◇仕込み◇

本日は、仕込み!

舞監(舞台監督)のチカちゃんが作成した
公演までのタイムテーブル。

 時間厳守!


まず初めに、稽古場の床にリノリウムを敷きます。
[リノリウム:樹脂製のマットのこと。建材の一種で、床材などに使用]

リノリウム。


「舞台を全部黒く」という演出家のオーダーがあったので、
今回リノリウムを敷くことになりました。

コロコロコロ~
 
キレイに並べる。


踏みながら伸ばす。
 
 
イチニ、イチニ。
 
テープで貼り付けて固定。

横も貼り付け。
 
リノリウムをキレイに敷き終わりました。

 

壁も黒い布で覆います。
 
 
黒々。

続いて、客席用のひな壇を組みます。
まずは一段目。
高さが7寸になるように平台を乗せていきます。
 
 

 

二段目。
1尺×1尺×6寸の箱馬の上に平台を乗せます。
 

 

三段目。
舞台技術講座で製作した2尺1寸用の馬足を
平台に取りつけます。
 
 

 

最後の四段目。
2尺8寸用の馬足を平台に取りつけます。
 

客席用のひな壇完成!
 
どどーん。

 


音響は、スピーカーを設置。
 


照明は灯体を設置。
[灯体:照明器具本体のこと]
 

 

そして、暗転作り。
[暗転:真っ暗な状態のこと]

真っ暗な状態にするため、窓をダンボールでふさぎます。
 
窓のサイズに合わせて段ボールを切り貼り。

 
これで暗転はばっちりです。


暗転が出来たところで、
照明さんのシュートチェック。
[シュートチェック:照明を当たるべきところに当たるように向きや大きさを調整してチェックすること]
 
明りが俳優にちゃんとあたるように。

音響さんもスピーカーから音が出るか、
音量の調節などをしました。

 
現状の稽古場。


無事に仕込み終わりました!
慣れない作業で、かなり時間も押し気味でしたが、
みなさんの頑張りでなんとか、予定通り完了。
機材も入り、音響・照明付きの稽古が可能になりました。

あとは、公演に向けて、稽古あるのみ!!


 

学芸事業とは?

北九州芸術劇場では、地域の人々とつながり、ともに育っとはていくために、学校や地域でのアウトリーチ(教育普及)活動や、作品の創造を支える専門家を育成する講座、舞台芸術を身近に体験してしてもらうワークショップなどの学芸事業を行っています。

2012年10月

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