2006年04月24日

藤本瑞樹から見た明日のマコ
[1:愛と平和と藤本瑞樹]

あー。
えー……と。
先週の「愛と平和と藤本瑞樹」は作者取材のため休載させていただきました。

NGTも庭とさかなさんが終わっていよいよのこされ劇場≡を残すのみとなりました。
さかなさん。
観てきましたよ「明日のマコ」。

「愛と平和」というテーマを与えられて、みんなどう悩んだんだろう、というのをいちばんに気にしながら観てました。
福岡・西鉄ホールでの公演もあるので内容については触れませんが、観てて、キューブリックの映画を観ているような気分になりました。
視覚的にも感覚的にも。
きっと来週の「つる」は黒澤明です。
想像ですが。
そして庭はウディ・アレンと言い張っておこう。

ちょうど数日前にウディ・アレンが自作について語る番組を見るともなく見ていたのですが、コロスに喋らせることによって、台詞が可笑しくなる、みたいなことを言っていて、マコはそれを思い出させました。
あの脚本に対する演出・鵜飼秋子の勝利、という感じ。

とにもかくにもいいもの観たなあと思いました。
来週はどんなのかなあ。

しかしみんな「愛と平和」って聞いてよく作品創れるよなあ。
すごいなあ。
どうやって上演作まで行き着いたんだろう。
来週のアフタートークで訊いてみることにしよう。

ということで。
来週ののこされ劇場≡の千秋楽終了後、代表三者のアフタートークがあります。
お楽しみに。

Posted by 藤本瑞樹 at 2006年04月24日 13:38