「第2回目WS」

皆さまこんにちは、広報いちです。

クライマックスシリーズで福岡県民の皆さまがソワソワしていた(...であろう)

11月上旬、「テトラポット」第2回目のワークショップが行われました!

 

今回は2回目という事もあり、出演者の方々もだいぶ打ち解けた様子でスタート。

 

しかし和やかな空気は瞬時に一変...。

 

出だしから何ともハードなプログラムが待っていました!

それは「エアバレーボール」です。

 

エアギターやエアあやや、は見た事がありますが、エアバレーボール...!?

 

言葉で説明するよりも見て頂いた方が分かりやすいと思うので、

一部始終を写真でお送りします!

 

まずは「しまっていこー!!」の構え。

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そしてアタック!

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レシーブ&ブロック!

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そしてまたアタック!!!

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2チームに分かれての試合形式で行われていたのですが、

1点入るたびに息があがっている...という位の白熱の攻防で、観ている私もドキドキ。

 

演出家の柴さんも輪の中に入り、かなり本気でプレーされていました!

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(右上の黒いTシャツの方が柴さんです)

 

通常のスポーツなどでもそうだと思いますが、このエアバレーにおいては

いつも以上の自己PRやコミュニケーションが大切。

 

「私取ります!」「○○さんお願い!」

 

と各自がどんどん声を出して、ボールを取ったり、他の人に委ねたり。

 

最初はうまくコミュニケーションが取れずお見合い状態に...なんて事もありましたが、

次第に、ほんとにそこでボールが動いて見えるかのような自然なゲーム展開が生まれました。

 

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(歓喜の瞬間)

 

エアバレーでコミュニケーションが取れた後、自己紹介タイムへ。

今回は「一回にひとつの情報のみを伝えて、それを延々繰り返していく」という手法。

 

始めは普通の自己紹介をしていたのですが、途中で柴さんから「嘘の自己紹介をしてください」という指示が。 

とはいえ、あくまで"本当っぽい嘘"というのが前提です。

 

「蝶々むすびが出来ません」

「昨年おばあちゃんがフランス人と再婚しました」

「昔くじゃくを飼っていました」

「マイケルジャクソンと握手をしました」

 

...と大小様々な嘘が繰り広げられ、時には柴さんから深く掘り下げられる事も。

その問いかけにもいかにもらしく答え、嘘にリアリティを持たせていく...というのが

役者さんの腕の見せどころですね!

 

そして今回のワークショップの締めは、前回も行った~16小節のわたし物語~の椅子使用バージョン。

 

今回は~学生時代の教室~に見立てて物語を展開。

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稽古場の空間内をひとつの教室と仮定し、

話し手は自分の席、他の役者さんは仲の良かった友だちや

印象的だったクラスメイト、先生となって教室のどこかしらにポジショニングします。

 

もちろん今回も、話し手が変わる毎に全員の座席場所が変わる為、全員椅子を持って移動!

身一つの時と比べて、椅子を畳んだり広げたり...という作業が加わるので

移動のリズムを掴むまでに少し時間がかかった模様です。

 

また"街"という広い空間から"教室"という狭い空間へ場所が変わった事で

話の規模や内容が変わり、それぞれの新たな一面が覗けた気がします。

 

舞台の設定、小道具の有無、ちょっとした変化をつける事で

見えてくるものが随分と変わる。とても面白い発見でした。

 

さて、次回12月はいよいよ最後のワークショップとなります。

次回はどんなプログラムが待っているのか!?私も楽しみです。

 

個人的には、またメリーポピンズの踊りが見たいなぁと思っています(笑)

 

北九州芸術劇場プロデュース公演について

2008年よりスタートした【北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズ】とは
1.北九州を感じさせる脚本内容
2.第一線の演出家が、一ヶ月以上北九州に滞在して創作
3.出演者は北九州・福岡をはじめ地元の人材を中心にオーディションで選抜
4.スタッフも劇場や地域のメンバー中心の布陣
5.東京公演を実施し、北九州から全国へ良質の演劇を発信
という5つのコンセプトをもとに創られています。

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