舞台照明講座

2010年2月25日 (木) 照明講座1回目

始めまして「像のパレード」照明担当の久保田です。
今日は2ヶ月にわたるシアラボ2010講座の照明講座の1回目です。

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講師の大久保さんから、先ずは舞台照明の定義から講義が始まりました。


「舞台照明とは舞台上における、あらゆる光の効果を言う」

うん、何だか解ったような、解らないような?

平たく言うと、照明はと光で舞台に絵を描くことだそうです。

うん、これなら解る。

しかし、舞台で上演される演劇の中身を良く理解していなければ、本当の光の絵を描くのはむずかしいことのこと。
だからしっかりと基礎勉強をしないと、光のイメージを舞台に出すことができないのです。

基礎講座は電気工学から始まりました。
先ずは家庭にある電気ブレーカーの構造から勉強です。

 電力P(W)=電圧E(V)✕電流I(A)

中学時代を思い出して頑張るぞう!

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 フレミング左手の法則

 電線の許容電流


何だかややこしいなー。大丈夫かな!

 光度 照度 光の作用

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そうして、いよいよスポットライトの操作にかかせない凸レンズの特性である、球面収差や色収差について勉強しました。

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本日の講座の最後は、椅子に座った助手の人にいろいろな方向からスポットを当てて、明るさや光による顔の見え方の変化を勉強しました。

照明担当の私にとっては覚えなければならないことばかりで、頭の痛くなる長い講義でしたが1ヶ月後に迫った公演の「薔薇と海賊」では舞台に光の絵を描き、俳優たちを輝かせる照明ができるようになりたいと思っています。

何だか頼りない久保田からのレポートでした。

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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