稽古日誌

本日の稽古最終日をもって、稽古日記を終了いたします。いよいよ明日より本番を迎えます「雨かしら」ぜひお越しください。
劇場でお待ちしております。

稽古日誌
12月14日（木）　内藤裕敬

泊君からメールが入っていて、『旦過・元気食堂』で飲んでいるとのこと。稽古終わりに駆けつけると大塚ムネト君と二人で、もうデキ上がっていて、「内藤さん！福岡の演劇状況をどう思われますか？」だの、「北九の気合の入り方がね・・・」とか、えらく HOT な飲み会になっちゃって、「この梅酒うまいっスね！」てなこと言いながら気づくともう ０：３０分、「今日は、小倉で一泊しますわ」と大塚君の目はすわっちゃってる。とりあえずその店を出て、市場入口の『もりしたフルーツ』で生ジュースを飲んで冷静さを取り戻すと「明日早いんで」と泊君はチャリンコ押して帰っちゃった。「ホテルまでおくるよ」と大塚君を案内して商店街へ。「もう一杯やらんですか？」と大塚君。捜したけどどの居酒屋も閉まってしまって・・・。二人して『資さんうどん』へ入りビールとおでん。やはりそこでも熱く語り、時計を見るとAM３：００を回っていた。
稽古した記憶より、飲んでいたことしか覚えてないのに・・・。
明日、初日です。

稽古日誌
12月13日(水）　泊篤志

いよいよ本番直前です。
前座芝居に出演の泊です。
７年ぶりの役者っていうのに、あまり稽古できてません。
ドキドキです。
本編の稽古を見ていて焦ります。
皆、すごいよ。
いつもの彼らを知ってたりするので、その成長ぶりにちょっと嬉しくなります。
と同時に焦ります。
「お前はどうなんだ？」と。
芝居の前に出てきて恥ずかしいことは出来ません。
いや、ネタ的にはかなり恥ずかしいコトになってるんですが、それは観てのお楽しみ。
共演の大塚さんは涼しい顔で全力で演じています。
くそーさすが現役だなぁ、悔しいなぁ。
コッチはもう頑張るしかありません。
ちょっとした合間にセリフを喋ったりします。
トイレで。
チャリ漕ぎながら。
湯船に浸かりながら。
TVに飽きたら音を消して。
怪しいセリフを喋ってます。
ええ、全力で前座を務めます。
なんたって、本編が面白いんだもん。

稽古日誌
12月12日（火）　大塚ムネト

１１日　劇場入り

前説を頼まれ、「内藤さんが本を書いて演出してくれるなら」と、半分冗談で言っていた事が実現してしまった大塚です。
泊君と２人、内藤さん作・演出の「前説」稽古で汗だくになっています。なぜ汗だくかは、観てもらえればわかるのでここでは書きません。一瞬ではありますが、２人で全力前説やってます。
全力といえば、芸術劇場スタッフも全力です。今日から劇場入りでしたが、会場の小劇場に、劇場主力スタッフが結集しています。そして、集まった若手出演者達のために万全のスタッフワークを見せています。
全力投球演出の内藤さんを筆頭に全力スタッフ軍団が支える「雨かしら」。
出演する役者達は本当に恵まれています。きっと存分にやってくれるはずです。

稽古日誌
12月11日（月）　太田美穂

本番まであと4日となりました！スタッフの。
稽古場から劇場に乗り込んで、2日目。
一つひとつ、丁寧にシーンが作り上げられていきます。

今回の舞台、いろいろな「仕掛け」があります。
脚本上の仕掛けだったり、演出上の仕掛けだったり…
気づくと私も、稽古を見ながら内藤さんが作り出す「魔法」に引き込まれてしまいます。

ダイナミックで、幻想的で、現実にいる自分自身と照らし合わせ、切なくなって…
曖昧でごめんなさい。
あぁ…詳しく書けないのがとても残念！

真実と虚構が交錯する瞬間を、ぜひ、あなたにも見届けて欲しいと思います。
北九州芸術劇場で、待ってますっ！