2006年02月24日

第1回 ごあいさつ
[3:鶴を折る日々 by 市原幹也]

のこされ劇場≡の主宰、演出家の市原幹也です。
どうも。
どうぞ。
NGT06のこされ劇場≡「つる 〜あの日飛び去った夕鶴によせて〜」を、どうぞよろしくお願いします。

さて。
「つる 〜あの日飛び去った夕鶴によせて〜」はみなさんもご存知の民話「鶴の恩返し」がベースとなっています。
しかし、いったい、なぜ今、どうしてこうして「鶴」なわけ?
と、不思議に思われる方も、たくさんいらっしゃると思います。

そこで。
ぼくらの生活の中にある「鶴」をとりあげ、のこされ劇場≡がつくる「つる」の謎を解き明かしてみたい。
丁寧に、祈りを込めて、折り鶴を折るように。
ってことで始まる連載「鶴を折る日々」。
全11回に渡る連載、どんなことを書いていくのかというと。

【第1章 鶴ってどんな生き物?】
鶴の種類や生態について考えてみますね。
そして、さらに掘り下げて。
我々、日本人にとって鶴ってどんな存在なのかを探ってみましょう。

【第2章「鶴の恩返し」の謎と神秘】
第1章で得た情報を前提に「鶴の恩返し」の物語を読み解きますね。
なぜ鶴?なぜ女の姿?なぜ布を織る?などなど。
こう、ただの、民話じゃない、な。
と、そんなことを考えてしまうのです。

【第3章 のこされ劇場≡版「つる」】
そんなこんなで、いったい何故、のこされ劇場≡は「つる」なのか。
「つる 〜あの日飛び去った夕鶴によせて〜」はどんなお話になっているのか。
この時点で明かせる範囲で、すべての謎の核心に迫る最終章となる予定。
そして、皆さんと一緒に本番の日を迎えるわけです。

予定ですが、ほんと。
ほんと、予定ですが。
こんなラインナップでしょうか。

第1回 2/24 ごあいさつ
第2回 3/3 鶴の種類と生態
第3回 3/10 現代のなかにある「鶴」
第4回 3/17 日本人と鶴
第5回 3/24 「鶴の恩返し」の謎
第6回 3/31 「鶴の恩返し」から「夕鶴」へ
第7回 4/7 物語の向こうにあるもの
第8回 4/14 のこされ劇場≡がつくる「つる」
第9回 4/21 「つる」と「愛と平和」の関係
第10回 4/28(公演初日!) 鶴を折る日
第11回 おわりに

途中で、また違った謎にぶちあたって。
稽古場で、とんでもないことを発見して。
これらの予定が変更することもあるかと思います。
しかし、そうなった時の方こそ、のこされ劇場≡の本領発揮。
まだ見ぬ道を、どきどきしながら、力強く、歩く事ことになるでしょう。
かかってきやがれ、「愛と平和」。

ってことで、乞うご期待!
ブログも、公演も。
どうぞ。
どうぞよろしくお願いします。

それでは来週もお楽しみに≡!

Posted by 市原幹也 at 2006年02月24日 14:23