シアラボ07レポート
11月11日土曜日 東由紀子
おはようございます。
今回レポートを担当する、室町モルモット団員の東由紀子(ヒガシ・ユキコ)です。
今日は『劇場塾 戯曲講座リーディング公演』当日でした。
私たちM・M団(室町モルモット団)から5名出演したのは、『やさしい女の眠る街』の方です。
この戯曲は、10年前に事故にあって植物状態になっている次女が、3日間だけ家に帰ってくることになりまして、その最初の晩の家を舞台に、次女を取り巻く家族内の人間模様を描いたお話なのですよ。
なんというか、なかなかヘヴィなお話でございまして、最初に台本を頂いてから何度も目を通したものの、一体どうしたものかとある意味途方に暮れてしまいました。
なんでかっていうと、『52歳で3人の娘(うち次女は植物状態)を持つ未亡人の母』という配役に戸惑ったのもありますが、舞台演劇初心者の私には、自分だけの力では台本の読み込み方にすぐに限界がきてしまうからなんですね。
実際稽古に入ってみて、
私って、こんなに台本読めてないんだ……。
ってちょっと凹みました。
でもリーディングに参加できることになったのは単純にとても嬉しかったし、私にとっては初舞台だったこともあって頑張りました。
初舞台の感想は、『今の私にやれるだけのことはやった!なんとか無事に終わって良かった!』です。
課題が山積みなのは自分でもわかってるんですが、あの限られた稽古時間と今の私の力量ではあれが精一杯でございました。
それでもなんとか無事に終えられたのは、本当に演出の市原さんと他4名の共演者のおかげです。
心からありがとうございました。
んで、後半の『フリル』。
これもですね、相当面白かったですよ。
自分たちが前半で終わっていたこともあり、純粋に楽しませていただきました。
泊さんの演出もとても良かったし、役者陣がスゴかった。
皆さん、オモロ過ぎです。
シアラボに参加できて、意識の高い方々から色々教えていただける。
本当にありがたいです。
福岡から通うのは決して楽ではありませんが、それだけの価値は本当にあります。
本当はもっとたくさん書きたいことはあるのですが、ただでさえ長くなっているのでガマンガマン。
いやぁ、シアラボ、マジでいいッスよ!
↑「やさしい女の眠る街」公演より
↑「フリル」公演より
↑「アフタートーク」より
(右端 「フリル」の作者:小島さん、
右から2番目 「やさしい女の眠る街」の作者:秋山さん。)