2006年03月22日

第四話 フィッシュマンズへの愛
[2:さかな公団のLOVE色々]

皆さんフィッシュマンズというバンドをご存知でしょうか?
フィッシュマンズは日本のバンドです。
90年代、ミュージシャンを「渋谷系」(UAさんとかね)という言葉でカテゴライズすることがありましたが、敢えて言うならフィッシュマンズは当時、この「渋谷系」と言われたバンドです。

好きなんですね〜。フィッシュマンズ。愛してる。

「さかな公団」という名前の「さかな」部分は実はフィッシュマンズからきています。(「公団」はマンションね。たくさん魚が住んでそうでしょ。)あまりに好きなのでつけてしまいました。(なんだ単純と、思ったろ。そう単純です。)

どこが好きなのかと、音楽性はさることながら、話し出したらきりがありませんけどね。

まず佐藤伸治(vo,&gu,)さんがとても好き。
残念ながら亡くなりましたが、もうこの人なしにフィッシュマンズは語れません。
フィッシュマンズって時期によって違いますけど、最終的にフィッシュマンズのメンバーは3人なんです。
それも、ボーカルと、ドラム(茂木欣一)とベース(柏原譲)。リズム隊ばっかり。だから音楽がリズム中心につくられています。
そして佐藤は詩人的センスに長けている人なので詩がとても良い。ふわふわと孤独感が漂った、だけど温かみのある詩です。
ライブ体力もあるので、ライブ録音盤は凄いです。

興味の無い方には全くどうでもいいお話かもしれませんが、お付き合いくださいありがとうございます。
前回のNGT、飛ぶ劇場オフシアターact,3『夕暮れスーパー』で聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

昨年、北海道で行われたライジングサンロックフェスティバルは佐藤を亡くしてから、初のライブ参加でした。
フィッシュマンズを愛するミュージシャン達がボーカルを務めていました。
全国から集まったコアなフィッシュマンズファンがそりゃあもう、おいおい泣いていました。
最近、活動再開そんなフィッシュマンズ、映画も公開されるそうな。

しかし、こんなに根強く人々に愛されるっていうのは本当にうらやましいことです。
フィッシュマンズに妥協はありません。目標、フィッシュマンズです。

Posted by 鵜飼秋子 at 2006年03月22日 17:06