【キャスト紹介】折元沙亜耶さんをご紹介しません

折元さん<縮小>.jpg

『テトラポット』出演の大石将弘です。

キャスト紹介リレーの第2回。

今回は、さあやん(折元沙亜耶さん)をご紹介します。


や、やっぱご紹介しません。できません。

プレ稽古何回かと、1月に稽古がはじまって丸1週間、
共演者11人の人物像をなんとなくはつかんだ気でいて、
それぞれを、キャラクターっていう大きめの箱に、こう、分類して一段落したところです。

だがしかし、その分類作業の中で、どの箱にいれるかわからなくて、
間違いなく自分から遠い箱であることは確かなんだけれど、
どこだー、って思って持て余して、そわそわしているのが、さあやんです。

いったいどういう生活環境で育てば彼女のようになるのか想像できません。


さあやんは、だいたいにこにこしています。
にこにこしていない時を探すほうが大変です。
でもお芝居のときに急にきょとんとした顔もするので、にこにこ以外の表情ができないわけではなくて、
普通の人の素の顔っていうのが、にこにこなんだろうと思いますよ。

その時点で意味がわかりません。
るろうに剣心の瀬田宗次郎くらいしか知りません、そんなキャラクター。
瀬田宗次郎が伝わらないか。すみません。


さあやんに、怒ったりするんですか?ってきくと、
「怒らないんですよー」って言って、 
「その質問よくされるので、なんか悪いなって思って、
 『わたしだって怒りますよー』って答えちゃうときもあるんですけど」

その気の使い方もよくわかりません。


その人から真意が読み取れないっていうのは、でもすごく面白くて、
お芝居をしていても、彼女のことがよくわからないので、観ているほうは
すごくいろいろ想像させられて、それは同じ舞台上にいてもそうで、
なので揺さぶられて、とても楽しいです。っていうのは確かだなあと思います。

だから本当に、舞台上の彼女の、もちろん舞台降りていてもですが、
ふわふわした魅力に、本当に、魅せられますぜ、あなたたち。


ちなみに、
さあやんの嫌いな食べ物は、「揚げ豆腐」です。
こどものときに一回食べて、お人形の味がしたからだそうです。

お人形の味ってなにそれ!食べたの!?お人形食べてみたの!?
もう、わけわかんない!!

北九州芸術劇場プロデュース公演について

2008年よりスタートした【北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズ】とは
1.北九州を感じさせる脚本内容
2.第一線の演出家が、一ヶ月以上北九州に滞在して創作
3.出演者は北九州・福岡をはじめ地元の人材を中心にオーディションで選抜
4.スタッフも劇場や地域のメンバー中心の布陣
5.東京公演を実施し、北九州から全国へ良質の演劇を発信
という5つのコンセプトをもとに創られています。

2012年10月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31