1日目2日目でコミュニケーションの取れ方が全く違い、かなり進んだ。
◆じゅんじゅん氏
練習することで、ぐっと良くなった。やり取りが有意義に行われ、話し合いを持つことが良かった。
◆参加者
4人がバラバラの感覚を持つことで、4人ずつの世界観があった。
昨日よりやっていることがはっきり見えて、目線も意識されていた。
個性が出ていて良かった。



題名「目撃者」(机とイス)

感想
◆グループ
中心で引っ張っていてくれる人がいて、動きを合体できた。初めは流れを覚えるだけだったが、周りとの関係と最後の終わり方を育てることができた。
◆参加者
4人が揃っているのがカッコイイ!
イスを足でなぞるところが良かったが、もっと前の方でやると観客への生々しさが出るのでは?
タイトルと動きのパワフルさが出ていて良かった。
繰り返しの動きがあると強い。



題名「ハナサカゾク」(机とイス)

◆感想
◆グループ
写真のイメージからスタートさせた。
みんなが優しく教えてくれて良かった。
◆じゅんじゅん氏
神秘的で最後のシーンが棺桶っぽく見えた。時間配分をもっと考えることでもっと良くなる。
◆参加者
柔らかい動きで芯があって良かった。
4人が誰も見劣りしていなかった。
昨日より机へのコンタクトがクリアになっていた。
静かな動きが楽しい。
机をこうは使わないだろう、というところで使っていて、意外性があった。



題名「なに」(コンタクト)

感想
◆グループ
男女に分かれ振りを考えた。2日目は終わり方を見つける作業になった。そうすると始まりはどうする?と色々なことを試すことで、体に入れることができた。緊張はしたけど大丈夫な感じがあった。
◆じゅんじゅん氏
稽古がスムーズに進んだ。1つのことを鍛えることで良くなり、またはじめからお互いに意見を言い合えたことが良かった。
◆参加者
配置がうまかった。速い動きが入ることでアクセントになった。
男性2人の存在がファニー。
2人の呼吸が良かった。
人数が多いことで違いが見えた。


7グループすべての発表が終わった後の出演者全員の写真です。

本当にお疲れ様でした。

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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