俳優と舞台と照明と・・・そして音響と

2010年3月21日 (日) 舞台稽古15回目

さて、今日も午前中はテクニカルスタッフが稽古場を占領。各セクションごとにチェック!チェック!チェック!
音響班は、仕込んだスピーカーの設置方向や出力状況の確認。音響卓と舞台に分かれて動きます。
これから本番終了まで毎日行うことになるチェック作業なんですが、すでに仕込み図と変更が生じてる・・・。覚えられるかな・・・。
音響卓にはよじ登れないので、キューブを階段にして登ります(舞台班のおかげでもう一段追加されて登りやすくなりました)。

午後からは俳優で音響班兼務の長谷川くんに一人芝居をしてもらい、セリフがある状態での音のレベルや出入りのタイミングの確認作業を実施。
彼は自分の役だけではなく、他の役者のセリフや動きを把握しているので最適な人材!
ただ、一人何役もこなす彼の動きはいつもの胡散臭さ(いい意味で)が倍増。
ついつい彼の動きに見入ってしまい、肝心の"音"のチェックがおろそかになってしまいました。反省です。


0321thealabo2010.JPG

終盤、この作業を見ていた照明班からオープニングや場転のタイミング合わせの依頼あり。
しかし、お互いが自分たちタイミングでやるとなんだかしっくりこなくて・・・。数回の試行の後、照明と音響が融合した気持ちいいオープニングが完成。これを視覚化できないのが残念です。ぜひ本番で体感してもらいたいですね。

そして、夕方からは通し稽古です。
客席で"音"のチェックをするのが私の役目なんですが、さっきと"音"が違う!なんで?あ~、トランプ・・・!
明日の優先作業が決まった瞬間です。舞台班と照明班に"明日、音響班に作業時間をください!"ってお願いしなきゃ・・・。

山田さんからは大きな指摘はなかったものの、私の"中途半端"な決断箇所を削られました。
杉山さんからも注意されていたのに、情けないなぁ・・・。
台本や音響卓を見ながら"音を聞く"のではなく、舞台を見て・・・って何回も言われているんですけどね。講座で習ったことを実行に移すって難しいですが、本番を期待してくださいね。

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

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