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シアラボ07レポート
10月15日日曜日 石田磨矢

初日記です。いしだです。
シアターラボも2日目。
昨日の他己紹介をうけて多少の混乱があるものの、段々と「この人はラボの人だわ」くらいはわかるようになってきました。
今日は音響講座と照明講座です。
一言でいうと、「プロフェッショナルってこういうことなんだ…」と感動する講座でした。

音響講座はいきなりテスト(!)からはじまり、その解説という形で講座は進んでいきました。
自分の認識が如何にあやふやかを思い知りました。
電源ケーブルは順巻するということを初めて知りました。
音響家とは、台詞・雑音等を含む総ての音についてをみる「聴覚の演出家」であるということに衝撃を受けました。
発見ばかりです。

照明講座は、照明家という専門職について、この芸術劇場のスタンスについて、照明にかかるお金、舞台を構成するものについて…等々、現場を見なければわからないことを広くお話頂きました。
演出家は「観客の総代」であるというお話が印象的でした。
わかったつもりになっていること、共通認識だと思い込んであやふやにしてきたことがクリアになっていく感じがします。
どちらの講座でも最後に実際の舞台の映像を見せていただいたのですが、音響・照明ともの奥深さとパワーにただただ圧倒されるばかりでした。
そして、劇場スタッフの方々のシアラボに対する真摯な姿勢を感じ、更に気合いが入りました。
次回以降の講座がとても楽しみです。

私がこの場に参加できたことは本当にラッキーだと思います。
皆すごいなぁ…と落ち込むことも多々ありますが、しっかり眼を見開いて集中して考えて頑張っていきたいです。

labo2.jpg
↑照明講座風景

Posted by at 2006年10月17日