March 03, 2007

Next Generation's Theater 07について
[4:お知らせ]

2005年より実施してきたNext Generation’s Theater(通称NGT)も今年で最後と なります。次世代の若手クリエーターに更なる活躍をと「場」を用意し、若手カンパ ニーと北九州芸術劇場とが共に作品を作り上げてきました。
その最後となる年に、芝居の原点である戯曲を強化してもらいたい、と考えました。俳優もスタッフワークも もちろん大切ですが、芝居はまず骨格となる「戯曲」が何よりも重要です。

そこで1 つの試みとして「文豪の作品を原作とする」というテーマを与えてみました。過去の 偉大なる作品をベースに戯曲をおこし、さらにその戯曲に対してドラマドクターの指導を入れることにしました。

ドクターは劇団太陽族の岩崎正裕氏に依頼し、若手作家と戦ってもらうことにしました。文豪や岩崎氏との対決で若手クリエーターたちがどう変容していくのか、その成長に期待したいと思います。

<公演日程>

●4/27(金)・28(土)
 のこされ劇場≡「蒲団-futon-」
 原作:田山花袋「蒲団」
 作・演出:市原幹也
 >>公演詳細

●5/11(金)〜13(日)
 劇団 二番目の庭 「崩壊」
 原作:芥川龍之介「歯車」「河童」「夢」
 作・演出:藤本瑞樹
 >>公演詳細

●5/18(金)〜20(日)
 tobugeki-union さかな公団
 原作:萩原朔太郎「月に吠える」
 作・演出:鵜飼秋子
 >>公演詳細

会場はいずれも北九州芸術劇場 小劇場。

Posted by 北九州芸術劇場 at March 3, 2007 12:17 PM