エンゲキで私イキイキ、地域イキイキvol.04

『みつけた、新しい物語!絵本を作ろう、絵本を読もう。』 2日目

講師/上田真弓 会場/修多羅市民センター

2009年11月22日(日)

2日目はいよいよみんなで絵を描いて絵本を作ります。
絵本にとりかかる前に身体を動かします。

3人組になります。
並んで両側の人『木』、真ん中の人が『リス』です。
1人オニになります。
オニには3つの言葉があります。
「火がくるぞー」『木』の人が動きます。
「人がくるぞー」『リス』の人が動きます。
「嵐がくるぞー」全員が動きます。
さあ、始めますよ!

「嵐が来るぞ―!」

危ない!!逃げ遅れた!!大人げない!!!
などなど言葉が飛び交います。
みんな楽しそう。

終わったら、身体を伸ばします。

右手で隣の人の左肩を持って。

はい!ストレーーーーッチ

いよいよ絵を書きましょう。

まず、みんなで
「若松にあるもの」
「北九州にあるもの」
「ここにはないけれどあると嬉しい」
「100年前にあったもの」
「100年後にありそうなもの」
これらを思い浮かべていきます。言葉をどんどん真弓さんが書きとめていきます。

たくさん出ましたね。
この中の言葉を使って、自分たちの絵本作るために絵を描こう!
テーマは
『僕たちのまち―昔・今・未来―』
1億年後・1千万年後・100年後
現在をはさんで
100年前・1千万年前・1億万年前

この紙に描いていきます、大きいですね。

お昼ご飯をはさんで、みんな思い思いに絵を描いていきます。

色えんぴつ、絵具、油性、水性、クレヨン、なんで書いても大丈夫!

だんだん、形になってきました。

さあ、できあがりました?

読書が好きなので、本を描きました。

若松の街の思い出を描きました。

若松のずーーーっとずーーーっと昔のころの話です。

若松の街を描いています、河童もいますよ。
みんなが絵を描き終わると、真弓さんが絵の真ん中に切れ目を入れて絵本になるようにたたんでくれます。
絵を見ていると、物語が浮かんできませんか?
浮かんできた物語を発表してみましょう!!

昔、若松にいたかもしれない不思議な生き物の話。

昔のころの思い出の話。

車に乗ってドライブに行く話。

思い出の若松の話。

未来の世界の話。

自分の住んでいる街若松と、若戸大橋の話。

などなど、たくさんのお話しが絵と共に生まれました。
何気ない風景や思い出にもたくさんの物語が眠っている。
そんな事を気づかせてくれるワークショップでした。

最後はみんなで感想を話し合って、今回のワークショップは終了です。
外はとても寒かったのですが、ほんわりあったかな2日間でした。
みなさん、お疲れ様でした―――!

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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