2008年度「月1ダンス部」を振り返って

お久しぶりです!新緑が眩しくて美しい季節になりましたね。
今回は、これからの「月1」の紹介ではなく、2008年度「月1」の担当だった私の感想をお届けします。

2008年7月5日から2009年3月22日までの25回。なんとか休むことなく、参加して、見学して、撮影して、レポートして。大変だなと思う時もありましたが、思い返すと「楽しかった!」の一言に尽きます。


「月1」の担当になるまで、私はダンスを見たことがなく、もちろんやったこともなく。はっきり言って、全く興味なしでした。(申し訳ありません・・。)しかも「コンテンポラリー・ダンス」ですよ。全く聞いたことのない言葉から始まり、担当に決まった時は不安しかなく、必死にアートライブラリー(リバーウォーク5F)でダンス系の本を借りて読んでいました。が、いまいち分からない・・。

けれど、「月1」の初日を飾って下さった乗越たかおさんの、めっちゃ楽しいトークと秘蔵映像によって、「ダンスってけっこう楽しいかも」という思いになり、中村恩恵さんの素敵な踊りと雰囲気に、「ダンスってすごい、体だけで人に物を伝えられるのだ」に変わり、坂本公成さん&森裕子さんの楽しくて驚くことばかりのワークショップでは、「身体の感覚の発見と、人との関わり」を感じ、じゅんじゅんさんのダンスへの情熱と厳しくも的確なアドバイスは、「グループワークの無限の可能性と、観客へ"見せる"ということの難しさ」を知ることができました。

9ヶ月で25回。回数にしてみるとそんなにないのかな?と思うかもしれませんが、私にしてみると濃密&濃厚で、ダンスという今まで全く知らなかった分野と、自分の知らなかった体の感覚を"気付く"ことができた、第一歩だったと思います。そしてなにより、「月1」に参加して頂いた方達と、一緒にワークショップを行い、お話し出来たこと。それは「月1」の担当にならなければ決して会うことのない方ばかりだったと思います。

「コンテンポラリー・ダンス」という聞きなれない言葉も、今ではサラサラと使えるようになりましたが、「コンテンポラリーって何?」って聞かれると、実は今でも「??」な部分が多くてまだまだ掴めていません。日々新しい作品が出来ているのと同じように、ダンスも日々進化しているのだと思います。
そして、ダンスを全く知らなかった私自身の感覚が日々変わってきたように、このブログを見て少しでもダンスに興味を持たれる方がいたら、本当に嬉しいです。

何事も「やってみなくちゃ分からない!」という言葉通り、「月1ダンス部」も参加してみなければ分からないことばかりです。ダンスという分野から遠いところにいた私でも参加できたのだから大丈夫!
素敵な発見と出会いがあると思います!ぜひ参加してみて下さい。

さぁ、今回で私の書くブログも最後になります。2008年度で「月1ダンス部」の担当を卒業してしまいましたが、見学にはこれからも行かせてもらいますので、その時はぜひ声を掛けて下さい。
拙い文章に今までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


「月1ダンス部」のブログはこれからも新しい担当者に引き継がれて行きます。
お楽しみに!


2008年度「月1ダンス部」広報担当:鬼木

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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